2004-01-01から1年間の記事一覧

今朝の新聞から

なんと慌しい除日の朝刊だろうか。まさに今年一年を象徴するような内容だ。(奈良女児殺害事件36歳男逮捕) どうにもやりきれない事件だったがともかく解決した。奈良県警のお手柄・・・と、言いたいところだが、そうかな。 かなり早い時期から土地鑑のある3…

年の瀬に未曾有の大災害 その1

まもなく年がかわろうかというこの時期に、凄まじい災害が起きてしまった。最終的に10万人を超す恐れも出てきた。このスマトラ沖地震は日本で危惧されている東海、東南海、南海地震と同様のプレート境界地震であり、とても他人事ではない。 昭和19年(1944)…

年の瀬に未曾有の大災害 その2

昨日の朝のワイドショーでスマトラ沖地震の現地入りしたリポーターたちからの報告が放送されていた。現地は想像以上に酷い有り様だった。日本は直ちに最大級の支援をすべきだろう。それはそれとして、間抜けだったのはそのリポーターたちである。ある女性リ…

初場所に期待する

「NHK大相撲中継 とじ込み保存版 全相撲人名鑑 決まり手集」を買った。部屋別の写真名簿も充実している。全関取の着物姿が1ページに全身カラー掲載されており、思わぬ力士の思わぬ着こなしに感心できたりもする。 センスのいいのは雅山だ。黒地に満天星…

やっと終わるかクリスマス

昨日はクリスマスイブだった。残業の好きなお父さんも、赤提灯の恋しい旦那さんもこの日ばかりはクリスマスケーキを購入していそいそと自宅に帰ることだろう。仏教徒だろうとイスラム教徒だろうとクリスマスをイベントとして楽しむのは、それはそれで構わな…

地方の夜明けは遠いのか

国政レベルでは密室型の腹芸政治というのが減少してきた。例えばその典型は北海道のスーさんだったり熊本の松ちゃんだったりするのだが、情報を公開してはっきりと国民にわかる形で物事を進めて行く政治家の台頭ですっかり影が薄くなってきている。 でもそう…

安全で安心な社会はどこにいったのか

筍子に「人之性悪、其善者偽也・・・」で始まる一節がある。要するに「人間はもともとバカのである。善なる性質は後天的に努力して身につけるものである」ということであり、「人間は天性がバカから、指導者と法で教化しなければ正しくならないし、礼・義がな…

天に唾す

久々に富士山を見た。12月も後半というのに赤茶けた姿を晒していた。冠雪がないのである。素っ裸の富士山は異常な気象に警告を発している。 昨日の新聞で産経と朝日が鯨ネタを扱っている。産経は社会面で小型のミンククジラが増加して大型のシロナガスクジ…

東京休日

18日、19日と所用で上京していた。所用といっても歌舞伎座に行った程度のことだから大した用事でもない。 さて歌舞伎座、玉三郎と勘九郎が「梅ごよみ」で辰巳芸者の仇吉と米八を演じ、気風のいい啖呵を披露していた。二人とも年齢を重ねていい役者っぷり…

東アジアは落ち着かない

国民保護法制に想定される「武力攻撃事態」には次の4つの「着上陸侵攻」、「ゲリラや特殊部隊による攻撃」、「弾道ミサイル攻撃」、「航空攻撃」がある。この想定の前提として、いずれの国を敵国とするかで随分と違ったものになるのだが、この場合、経済発…

馬颯師走

師走にはいって飲酒をする機会が増えた。日本のサラリーマンは忘年会が本当に好きだ(私も)。飲む前にかき麻呂を飲んで、飲酒後にウコン液を飲んでいる。周りは「そうまでして飲まなくても…」と言うが、「そうまでして飲むのが酒飲みの真髄じゃー!」といい…

平時の残酷

日曜日に大河ドラマ「新選組!」が最終回を迎えた。史実とは大きく違っているところが随所に見うけられ、歴史をよく知るものからは「そんなことはなかった」というところばかりで、かなりいかげんな物語である。だが三谷幸喜の創作劇だと思えばそれなりに楽…

無常の人

小津安二郎が生まれて101年、亡くなって41年が過ぎた。小津は日本が世界に誇る名映画監督であり、彼の残した偉業は大きい。「東京物語」、「麦秋」、「晩春」、「秋刀魚の味」等々、日本映画の最高峰に位置する作品が目白押しだ。 また小津の作品にはい…

暖かい師走

12月だというのに、今日は上着がなくても大丈夫なくらい暖かい。異常だ。今夏の夥しい数の台風上陸といい、亜熱帯のような暑さといい、世界的なレベルで気候の変動が始まっている。にも関わらず異常気象を伝えるお天気おねえさんの声音はいつも明るい。も…

絶対評価は絶対におかしい

小中学校の通知表が相対評価から絶対評価に変わって、子どもたちはたいへん迷惑を被っている。絶対評価などと言いながら、その実、内々で5,4,3,2,1の割合が決まっている。その上に出来の悪い教員の主観の入る余地が増えたので、ますます内申点が不…

おすすめ2題

全国の自治体で12月議会が始まっている。ケーブルテレビで録画を放送しているところもあるが、面白いから一度は地元の議会を見にゆくといい。 原稿をシナリオどおりに読み上げる馴れ合い議会があったり、ヒダリ系の多い議会ではガチンコ議会があったりして面…

上から下まで・・・

全国的にNHKの受信料支払い拒否が拡がっている。そりゃぁまあ海老ジョンイル体制で不祥事が噴出しているので、視聴者の怒りもわからないわけではない。公式発表で11万3000軒が不払いということらしいが、こんな数字ではないような気がするけどね。 払わな…

気候変動

師走というのに全国各地に暴風警報、大雨、洪水警報がでまくった。愛知県でも深夜から風雨が強まり午前2〜3時は暴風が荒れまくった。この状況は低気圧なんて代物ではなく間違いなく台風だった。12月5日というのに風は生暖かく、目の前の公園は紅葉真っ…

すまじきものは宮仕え

3日の朝日社会面にあわれな記事が載っている。 文部科学省の係長が市民団体の申請した大臣の賞状を作成するのを忘れてしまって、苦肉の策で自分の手で手作り表彰状作成してしまったとさ。 文部科学省はこのノンキャリの係長を懲戒処分にしたうえ、更に刑事告…

若者たちが働かない その1

全国の中小企業の3K仕事を外国人労働者が支えてくれている。そのことは本当にありがたいことだと思っているし、日本に同化していこうと考える外国人なら歓迎をしたい。当局も日本人も真摯に労働市場の底辺を支える真面目な外国人と不良外人を同一視しては…

若者たちが働かない その2

極論かもしれないがバカに教育を施す必要はない。中学までの義務教育で充分だ。11月24日の産経に〈「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ「留学生以下」お寒い大学生〉〈「憂える」=「喜ぶ」!?/短大生35%中学生レベル〉という記事が出ていた。でしょ…

自己中な奴らばっかり

(「犬も搬送しろ」救急隊員を殴る) かつて犬を飼っていたことがある。ようやく成犬になったばかりのころで、ゴミ捨てに行った妻の後姿を追いかけて車道に飛び出し車にはねられた。妻は父親に頼んで車を出してもらい犬猫病院まで犬を搬送したが、その途中で…

「記憶にございません」って、言うじゃな〜い

いやぁー、月、火と死ぬかと思うくらい仕事をしてしまった。職場の連中は定時でさっさと帰宅して家族で団欒をしているのだろうが、こちとらは寒寒とした事務所で徹夜仕事になってしまった。責任者でてこーい!(人生幸朗風) そうそう橋本くん、いつもは偉そ…

ちょっと早いけど九州場所総括

大相撲九州場所はほとんど見なかった.朝青龍の独走が見えていたし大関陣の不甲斐なさも分っていたからである。案の定、綱取りのかかった大事な初日に小心者の魁皇は格下の琴光喜に取りこぼし、武双山は4日目で引退し、栃東は6日目で大関を陥落し、千代大海…

素晴らしき西三河

西三河では田園地帯で粘土の採掘が頻繁に行われている。この粘土が高浜あたりに運ばれて三州瓦になるのである。 粘土の採掘はこういった手順で行われる。まず粘土採掘業者が農地の所有者に交渉して土地を借りうける。もちろんこの際に金が動く。業者は作土を…

顔の責任

先日、韓国人気俳優ペ・ヨンジュンの写真展がソウルであって、そこに本人が立ち寄ったらしい。それを聞きつけた熱狂的な日本のおばさんたちが殺到した。そんなことはどうでもいいのだが、そのおばさんたちの顔のことである。 テレビインタビューに「すてきー…

新潟中越の災害現場から その1

21日から新潟県中越の川口町に入った。関越自動車道から川口町入りをしたのだが、町の中心部に続く主要幹線道路は大規模な崩壊のために未だ復旧されておらず、傾斜の厳しい地元道を大きく迂回しなければならなかった。川口町に続く唯一のその道ですらあちこ…

新潟中越の災害現地から その2

仲間が従事した「料理屋の障子張り」仕事は、どう推し量っても災害対策として喫緊の仕事ではない。障子が破れていても人の命に別状はないのである。要するに営業するのに支障があるというだけのもので、本来、災害ボランティアがする仕事ではあるまい。それ…

突然ですが

急遽、新潟県の中越地方にゆくことになりました。戻るのは24日になると思います。ああ、時間がない(出発は午前5時)、それじゃぁ行ってきます。

目新しくない

(タレント文化人) 北野武の兄とかいう男がやたらとテレビの報道番組に出演して、コメントなんかをつけているが、あいつはいったいなんなんだ。コメントといっても、武口調を丁寧にしただけで「怒れちゃいますね」とか「心配になっちゃいますね」といったあ…