2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

信配

都知事に名乗りをあげた小池百合子氏について田崎史郎さんが言っている。 《女性国会議員は変なのが多い。(中略)都知事候補で名前の挙がっている中に小池百合子について、安倍首相が言っていた。「あの人の動きを見ていると自分の調子がよく分かる」それは…

風呂の話

ワシャの家の風呂は近くのお寺の駐車場に面している。その駐車場、普段は使わずに大きな法事があるときとか、節分とかの行事の際に開放する。それ以外は閑散としていて、たまに近所の子供がボール遊びをするくらいの場所になっている。その駐車場はワシャの…

普通の人秀秋

NHKの大河ドラマ『真田丸』も豊臣秀吉の天下統一が成り、豊臣一族のわが世の春が訪れようとする天正19年前後の話になっている。 史実から言えば、主人公の真田源二郎がしゃしゃり出過ぎだし、奥女中のきり(長沢まさみ)もウロウロし過ぎ。信濃の山奥の真…

東大は優秀か

東京都知事にいろいろな人の名前が挙がっている。橋下徹氏、小池百合子氏、東国原英夫氏などなど、ミンミン党は元鳥取県知事の片山善博氏で固まった。 でもね、ここで思わぬダークホースが自民党から噂され始めた。噂というよりも、そのことを自民党関係者か…

選択肢がないけれど

今朝の朝日新聞「声」の欄。鹿児島県の女子高校生からの投書である。題は「18歳選挙権に戸惑っています」。要旨は「こんどの参院選で投票ができるが、政治状況が理解できていない。興味もない。なにより受験の大変な時期で、どう投票すればいいのか戸惑って…

重力

ううむ、このところ地球の重力が強くなっていないか。昨日も今朝もそうだった。いったんは重力に抗って起き上がるのだが、また重力に引き戻されて床に吸いつけられるように横たわっている。重力がきつい。 そんなアホな話はどうでもよかった。問題は「英国の…

落語会

夕べ、地元で落語会。出演は三遊亭遊かり(ゆうかり)、三遊亭遊里(ゆうり)、瀧川鯉昇(りしょう)、笹乃右女花(うめか)、春風亭小柳枝(こりゅうし)だった。 遊かりは女噺家である。まもなく二つ目になるとのことだが、寺の本堂に満タンの300人の客を…

隣人は恐い

《「みんなに迷惑かけないよう殺した」20年続いたご近所トラブルの末の惨劇》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000521-san-soci 殺されたほうが、執拗に嫌がらせをしていたのか……。それでも殺人というのは許されるものではないが、実際にひ…

大平正義

「目先の御利益を誇張的に宣伝して、有権者の歓心を買うようなことはいやしいことであると思った」 大平正義が大蔵省の事務官を退き政治家へと階段を進めたのは昭和27年(1952)のことだった。その時のことを後年ふりかえってこう言った。 最近の政治家には…

ストレス

朝から雨が降っている。アジサイが精彩を欠いていたので慈雨なのだろうが、少し強い。久しぶりの感じがする。 NHKスペシャルの「キラーストレス」 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160618 が放送された。よくぞこんなものでスペ…

窓口の風景

友だちからこんな話を聞いた。友だちは若い女性ね。その人は某社で窓口を担当している。いろいろな関係で日に何十人もカスタマーが窓口を訪れるそうな。 こんな客がいた。会社から何かの通知文が行ったらしく、それは未納分の支払い請求のようなものだった。…

米内光政

72年前の今日、マリアナ諸島とフィリピンの間に横たわる広大な海域で大海戦があった。日本からは空母9、大和、武蔵、長門など名戦艦をはじめとして56隻。米国は空母15を中心にして107隻であった。 陣容の数値としてはアメリカのほうが有利である。…

昨日の朝の出来事

ワシャは通勤に用水の上に整備された自転車道を使っている。総延長27キロあってサイクリングでもなかなか走り甲斐がある。ただ、ところどころ車道と交差しているので、そこのところばかりは注意して左右の確認怠りなくゆっくりと走行しなければならない。…

ヘンな人たち

東良美季さんの「毎日jogjob日誌」 http://jogjob.exblog.jp/ は、いつも優しい文章で綴られている。東良さんの何気ない日常を垣間見るのが楽しい。 ところが6月15日の日誌はいささか厳しい語調になっていた。 《かつてこの国には大企業や富裕層、つまり…

講演会の続き

昨日の「ひるおび!」を見た。といっても職場にテレビがないので、録画をしておいたものを夜に再生した。 ゲストは、一昨日講演を聴いた田崎史郎氏がメインゲスト席に座る。その隣から伊藤惇夫氏(政治アナリスト)、北川正恭氏(元三重県知事)、片山 善博…

田崎史郎氏の講演会

驚いたのは、東京都庁の会議室だった。14日夕方の都議会運営委員会理事会の会場となった会議室だ。委員らが長テーブルに10人ほど座っている。末席に舛添知事と副知事らがひかえる。その映像の中にクリスタル製の重そうな灰皿が、隅の脇テーブルに3つ4つ積…

大学は東京大学だ(呉先生)

一昨日の出版記念会の話の続き。 『五感の哲学』(ベスト新書)の著者である加藤博子さんと呉智英さんのトークバトルは凄かった。知的レベルが半端ではない。「本の話」だったり、加藤先生の「田舎の話」、呉先生の「東京大学卒の権威者の話」などはおもしろ…

勉強したほうが楽しいよ(加藤先生)

いやぁ昨日は忙しかった。 まず午前中は地元の市民会館に走った。そこで知人が主催する日本舞踊の発表会がある。そこに顔を出して、「まってました!」「ご両人!」「日本一!」などと声を掛けていた。義理のある出演者が多かったので、結局、昼過ぎまで大向…

銀の食器

小林よしのりさんが舛添都知事に関してこんなことを言っている。 《わしはこういうコソ泥にこそ銀の食器を与えたら見違えるように働くのじゃないかと思っている。》 ここに出てくる「銀の食器」は、『レ・ミゼラブル』で、主人公のジャン・ヴァルジャンが司…

浜野矩随

落語に「浜野矩随」(はまののりゆき)という演目がある。「落語」ときた瞬間に「あ、ワルシャワは、三遊亭円楽のことを書くつもりだな」と思った人は大正解。 まず「浜野矩随」という噺である。矩随は金彫師の二代目なのだがまったくうだつが上がらなかった…

夕べからの出来事

《都議会が集中審議へ=舛添氏は給与減額の意向―政治資金流用問題》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160608-00000150-jij-pol 一般質問での各党の厳しい追及を受け「給与の減額をする」と言いだした。でもね、ここまでくると10%や20%の減額では火に…

舛添氏の本棚

舛添知事の書籍購入については思うところがあって、月曜日に公表された調査報告書を詳しく見ている。舛添氏(政治団体)が購入した書籍をつらつらと眺めてみると、なかなか興味深かった。舛添要一という人間の読書傾向がよく解る。1300冊も公開されると、あ…

成分献血の話

どうだろう、30年ほども前のことになるか。 ワシャの務める凸凹商事と関係の深い病院から「血の気の多い若いやつを1人送ってくれないか」というオーダーが社の上層部に入った。「血の気」はO型と指定された。おいおい、ワシャはO型ですぞ。まぁしかしひ…

活気もどる

昨日、久々にオラが街に新しい飲食店が出来た。「彩り海鮮 KURAGE (クラゲ)」 http://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23060099/ という。 中心市街地の情報は集めておきたいし、新しい店が開店したのに「行っていない」とは言いたくないのでこっそりと覗…

本の断片

城山三郎さんが言っている。 「尊敬するに足る人を、一人でも二人でも多く持てるということ――それは、人生における何よりもの生きる力になることであろう」 見つけたのは『静かに健やかに遠くまで』(海竜社)の中。 宇野千代さんは元気だ。今朝の朝日新聞の…

未明に目が覚めた。枕元にあったペットボトルから水を飲み、用足しをしてまた布団にもぐり込んだ。いつもならこれで目が覚めてしまうはずなのだが、今朝はまた寝てしまった。 夢を見た。 ミゼットのような車に乗っていた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E…

書誌学者の谷沢永一さんは『人間通』(新潮選書)の中でこんなことを言っている。 「世界の歴史を見わたせば、波乱のない時代には英雄が現われていない」 日本でも同様である。いつの時代にも人材はいた。しかし上から下まで、まさに綺羅星のごとく英雄、豪…

まちづくり

《水木しげる聖地に登場した「砂かけ婆の砂」→反響ありすぎて即撤去に 鳥取県「遊び心のつもりが…」》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000004-withnews-l31 《ツイッターなどで話題になっていることを聞くと、「(設置して)ツイッターなどで…

書店にて

昨日、仕事の帰りにいつもの駅前の本屋に立ち寄った。雑誌コーナーを物色していると奥のレジカウンターのほうから男の声がする。なにやら国際情勢について滔々と語っている。本棚ごしに窺えば、初老のオッサンで、見覚えがあった。このオッサン、以前に図書…

ムーンライト・セレナーデその3

昨日、家探しをして本を見つけた。篠田正浩『私が生きたふたつの「日本」』(五月書房)である。第2章に《司馬遼太郎と「瀬戸内少年野球団」》という項があった。そこに、正月の訪問客を逃れて京都のホテルに逃げ込んだ話がある。そこで、やはり同様に東大…