2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カラスの勘三郎

数日前から、早朝のウオーキングを再開した。熱波が日本列島に襲来して以来、身の危険を感じ、止めていたのだ。このところ朝夕の気温が下がってきて、なかなか心地よろしい。虫の集(すだ)きにも誘われて歩きはじめた。 とはいっても夏は夏、午前7時の太陽…

どこに住んでいるの?

まったく気がつかなかった。朝日新聞「声」欄の投稿者の名前の横に住所地と年齢が記載されてある。(岐阜県各務原市 60)(神奈川県湯河原町 55)(神戸市垂井区 42)などと、かつては市区町村まで書いてあったものだ。それが最近の「声」欄では、(東京都 5…

秋めく

昨日、セントレア(中部国際空港)で、NPO法人の主催する講演会があった。ちょっとした関係があって臨席した。チラシはこちら。 http://www.toko.or.jp/NPO/20130628NPO.pdf 講演者は、東レ株式会社の相談役と愛知県安城市長だった。これはどちらもおもし…

正しい歴史認識

ワシャがつねに心掛けていることがある。それは、なるべく歴史を客観的に認識しようということだ。「正しい歴史認識」ではない。「客観的な歴史認識」である。 そもそも日支事変、大東亜戦争、太平洋戦争、それらを総括りして第二次世界大戦と呼ぶならそれで…

呉智英氏の卓見

昨日発売された『週刊ポスト』に評論家の呉智英さんが寄稿している。今、松江発信で大騒ぎになっている『はだしのゲン』についてである。 http://sankei.jp.msn.com/life/news/130826/edc13082616570001-n1.htm まず騒動を見てみよう。ある男性が松江市議会…

歌舞伎座

先週のことである。ワシャの歌舞伎仲間が所用で上京した。その折に歌舞伎座に寄って幕見を楽しんできたそうな。うらやましい。 例年なら、多いときには月に2〜3回は東京に出かけたものである。先代の歌舞伎座が健在の頃には、所用を済ませたのち、あるいは…

引き続き『蔵書の苦しみ』から

狂気の蔵書家というのはけっこういるものらしい。この本に登場してくる人たちは、ううむ、生半可ではないですぞ。3万冊の本に行く手を阻まれ、風呂に閉じ込められてしまった蔵書家とか、収入の7割を本代に費やす評論家とか……。 こういう異常な人たちの話を…

層状の蔵書

読書会で隣町に行った折に、駅前の書店に立ち寄って新書を一冊購入した。岡崎武志『蔵書の苦しみ』(光文社新書)である。 8月21日の日記で、増え続ける蔵書の悩みを吐露したばかりだったので http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20130821 グッドタイミング…

思わず拝んでしまった

イチローは塁上でヘルメットを脱いで深々と頭を下げた。その頭は高校野球の選手のように、あるいは出家のように丸められている。 まさにイチローはひたすら道を求める修行僧のようだった。その神々しい姿にワシャは思わず手を合わせたのである。チ〜ン。 ヒ…

読書会は楽し

夕べ、某所で読書会。課題図書は、堀越二郎『零戦』(角川文庫)である。いつもはワシャが仕切って、他のメンバーから感想などを述べてもらうのだが、昨日は、開口にメンバーの一人から「ワルシャワさんはなぜこの本を課題図書に選んだの?」という質問が飛…

爺さま伝説

ワシャは書庫に住んでいる。ワシャんちに来たことのある方はご存じだろうが、かつては家の北側の二部屋が書斎と書庫(物置ともいう)になっていた。ところがその後の本の増殖により、書斎も書庫になりはてた。それでも本は増え続ける。そのため1階北側にあ…

もう少し頑張ってくれよ

一昨日の日記に「警察力が低下している」というようなことを書いた。そしたらこれだ。 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013081990125051.html 愛知県知多署長がゴルフ場で飲酒後、車を運転して帰宅したという。おいおい、愛知県は10年連続で交通事故…

花木村月夜奇妙

見出しは「はなのきむらつきよのきてれつ」と読む。御存じ遠山の金さんの中村梅之助が主催する前進座の公演の舞台演目である。早世の童話作家新美南吉が28歳の折に書いた童話「花のき村と盗人たち」が原作となっている。 昨日、この前進座公演が近所の公会…

物騒な地域

愛知県岡崎市の強盗殺人事件のことである。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130815-00000031-mai-soci たまたま車で岡崎を走っていたら、まさにその現場に遭遇してしまった。JR西岡崎駅の西の踏切から北に200mほどゆくと左手に現場となった家が…

攻める方向が違っていないか

昨日の朝日新聞の社説がひどい。朝日新聞デジタル版は当日の社説しか読めないので、概要だけを記す。 『安倍首相が靖国参拝を見送った。支那・朝鮮との関係が冷え切っている。見送りは適切な判断だ。首相が「侵略の定義は定まっていない」と発言したが、対応…

クレーム文書について

引き続き「風立ちぬ」のタバコに対してのクレームの件である。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130814-00000005-jct-ent ネット上では日本禁煙学会に対する批判が噴出しているという。このクレームの是非が、やはりネット上でアンケートされていたが、…

お盆とタバコ

盂蘭盆会である。13日の夜、門口で迎え火をたき、盆迎えをする。14日、15日と精霊は家にとどまっているので、ワルシャワ家では14日に檀家寺から和尚さんに来ていただいて、ありがた〜いお経をちょこちょこっと上げてもらう。和尚さんといっても、代…

責任を取るということ

《菅元首相、原発事故で地検聴取応じず…告発否認》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130813-00000632-yom-soci 外国人献金問題などで追い込まれていた菅直人首相(当時)が、3.11の際に「しめた、これで政権を維持できる」と喜んだという話などどう…

零戦の敵

2日前に零戦の強さのことを書いた。昭和16年12月8日の日米開戦以降、太平洋上で零戦は圧倒的に強かった。アメリカの戦闘機のP39、P40と大きさはほとんど変わらないのだが、重量的に零戦のほうが50%ほど軽い。翼面荷重が極端に小さいので、旋…

「風立ちぬ」にも出てきましたぞ

中国共産党が、またぞろ喧伝を始めている。 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75306 《中国国防部(国防省)報道局は7日、環球時報の取材に「われわれは日本側のたゆまぬ軍備拡大を注視している。日本側の動向にアジア諸国と国際社会は強く警…

零戦が飛ぶ

「いたるところで零戦は、日本軍の爆撃機、艦隊、陸上部隊のための道をひらいた」 アメリカの著名な航空記者のマーチン・ケイディンは言った。 「日本軍の航空部隊は、ほとんど抵抗をうけないで、北部ニューギニア、ニューアイルランド、アドミラルティ、ニ…

歴史を指し示す人

ワシャにとってバイブルともいえるものは司馬遼太郎の作品群である。司馬さんの言葉は、何度読み返しても、その都度、得るものがある。迷える愚者にその進路を指し示してくれるものと信じてやまない。 今は、『街道をゆく』を読んでいる。昨日は第23巻の『…

朝日新聞の噂話

『寄生獣』『ヒストリエ』などの作者である岩明均が『剣の舞』という中編漫画を描いている。なかなかの名作だと思う。時代は戦国期、舞台は榛名山にほど近い城下町の設定だから群馬県。その町に剣術の達人(疋田文五郎)がいて、そこに男に化けたかわいい少…

お互い様

昨日の朝日新聞「声」の欄。トップは「隣国を思いやる度量見せる時」と題した77歳のご老人の投書だった。 内容をいくつか列記する。詳しくは新聞で読んでね。 稲田朋美行革相が靖国参拝の意向を固めたことを受けて《韓国や中国などの苦悩を思いやる自省は…

8月7日

ポツダム宣言の発表が1945年7月26日である。発表と同時に日本政府は内容の検討に入っている。降伏の決断には少し時間を要した。その空白が、朝日新聞などの捏造記事などもあり、アメリカには「ポツダム宣言拒否」というかたちで伝わった。 アメリカ大…

東シナ海の死

東シナ海が死のうとしている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130805-00000519-san-bus_all この現実を見た時、将来の歴史家たちは、昭和の初めに大東亜共栄圏を構築しようとした日本人を笑うだろうか。支那中国は経済的に発展はしている。しかし、モ…

自衛艦旗について

サッカーの日韓戦で、韓国サポーターが政治的スローガンを書いた横断幕を掲げたことについて。 これは歴史をていねいに紐解けば、韓国人の言っていることが、単なる言いがかりだということが理解できる。 それにしてもいつのまにか論点がすりかえられている…

野田佳彦評

コラムニストの勝谷誠彦さんが有料メールでこんなことを言っている。 「民主党の現在の不甲斐なさは、野田前首相に責任がある。処分するなら菅さんより先に野田さんでしょ」 菅直人より野田佳彦のほうが多少まともだと思っていたので意外だった。 勝谷さんに…

命より重いもの

今朝の朝日新聞の「声」に「最も尊い命奪う戦争は大罪だ」と題する投稿が載っている。論旨は、「この世に命より尊いものはない」「戦争は大罪だ」「どうしたら世界が平和になるのかもっと議論をしろ」「戦争することを可能にすると、祖国の平和を信じて死ん…

日本人の矜持

はたして日本人は、ここまで隣人から貶め続けられなければならないのだろうか。 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130731/amr13073110110001-n1.htm いわゆる「従軍慰安婦」というものは、一人の詐話師と、一人の左巻きの教授と、反日の新聞社が捏造した…