2006-01-01から1年間の記事一覧

平成18年の師

今年もまもなく幕引きとなりますなぁ。最近、1年が早くなった。「あっ」という間でしたぞ。「あっ」という間だったが、それでもいろいろな方々にご薫陶をいただいた。恩師のトップ10は、梅原猛、福沢愉吉、河合隼雄、田辺聖子、丸山健二、若桜木虔、丸谷才一…

平成18年の師 その2

(上の「その1」から読んでね) さて、梅原猛は『梅原猛著作集』全20巻を買ったのが効いている。それまではそれほど興味がなかった。というより『空海の風景』で司馬遼太郎と大喧嘩しているので、司馬ファンのワシャとしては敬遠していた。でも接してみれば…

平成18年の師 その3

(上から読んでね) 若桜木虔のノウハウ本も4冊ほど読みましたぞ。《読書の際には、これらの項目(風景描写、心理描写、表情描写、台詞回しなど)に留意しながら、あくまでも感情移入するのではなく、長所は何か、欠点は何か……と綿密に分析しつつ、重箱の隅…

平成18年の師 その4

(上から読んでね) そして9人目には鈴木輝一郎を入れたい。鈴木さんには18年の当初に、とある講座でお世話になった。その関係もあって著書を買い込んでずいぶんと読んだものだ。その数、ざっと20冊、『何が何でも……』という本は2冊も持っている。 さて、ト…

パタゴニア

年の瀬もギリギリのところまで押し迫った今日此の頃、ワシャは本を読んでいる。昨日、地元の消防団が年末警戒をしていたので、午後10時くらいから陣中見舞に行った。結局、家に戻ったのは午前2時頃だった。 それでも6時には起床して、書斎(物置とも言う)の…

軍閥化 その1

あるNPOの関係者からこんな話を聴いた。 地元の自治体主催でNPOが中心となって行うイベントに消防署の協力を求めた。イベントに消防のコーナーを設けるので、救急救命などの指導をお願いしたい、と依頼したそうである。ところが件の消防署、NPOと思…

軍閥化 その2

(上から読んでね)「その代わり、全消防署所を統括する消防局が新たに設置され消防署の上に位置付けられているではないか」と消防関係者は嘯くだろう。うん、見た目はそうだね。ところが、消防職の大半は出先の署所に詰めて、署長の管轄下に置かれている。…

早朝の決心

昨日、東京で痛感したことがある。やっぱり自分の机周辺は整理整頓をしておかなければいけない、ということだ。(なんのこっちゃ) ワシャが向かって坐っているのが、巾120センチ、奥行き80センチのダイニングテーブルで、そこにパソコンのモニターがある。…

東京へはもう何度も行きましたね

いやー、今日、私用で上京しておったのじゃ。東京での数時間はたいへん楽しかった。何が楽しかったって?う〜む、それは言えない。言いたいんだけれど言えません。「王様の耳はロバのみみー!」 核心は話せないが、こんなことがあった。 東京駅午後6時30分、…

帝国の時代 その1

手元に1冊の地図帳がある。昭和9年に出版された『新選詳図 帝国之部』(帝国書院)の復刻版だ。当時の中学生を対象とした教材で、眺めているととても愉しい。 まず日本が広い。北はカムチャッカ半島のロパトカ岬を臨む占守(シュムシュ)島から南は赤道直下…

帝国の時代 その2

(上から読んでね) もう弁舌で危機を回避しようとしても無駄である。どこかでやっている茶番協議はお流れになってしまったではないか。今こそ日本の技術力、経済力を結集してこの国を愛する人々を守らなければならない。 今後、核保有国の横暴はひどくなる…

ゾウガメ

嫁と話していて、次に生まれ変わるとするなら何に生まれ変わりたいか、という話になった。嫁は、だんぜん『人間』がいいと言う。ワシャは、絶対に『ゾウガメ』がいいと言った。意見が合わない。「ワシャがゾウガメにするんだから、おまえもゾウガメにしろよ…

健在なり大川総裁(?)

日垣隆さんや小林よしのりさんに叩かれて、なりをひそめていた佐高さんが相変わらず元気だった。「ちょっと待った!教育基本法改悪、共謀罪、憲法改悪、緊急市民集会」でお元気な姿が見られたそうだ。でも、その集会でバカを晒したものだから週間新潮に叩か…

さらに人間ドック

【血液検査】 ワシャは注射が嫌いじゃ。だから検診でも血液採取が一番苦手なのだ。でもやらないといつまで経っても終わらないから仕方なく看護婦さんの前に坐る。この時、ワシャの脳の中は活発に働いている。「年配の看護婦さんと、若い看護婦さん二人、一人…

またまた人間ドック

【上部消化管X線検査】 最近のバリウムずいぶんと改良された。量自体も少なくなったし、バリウムの中に下剤が混ぜてあって翌日の便通も極めて快調なのだ。でもね、ちょいと昔は大変だった。 まずバリウムの量が多かった。検査の途中でゲップでもしてごらん…

人間ドック その1

行きたくないんじゃが、人事管理部門が行け行けとうるさいものだから、仕方なく行ってきた。 基本的にワシャは人間ドックなどと言うものを信用していない。ワシャの友人は人間ドックで異常なし(血圧は高かったけどね)と診断された2週間後に死んだ。その時…

人間ドック その2

(上から読んでね) 次に血圧、これは124の84、正常ですな。 心電図、くすぐったいのだ。 眼底検査、前のオッサンの額が脂ぎっていたので、検査台にワシャのすべすべのおでこがつけられまへんで。 聴力検査は、耳元でピーピーピーピーいうので、ボタンを押し…

想像力

所ジョージ『所ジョージの私ならこうします』(角川文庫)《想像力のない人生はもったいないですよ。せっかく人間として生まれてきてるのに、人間特有の想像力を鍛えずに、ただ服を着て、食事をして、暑さ寒さをしのいで生きていれば人間だなんて、なんかち…

卑怯者め

犯罪に上等も下等もないが、それにしても「振り込め詐欺」ほど卑しい犯罪はあるまい。今月中旬、新宿でクズが4匹警視庁に捕まった。バカはバカなりにシナリオを作って、ウィークリーマンションを借りて、振り込め詐欺をやったんでしょうな。だけど元がバカ…

ギンギンギラギラ

ワシャは曹洞宗なのでクリスマスというものにとんと縁がない。それでも世間ではキリシタンバテレンでもないのに、皆の衆が浮かれ騒いでおる。まぁそれでも子どもたちはプレゼントをもらえたりして嬉しいわけだから、それはそれでいいことにしよう。 でもね、…

岡崎・女子大生刺殺事件

平成14年年6月23日、愛知県岡崎市の静かな農村地域で女子大生が刺殺された。普段、事件のないところだったので田舎町は大騒ぎになったのを覚えている。 3年後の平成17年、20歳(当時17歳)の危痴害が殺人の容疑で逮捕された。「むしゃくしゃしていたので殺…

犬との確執

ワシャ家の数軒先に八つ裂きにしてもあき足らぬ性質の悪い犬がいる。名前は知らない。シバの入った雑種である。ワシャの通勤路に面した民家の駐車場奥の犬小屋がヤツの棲み処だ。 仕事を終えて暗い夜道を自宅に急いでいる。もうすぐコタツに入って「白波」を…

刈谷の赤穂浪士

赤穂浪士四十七士が、あわれ吉良上野介の首を挙げたのは12月14日の未明のことだった。討ち入りの日付は14日ということなのだが、実際には寅の上刻というから午前4時、現代で言えば、12月15日の早朝という頃合いだ。 だから赤穂浪士について書くのは今日のほ…

忘年会のシーズン、飲み過ぎに注意

いやー、夕べ、忘年会で飲み過ぎまして……つい先刻、あっちの世界から戻ってまいりました。《あったまいたい〜た、むねはむかむ〜か、ふつかよいだ〜よ、ぼくトラえもん》 馬刺しが美味かったですぞ。いい具合に脂がのっていてね、おろし生姜をちょいとのっけ…

我が意を得たり

鷲田小彌太『まず「書いてみる」生活』(祥伝社新書)を読む。その中に「トイレ本がなくては」という文章があった。《司馬遼太郎のエッセイ、紀行文の類の大部分は、トイレで読みました。》《トイレが西洋式水洗になり、排気がよくなり、清潔になりました。…

小津忌

先の大戦で小津安二郎と司馬遼太郎が戦場から生還したことは日本の文化にとって僥倖であった。 その小津の103回目の誕生日と43回目の命日が12月12日なのだ。この日はワシャの中では2月12日(司馬遼太郎命日)とともに重要な忌日となっている。だから今日ばか…

これほどとは……

昨日の夜の番組「熱血!平成教育学院」でのことだ。 弁護士と医者が回答者として出演していた。丸山和也と西川史子である。この2人が思いのほかバカだった。出演者12人中最下位が丸山、ドベ2が平山あや、ドベ3が西川となった。平山はタリントだからしかたが…

読書系

年末なのでパソコンの中の整理をしている。書き散らかした文章やダウンロードしたまんまの情報を種類別にフォルダを作って仕分けをしているのだ。それにしても1年の垢というのは膨大なものですな。 たまたま「購入本一覧」というフォルダがあって、その中を…

高村さんの話

作家の高村薫が今朝の朝日新聞で「知事の談合問題」について無責任なことをほざいている。《地方自治の現場で変革を担っているだけの人材は育っていない。》と前置きをしつつ、《知事も悪いが、そうした人を選んだ有権者も悪いし、責任がある。》と庶民を責…

本の痕跡

仕事帰りにブックオフに立ち寄る。そこで一冊の本を見つけた。瀧本敦『花ごよみ花時計』(中央公論社)、昭和57年第4版発行となっている。瀧本敦なんていう人はまったく存じ上げない。巻末の経歴を見れば、京都大学農学部の教授で専攻は植物生理学というこ…