2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ばんざい

京都。三十三間堂近くのおばんざい屋。 昼時だったので、友だちと暖簾をくぐる。細い通路のようなところに、壁にむかってカウンター席が五つ六つほど連なっている。そこは満席だった。ワシャらは客の背後を通って、その先へと案内される。京風なんでしょうね…

瘠我慢(やせがまん)

《甘利氏辞任 突然の表明、与党衝撃 後任・石原氏に懸念の声》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000071-san-pol 客観的に見て、薩摩興業の社長とその裏にいる何者かが、甘利大臣の事務所を嵌めようと蠢いたのはあきらかであろう。頭軽めの代議…

残念な宴

いわゆるチェーン店の居酒屋である。6人の個室に7人が詰め込まれた。5000円飲み放題コースをたのんである。ワシャは、この「ただ飲めればいい」という飲み方が嫌いだ。幹事としては、5000円と決まっているので、集金、支払いが楽だし、どれだけ飲…

書評『日の丸を視る目』

写真家の石川真生氏の写真集に『日の丸を視る目』(未来社) http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624710934 がある。ご本人は「日本人ではなく沖縄人」と言ってはばからないサヨクなのだが、それにしても自国の国旗をここまで貶める感覚にはついていけな…

ヘタ文で笑わせるコーナーですよね

1月17日からずっとコラムについて話題にしている。コラム中の「〜だ」という語尾の「だ」率についてかなり触れてきた。この「だ」率については、名コラムニストでもある日垣隆さんが『エースを出せ!』(文藝春秋)の中で使われたのが初出だと思っている。 …

櫻井さんと糸数さん

昨日のBSフジ「プライムニュース」に沖縄県選出の糸数慶子参議院議員が出演していた。ピンクのジャケットにパールのネックレス、ヘアースタイルに化粧の仕方まで、故意に似せているのか、偶然そうなったのか、ジャーナリストの櫻井よしこさん https://ja.w…

「SPA」のたそがれ

仕事帰りに書店によって、雑誌の「SPA」を購入した。余程のことがないと「SPA」は買わない。その余程のことが起きた。巻頭言のコラムが最終回だったのである。 通常、雑誌は2つ「読みたいな」と思う記事があると買う。「SPA」は、コラムニストの勝…

京風

京都三十三間堂あたりで昼を過ぎた。ちかくにある「おばんざい屋」に入って、カウンターに陣取る。そこで、京都らしい風景を目にした。「位打ち」という言葉がある。「広辞苑」には載っていない。ワシャは司馬遼太郎さんの『義経』で知った。 《――位打ち と…

御礼参り

与謝野蕪村に「夜色楼台図」という名作がある。小っこいのはここで見られるが、大きいのは探して見てください。 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/101225/ 横長の画面に冬の夜の山々を背景にした町家が展開する。静かな絵である。蕪村はどこにも京とは…

コラムの話

3日前に「いいコラムが読みたい!」と叫んだ。とくに「SPA」の勝谷誠彦さんや「エコノミスト」の日垣隆さんのコラムが読みたいと書いたのだった。 そのお二人が、直近のメルマガなどで新聞のコラムについて触れておられる。 勝谷さんは、劣化の歯止めが…

SMAP奴隷論

「奴隷はなぜ逃げないのか−SMAP独立騒動から」と題された論文が秀逸だ。 http://agora-web.jp/archives/1667223.html まず、芸能界というついこの間までヤクザのしのぎだった業界には、中世のような「キルド」や「座」が未だに存在している、と前置きを…

雪やこんこ

ワシャの自宅周辺は大雪だ!もちろん岐阜のスキーの先生の家や、福島の友人の家のあたりにくらべれば「屁」みたいな雪なのだろうが、こりゃあ交通はパニックになる。ワシャも今朝はカッパに長靴で出発しようと思っている。 いい面もある。雪を見るとがぜん調…

名コラム待望論

もうどうでもいいとは思いますが(笑)、「週刊朝日」に掲載された北原みのり氏のコラム「『慰安婦』問題から見える地獄」について。 前段は「慰安婦」に関する「日韓合意」について、「当事者の女性たちに知らされてないじゃないの!」と憤り、(憤るなら韓…

体重

週末に友だちとちょいと呑みにいった。 このところ、知人に会うと「ワシャさんやせたね〜」というのがお決まりだった。「やせたやせた」ってブーデーだったころは、うれしかったけれど、BMI(標準体重)が基準値を下回ってしまった現状では、会う人ごとに…

いいコラムは消えていく

またおもしろいコラムがなくなった。『SPA!』の巻頭コラムである。勝谷誠彦さんが書いていた。かつて『エコノミスト』には日垣隆さんが書いておられて、そのころは、各誌の巻頭言を読むのが楽しみだった。それがどんどんなくなっていく。しかし、昨日、…

いろいろなコラムがあるなぁ

作家の北原みのり氏は、週刊朝日に「ニッポンスッポンポンNEO」というコラムの連載を持っている。今週は《「慰安婦」問題から見える地獄》と題したコラムである。なにを言いたいのかよく解らない文章なのでじっくりと考えてみたい。そういいながら、ちょ…

寡占化

SMAPにはなんの興味もないが、最近、テレビを見ていると、いささかジャニーズ事務所のタレントが多すぎないか、と思う。紅白歌合戦にしてもそうだった。司会の井ノ原くんにはじまり、嵐、関ジャニ、郷ひろみ、近藤真彦、SMAP、TOKIO、V6が大…

地図記号の変更

《「卍」ナチス連想で三重の塔に…外国人向け記号》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160113-00050068-yom-soci ホントに日本人って、他国に遠慮ばっかりしている。なんでもかんでも外国人に合わせてばかりいると、日本の文化そのものが萎靡していってし…

尊敬する人

ワシャは司馬遼太郎を尊敬しているものである。人生の師として司馬の言説を噛みしめながら生きていこうと思っている。 でも、司馬さん、三河人には厳しかった。 《戦国の三河人は、隣国の尾張侍のような機略はなく、美濃侍のような智謀はなく、駿河侍のほど…

能の発表会

昨日、名古屋で観世流の会があった。仕舞、連吟、素謡、舞囃子などで、お能そのものをやるわけではない。能楽師の大槻文蔵さん、大槻裕一さん以外は名古屋のお弟子さんが舞台に上がってくる。 ワシャは昼過ぎまで所用があったので、午後遅くに能楽堂に行った…

真田○

NHKの大河ドラマ「真田丸」がおもしろそうだ。少しホームドラマ臭があるが、少なくとも去年の「花燃ゆ」よりも期待ができる。NHKの中にいる「男女平等だから主人公は一年おきに男と女で交代にしよう」というバカのおかげで、大河ドラマが一年ごとにつ…

自分以外はみんなバカ

中央官僚、とくに大蔵系に多いタイプだ。 予算書や決算書に強く、理路整然とした議論ができる。細かいところまで目が届き、実務派で手堅い仕事をする。これはこれで組織としてはとても重宝な人材である。間違いがないから安定的な仕事をする。だから中央官庁…

六曜つづき

《六曜付きダイアリー配布へ 佐伯市、市長のおわび添え》 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/216801 大分県佐伯市の作成したダイアリーが議論をよんでいる。12月27日の日記 http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20151227 にも書いたけど、「六…

人生は楽しいぞ

近くの踏切で中学生が自殺した。成績が下がったことを悩んでのことらしい。 http://www.sankei.com/affairs/news/160107/afr1601070007-n1.html おそらく真面目な少年だったのだろう。たかが学校の成績がどれほどのものか。人生にはもっと楽しいことも味わい…

突然、宴

昨日、社のOBの方から電話があった。 「今日、3人ばかり集まるのだが、ワシャくん時間ある?」 仲のいいOBが、伝説の大部長(70歳)と呑むことになって、「だったらワルシャワも呼べ」ということになったらしい。伝説の大部長に声をかけられて否やは…

弘法も不出来にあやまりまっせ

なにかとお騒がせの名古屋八事の興正寺がまたやってくれました。 《二つの本堂、初詣客ら困惑 総本山と前住職の対立続く寺》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160105-00000015-asahi-soci 《高野山真言宗の別格本山、八事山興正寺(やごとさんこうしょ…

買い初め

新年になってから本を買っていなかった。だから買い初めをしようとあちこちの本屋をまわった。でも、平成28年の第一冊目の栄冠に浴する本はなかなかない。週刊誌というわけにはいかないし、格のようなものが欲しかった。ブックオフも4日になって4軒覗い…

望月のまどかなる事は、暫くも住せず

早速、『徒然草』を読んでいる。「望月の〜」は、第二百四十一段の冒頭である。この段で兼好は言う。 《十五夜の満月といっても、まんまるの状態は一瞬のことであり、一夜の内にも、月の成長と衰えがあり、気をつけて見ていないとその変化に気づくことはない…

今年はなにをしようかな

最近、身近な知り合いが、この日記を開いてくれるので、だから、うかつなことが言えなくなってしまった(笑)。でも取りあえず、年初に際して、今年、取り組みたいことを列挙しておく。 もちろん仕事は最優先でやりますよ!それは大前提の上で、たわ言を聞い…

二日目フル回転

初夢は「吉」と出た。 目覚めた時に、心がほのぼのとしていた。こんな清々しい目覚めはいつ以来だろう。初夢の内容は話せないけれど、物語仕立てになっていて、その場面場面がおもしろい。やるべきことが滞りなくどんどんと進む、夢の中で大笑いしていました…