2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中津川殺傷事件

凄惨な事件が山間の町で起きてしまった。57歳の公務員が一家5人を殺害して自らも自殺を図ったが死にきれなかった。この定年を目前に控えた老公務員に何が起きたのだろうか。いくつかの要因の可能性を考えてみた。1、合併 老公務員が働く坂下町は岐阜県と…

読書ということについて

歴史学者の中村孝也の著作に「家康の族葉」という本がある。内容は徳川家康の先祖、支族、妻妾、子女について詳細な研究成果が縷々述べられている。その中に「家康の読書」という項があり、こう書かれてある。「家康は政治家としては、稀に見る読書人であっ…

アニメの姑息

家族で「NARUTO」を見ていた。敵と味方がにらみ合いをしていたら30分が過ぎて終わってしまった。「ありゃ!?」という感じだった。 オープニングの歌も長いし、途中のコマーシャルも延々と続く。そして7時50分に近くなるとさっさと終わる。どのくら…

さすが梅原

2月21日の中日新聞(夕刊)に哲学者梅原猛の随筆「思うままに」が掲載されている。この日の題は「新しい市の名称」である。 南知多町出身の梅原は「セントレアは似合わないよ」という。そして「美浜」という地名がもともとなかった地名だから、歴史的に意…

不審者は机と椅子でやっつけよう?

豊橋市の先生たちが金属バットやナイフで襲ってくる危地害に机や椅子を使って対抗する方法を県警の逮捕術師範から学んだという。ご苦労様・・・ 現在、全国の教育委員会は防御具として刺股などの導入を検討しはじめでいる(すでに配置したところもある)。し…

自分の評価

二人の知の巨人が言っている。 一人は、立花隆に追いつき追い越そうと一念発起し、立花隆が月に100冊の本を読んでいることを知るや、自分にもそのノルマを課してあらゆる分野の書籍を乱読している日垣隆である。彼は言う。「物書き業界に入った18年前、トッ…

心配していたのに

万博大好き人間を自負しているので、愛地球博のことはずっと心配してきた。http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20040221http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20040318http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&l…

女優たち

芸能ニュースについていくために、TVスター名鑑を何度か買っている。女性スター、男性スター、子役、グループ、文化人、キャスター・レポーター、アナウンサーのジャンルにわかれて記載されている。残念ながら全員の索引がついていないのでレファレンス本…

末期的バラエティ番組

氷雨が降っている土曜日の午後。テレビのスイッチを入れると、日テレ系列で「メレンゲの気持ち」という番組をやっていた。ホステスは久本雅美、相田翔子、若槻千夏、ゲストは横山めぐみ、坂下千里子などである。 この番組が実に寒々としている。何故かと言え…

南セントレア その後

南セントレア市にこだわっていたのは、やはり美浜町の町長だった。結局、歴史・文化の根ざした地名にすると、どうしても「知多」という地名が有力になってくる。そうすると南知多町の知多が優ったようで、美浜町の住民としては不愉快である、ということに過…

書棚から・・・

面白い本を見つけた。「永田町下級武士たちの決起」という本である。自民党の新人国会議員20人が、思いの丈を話したり書いたりしている。発行日は1989年12月5日だから、ざっと15年ほど前に出版されている古本である。 この本に登場する新人議員さんたちだが…

バカ四題

「走る車から30連発花火、3棟全焼させた4人書類送検」 バカが東広島市を走り回って車の中から花火を建物に向けて打ち上げ、建物3棟を全焼させてしまった。元暴走族というから頭の方も大したことないのだろうが、想像力というものがまったく欠落している…

「15日午前7時50分ごろ、福島市丸子漆方の市道で、登校中の同市立鎌田小2年の男児(8つ)が、通りかかった若い男に『おはようございます』とあいさつしたところ、男は『うるさい』などと怒鳴り、いきなり頭を素手で殴られた。男はそのまま立ち去った…

ゴルゴに学べ

私は小心者なので普段から気をつけていることがある。例えば書店などで、本を物色している際に、背後に人が立つことがありますよね。そうした場合、少し場所を移動するか立ち位置を変えて、背後の不審者を必ず自分の視野に入れておくということを習慣として…

今朝のニュースから

(小2のそり、スノーモービルに激突) またスキー場で事故が起こった。以前に「スキーは楽し、でも注意!」http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20040211にも書いたが、基本的にスキー場というのは危険な場所なのだということを認識してほ…

苗字の日

佐藤、鈴木、高橋、田中という姓が日本人の苗字のなかでベスト4である。そう言えばこの四姓とも総理大臣を輩出している。佐藤栄作、鈴木善幸、鈴木貫太郎、高橋是清、田中角栄、田中義一。反面、総理大臣は貴種も多いから珍姓もある。西園寺、近衛、東久邇…

朝令暮改かい!

午後2時、あはははは・・・結果、視聴者からの抗議で生放送してるじゃないの。組織として末期的だね。

菜の花忌

大人司馬遼太郎が逝って九年の歳月が流れた。この国は司馬さんが心配したとおり、炉心が溶け国も人間も迷走しているとしか思えないような状況を呈してきている。乱世といってもいいだろう。 竜馬はいつ現われるのだろうか。(「今朝の新聞から」も読んでね)

今朝の新聞から その1

(ラグビー生放送 NHK,録画に変更) 今日、午後2時から予定されていたトヨタ自動車VS早稲田大学の生放送を明日の午前2時からの録画放送に変更した。何でか?というと、日本ラグビー協会が無断でジャージーにスポンサー名を入れてしまったからだそうだ…

今朝の新聞から その2

(氏家容疑者 名古屋で求職不調) 安城市の乳児殺害事件の犯人が、「求職活動をしたが見つからずイライラが募っていた」と供述している。犯行の動機を「自分のせいじゃない、仕事を与えなかった社会のせいだ」といい始めたのである。 それは違う。仕事は見つ…

いつの時代も歌舞伎役者は・・・ その1

天保12年(1841)、幕府の財政建て直しのために老中の水野忠邦が改革にのりだした。世にいう天保の改革である。ガキの頃は、教科書を額面どおりに受けとって、「享保の改革」、「寛政の改革」、「天保の改革」というのは素晴らしい政策だったんだ、と思い込…

いつの時代も歌舞伎役者は・・・ その2

さて、平成の世になって仲蔵の師匠筋にあたる中村勘三郎家に災難が降りかかった。 七之助の事件である。確かに七之助は酒に酔って前後不覚になり、人に迷惑をかけた。その上、暴力までふるうというのは絶対によくないことである。 が、あれほどマスコミが大…

祝!再検討

よかったよかった源義朝。 どうやら「南セントレア市」にならないようで、こんなめでたいことはない。南知多、美浜の住民はやはり賢明な人が多かった。 それに比べて合併協議会のバカさ加減は筆舌に尽しがたい。新市の名称公募ではなかった「セントレア」を…

たまには明るい話題も・・・

散歩に出た。そのついでにふらりと知立図書館へ立ち寄った。30分ほど雑誌をパラパラとめくっていたのだが、それにも飽きたので隣接する資料館に行ってみると、たまたま無料の企画展が開催されており「ラッキー」とばかりに覗いてみた。「まちかどのおばぁち…

スーパー幼児殺害事件の現場で

赤ちゃん刺殺事件がどうにも不愉快で脳裏から離れない。ワイドショーで氏家容疑者の貧しかった生立ちをやや同情的に報道していた。貧しいゆえに政治家になりたいという夢も叶わず、自暴自棄になったってか? そんなものではない。世間に貧しくたって健気に生…

この世界にケンシロウはいないのか

「北斗の拳」という漫画があった。ケンシロウという北斗神拳の伝承者が、拳法家の独裁者と闘い葬って、圧政に苦しむ人々を救っていく、というものだった。ストイックなケンシロウの生き様が格好よく、必ず悪人が「ヒデブッ!」とか叫びながら北斗神拳に倒れ…

白昼の狂気(続報)など

奈良女児誘拐殺人事件のことである。 殺害された女児の家は、女児の通う富雄北小学校と隣接の三碓小学校との校区境にあった。女児が殺害される2ヶ月ほど前に女児の自宅周辺に不審者が出没したことがあり、三碓小学校では保護者に呼びかけ注意を促していた。…

白昼の狂気 その1

愛知県安城市のイトーヨーカドーで一週間前に刑務所を出所したばかりの「危地害」が幼児を刺殺し、女児や女児を庇おうとした女性に暴行をくわえた。「危地害」氏家克直(34)は店内で包丁を盗んで、それを幼児の頭に突き刺した。氏虫はちびっこ広場で「殺し…

白昼の狂気 その2

かつて大久保清という犯罪者がいた。総計8人もの女性を殺害した殺人鬼である。大久保は府中刑務所を出所して、仮釈放後、わずか1ヶ月で連続殺人に手を染めるのである。 大久保という強姦魔が群馬県高崎市周辺にいるんだ、ということが周知されていれば、8人…

不条理なこと

う〜ん、世の中っていうのはなかなか思いどおりにはいかないものだね。ある自治体の話である。40年代半ば、日本の国力を世界に誇示した大阪万博も無事に終了し、時代は昭和元禄と呼ばれ我が世の春を謳歌していた。この時期に企業も地方自治体もこぞって社員…