2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

楽観と悲観と

コラムニストの勝谷誠彦さんが昨日の有料メールでイビチャ・オシム氏(元サッカー日本代表監督)のことを取り上げていた。1勝もできなかった日本はオシム氏の言葉を玩味したほうがいいと言う。 オシムさんが何を言ったのか。 http://www.sponichi.co.jp/soc…

プレデター

教育学者の齋藤孝さんが『嫌われる言葉』(講談社)の中でこんなことを言っている。 「上司の口にする『オレは聞いていない』という言葉は部下のやる気をなくさせる」と。これは実社会でよくある場面で、いちいち決裁をとれば煩雑で仕方がない。スピードが問…

長生きの秘けつ

あ〜よく寝た。この感覚は久しぶりだな〜。二年ぶりかもしれない。今日は「週休一日」の唯一の休み(笑)なので、朝寝を決めこんだというわけ。 周囲が明るくなってから夢を見ましたぞ。それが不思議な夢でね。ワシャが素っ裸で自転車に乗っているのじゃ。幹…

ABKAI

24日、25日と市川海老蔵の自主公演「ABKAI」が愛知県刈谷市のJR駅前で開催された。1500席の大ホールは満員御礼である。海老蔵の集客力はすごい。 座頭は海老蔵で、名題は市川市蔵だけ。歌舞伎役者は9人だけのこじんまりした一座である。 ま…

出番はいつかくる

6月22日の「ワンダフルライフ」 http://www.fujitv.co.jp/wonderful-life/ という番組がよかった。リリー・フランキーさんがメインをつとめ、ゲストは阿川佐和子さんである。自然体で生きる二人の対談だったので、まったく力みがなく、ついつい引き込まれ…

夏炉冬扇

ワシャは常に扇子を愛用している。大して高いものなんかは持っちゃぁいねえ。安物を何本か使いまわしているのさ。最近、気にいって扇いでいるのは、このあいだ歌舞伎座で買った代物でね、浅黄(うすき)色の地に「暫」の鎌倉権五郎のイラストが入っている。…

丹羽宇一郎

相も変わらず、媚中派がつまらぬ講演をしている。 http://www.yomiuri.co.jp/world/20140617-OYT1T50000.html?from=yartcl_popin 松江市で開催された講演会で、目の前でむざむざと国旗を奪われた丹羽宇一郎・前中国大使が、そんなこともあるが、《5分も歩け…

気になった番組

昨日、東海テレビで「ニュース男子決定戦!〜男は知識で勝負する〜」が放映された。午後4時からの番組なので、録画をして、「軍師勘兵衛」の後で見ましたぞ。 論陣を張るのは、勝谷誠彦、百田尚樹、堀江貴文、長谷川幸洋の各氏。進行役の大谷昭宏氏と中部大…

十代目三津五郎

今朝の新聞に、歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」のツアー宣伝があった。愛知県各地からバスで東京へ向かう。昼飯を東京築地の寿司屋で喰い、その後、東京駅、皇居・二重橋などを自由散策。午後6時ころから、ようやく歌舞伎座に入場する。納涼歌舞伎だから演目…

くらげの水族館

山形県鶴岡市立加茂水族館 http://kamo-kurage.jp/ が賑わっているという。それはけっこうなことだ。、 昨日、火野正平さんの「にっぽん縦断 こころ旅」にそのあたりが出てきた。視聴者の方からの手紙で、40年前に、その方が高校生だったころにスケッチ旅…

書き始めたけれど・・・・・・

残念ながら都議もふくめて地方議員のレベルはこの程度だろう。議員のレベルはそのまま有権者のレベルということになる。いくらなんでも議場で「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか(笑)」などという野次はサイテーだろう。 http://headlines.yahoo.co.…

田沼と白河

「田や沼や 汚れた御世を改めて 清く澄ませ白河の水」 「白河の あまり清きに住みかねて 濁れるもとの田沼恋しき」 前の歌は、田沼意次が失脚し、松平定信が老中の首座になって幕政改革に着手したころに詠まれた。その後、定信の改革が厳しさを増していく時…

仙石秀久

仙石権兵衛ともいう。戦国の武将である。美濃の斎藤氏に仕え、その後、織田信長に拾われる。秀久、なかなかの武者ぶりで、その雄姿風貌を信長に気に入られて、羽柴秀吉の馬廻衆に組み入れられた。 《少年のころから気が強く、機転もきいたが、しかし思慮の浅…

日本舞踊

先週、地元で日本舞踊の発表会があった。仕事上の関係もあり、それに唄や三味線、鼓、笛などの邦楽が好きなんですね。だからちょいとのぞいてきましたぞ。 そもそも日本舞踊というものは、歌舞伎踊りのことであり、歌舞伎の発達とともに歩んできたものと考え…

熱海五郎一座

今日はワシャの営業所が定休日なのでつい寝過ごしてしまったわい。飛ばされるのも悪くない。 昨日の続きの熱海五郎一座のことである。 三宅裕司率いる「熱海五郎一座」が「天然女房のスパイ大作戦」を掛ける。物語は夫の浮気のるいる証拠を見せられて、妻自…

東京日帰り

昨日、急遽、上京する。目的は六月大歌舞伎である。ただし、本日が営業日なので、泣く泣く日帰り(ビエ〜ン)。 昼の部の演目は「お国山三 春霞歌舞伎草子」、「実盛物語」、「大石最後の一日」、「お祭り」。大看板は、菊五郎、幸四郎、仁左衛門など。 上か…

無念無想の難しさよ

ワシャは今「禅」に興味を持っている。だから坐禅などに関しても、その関連の本を読んで試したりしているんですよ。でもね、表題にある「無念無想」というものがけっこう難しいのじゃ。 時間が取れればね、10分〜30分くらいは坐禅をする。まず座布団を2枚重…

火野正平さん

火野正平さんの番組に「にっぽん縦断 こころ旅」 http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_2014spring/20140612/index.html というのがある。火野さんが「チャリオ」と命名した自転車とともに、日本全国を走る旅の企画だ。 昨日の訪問先は、新潟県の山間の田…

修行

歌舞伎の話。 初代猿之助のエピソードが残っている。「忠臣蔵」で猿之助が寺坂平右衛門を演じた時、その妹役のお軽を六代目の梅幸がつとめた。芝居がはねて猿之助が帰って来ると、「梅幸はうまいなぁ、毎晩、実の妹に久しぶりに会うような気がして、芝居をし…

親と子

昨日、ネットでこんな記事を見つけた。「高学歴親が子どもを追い詰める 理論攻めで子どもの逃げ場なし」というものである。 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140610-00000008-sasahi-soci 要するに、高学歴の親は、自分の子供に最低でも自分レベ…

落語会

夕べ、地元で落語会。瀧川鯉昇、入船亭扇遊、柳家喜多八などが出演する。 鯉昇は、相も変らぬフワフワとした雰囲気で、客を鯉昇の世界に引き込んでいく。演目は「ちりとてちん」。知ったかぶりの男に腐った豆腐を食わせるという物すごい噺である。その臭いを…

顔二題

6月1日の日記で「人の顔」について書いた。 http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20140601/1401574547 小泉信三『平生の心がけ』(講談社学術文庫)の中に「人間四十以上になれば、自分の顔に責任がある」というのをふくらませたんですね。 昨日、久しぶりに2…

ミミズの必死

梅雨に入った。雨でもカッパを着て自転車で走り回っている。昨日、昼過ぎのこと、2mほどの自転車道を本社ビルに急いでいた。走行レーンの左右は植え込みになっていて、今の時期は立ちの低い雑草が生えている。 雨の中を走っていると、前方に道を垂直に横切…

病巣

ちょっと気になるニュースがあった。いつになったら彼の国は過去と決別し、誇り高く歩みだせるのだろう。こういうことをいつまでもやっていてはいけない。己の卑小さを喧伝するばかりである。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00000080-jij-kr …

今朝、気になったニュース

《日中の有識者らでつくる「新日中友好21世紀委員会」の非公式会合が5日、長崎市内で始まった。》そうな。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140605/plc14060511510007-n1.htm そこで中国共産党の唐元国務委員は、日中関係について「現在の問題は…

書くのはかってだけれど

今朝の朝日新聞の国際面にこんな見出しがある。 「植民地下の生徒 慰霊の碑」 冒頭はこんな文章で始まる。《ソウル市近郊の韓国京畿道安山市に戦時中、朝鮮総督府が管理する教育施設があった。朝鮮人の生徒が日本の植民地支配下で公民下教育を受けたが、劣悪…

ささやかな宴

昨日、某新聞社の偉い人が「三河安城」で途中下車してくれた。4月に東京のあるセミナーでご一緒したときに「また呑みましょう」ということになっていたのだ。ワシャは約束と信号は守る。 夕方、改札で待ち合わせをして、それからシャッター通りの商店街をぶ…

メモ

昨日、夕食を食べている時に、ふっと日記のネタを想いついた。これは面白いネタだと思った。イメージがいくつかふくらんで、しめしめと思ったものである。 最近のテレビはおもしろくない。平日の夜に見るべきものは皆無だ。だから、あちこちで録画をしておい…

たばかられたりー!

NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」が前半のクライマックスを迎えている。 片岡鶴太郎が演じる御着(ごちゃく)城主小寺政職(まさもと)が、家臣の黒田官兵衛を敵に売った。朋友の荒木村重が織田から毛利に寝返ったのを見て、優柔不断な政職も毛利側に鞍替え…

国土のすがた

小泉信三さんの話を続ける。 ワシャは(講談社学術文庫)を読んでいる。その中に「国土の姿」というエッセイについて昨日ふれた。この文章、実は、児童書の『私たちはどう生きるか』(ポプラ社)全20巻の中にも「国土のすがた」という題で収められている。…