2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

車内の風景

昨日の上京する新幹線車内での出来事だ。 東海、東南海地震での列車の脱線が嫌なので、乗る車両は最後尾から2番目の禁煙車両と決めている。つまり上りなら2号車ということになる。後ろから4列目の2人掛けに座っておもむろに廣井先生の著書を出して読みは…

赤坂は雨

只今、戻りました。午後10時15分です。 今日はTBSの「サイエンス・サイトーク」というラジオ番組の収録を見学に行ってきました。今、日本でもっとも切れ味のいいジャーナリスト日垣隆さんと地震学の権威廣井脩教授の対談で、内容はとても緊張感のある…

あわただしい週末

急遽、上京をすることになった。理由は気鋭のジャーナリストと地震学の権威による新潟中越地震関連の対談を聞くためである。面白い情報が得らるだろう。 と、いうことで詳細は夜に(書けるといいなぁ)。

今朝の新聞から

(実家や市役所に中傷の電話多数) 相変わらずバカが蔓延っている。イラクで武装グループにより拘束された香田さんの家族にくだらない電話やメールをしている暇があったら全国各地の地震や台風の被災地に義捐金でも送らんかい。このバカども、香田さんの行動…

母の愛と朝日のバカ

運の強い子だ。 母親は命を賭けて幼い優太くんを守ったに違いない。母親は「即死」とされているが、そんなことはどうでもいい。母は魂となって優太くんを救うために、土石の中にできた小さな隙間に誘ったのだ。そして泣きじゃくる優太くんに「ここで我慢する…

新潟中越地震でわかったこと

今回の地震ではっきりしたことが2つある。 その1つは「地震予知なんてできない」ということだ。もともと地震学というものは百家争鳴の観がある後進学問の印象が強い。前回の東海道沖の地震といい、今回の新潟中越地震にしても、それを露呈する格好となった…

邪魔をするな! その1

新潟県を中心に広い範囲にかけて強い地震があった。小千谷市では震度6強を観測し日が暮れて周囲の状況はよく判らないが、いたるところで被害が出ていることだろう。事実、夜が明けて死者は14人を超え、行方不明者も多数に上っている。家屋の東海や道路の陥没…

邪魔をするな! その2

今日は朝から小千谷市の上空をマスコミのヘリコプターがお気楽なリポーターを乗せて何機も飛び交っている。このヘリコプター、実は災害ヘリと同じ場所から飛び立ってくるのである。例えば愛知県であるなら小牧空港の同じ倉庫から出てくるのである。それなら…

台風23号報道 その1

中日が地元紙ということもあって、19日から台風の記事を掲載しはじめる。「『怖い』『もううんざり』台風接近 三重・宮川村の住民警戒」 20日の朝、台風トカゲは鹿児島の東の海上を北東に進んでいた。午前7時52分、愛知県に暴風警報が発令される。この状況で…

台風23号報道 その2

陸続と全国の自治体からもたらされる被害報告で、21日の夕刊の紙面は大騒ぎだ。「死者55人 不明33人に」「台風23号最悪被害残す」「水位の恐怖歌って耐え」「37人、バス屋根で一夜」「中部4県5人死亡4人不明」「つめ跡 深く」「鉄道寸断ダイヤ混…

台風23号報道 その3

22日になって報道は沈静化をはじめる。それでも続報はどんどんと入っている。「死者67人、不明20人に」「高山の土砂崩れ 夫婦、遺体で発見」「今度は岐阜の??宮川村?#?害」(中日)、「『海王丸』航行不能に」「避難強く勧めていれば」「高山土砂崩れ 地響…

台風のバカ!

たいへんな台風だった。おかげでほとんど寝ていない。新聞に面白いネタがわんさかあったのだが、台風に振りまわされて帰宅できなかったのでどうしようもなかった。それにしても台風、台風、台風、噴火、地震、台風、台風・・・まさに天変地異の年になった。…

昨日の新聞から2題

(富山知事に新顔石井氏) だから民主党は政権を奪取できないのである。中央の岡田くんがどれだけ吠えても、地方ではみんな相乗りで和気藹々と政治をしている。チンケな市町村はどうでもいいが、知事や政令指定都市あたりは候補をたてて闘わなくちゃ政党の存…

城下町を歩く

昨日、岡崎の街を徘徊する。 そうそう岡崎城の東にある篭田公園で「よさこいIN城下町おかざき」というイベントをやっていた。今や全国津々浦々で、判子で押したように似たような衣装をまとって、同じような踊りで大騒ぎをしているイベントだが、最近、どう…

若いって恥ずかしい

貧相な顔をした高校生が信号待ちをしていた。黒い学生服の下から白いシャツが見えている。頭髪は坊主頭、こめかみのところから三本のラインが放射状に剃りこんである。それも両側。数年前に流行した奇天烈なヘアスタイルだ。本人はカッコイイと思っているら…

役人の姑息

国土交通省の多治見国道事務所の暇人が勤務時間中にソフトボールに興じてストレスを発散した。人事院の例外規則をつかって勤務時間内にずーっとやっていたのだそうだ。さすが国家公務員、ルールを曲解するのはお手のものなんだね。 で、ここからがいかにも小…

酒文化?

石弘光という政府税調会長が「発泡酒やビール風酒類は酒文化を損なう」と仰せられた。この人、一橋大学の学長様であらせられ、その他にも国立大学協会副会長、中央審議会臨時委員、国立大学等の独立法人化に関する調査検討審議委員、財政制度等審議会特別委員…

潔さ

昨日、平成の米騒動について触れたが、57年前の10月11日は、戦後の食糧難時代に己の職責に真摯であったがために飢え死にした東京地裁の山口判事の命日である。彼は闇取引を裁く法の番人として闇米を食することを潔しとせず、栄養失調になって死んでし…

1994年 その1

10年一昔と言うけれども、もう10年経ってしまったのかというところが実感である。 10年前、1994年のことだ。まだ初々しかったイチローはオリックス入団3年目で200安打を打って、この年のパリーグのMVPに輝いている。当時のイチローは今の修…

1994年 その2

プレイステーションが発売されたのもこのとしだった。えーっ、もう10年になるのか。永六輔の「大往生」もこの年に出されている。愛知県西尾市で中学2年生の少年がいじめを苦に自殺をした事件もここらではついこの間のような気がする。生きていれば大河内…

心象

昨夜、寺田寅彦随筆集を読んでいて不覚にも涙ぐんでしまった。「昼顔」という作品だ。寅彦の子どもの頃の思い出を書いたごく短い文章だったが、文中の「砂山の頂まで登る事ができなかった」というフレーズが琴線に触れた。 昔、友人の家族とうちの家族とで旅…

痴呆分権の旗手

梶原岐阜県知事のご高説が朝日新聞の「私の視点」に載っている。論旨はこうである。「全国知事会を始めとする地方6団体ががんばったので地方分権改革が進んだ。このために「市民政治」の時代が幕を開けようとしている。情報公開や住民参加により日本に真の民…

愛知万博まで171日

愛・地球博を企画運営する万博協会には度々驚かされる。 今度は「弁当・ペットボトル持ち込み禁止」である。何を考えていることやら(何も考えてないと思うけど)・・・ 弁当は、夏場の食中毒対策だというが、それならば小中学校の遠足を例外にするべきでは…

犯罪者は増殖中

「渡る世間に鬼はない」この言葉は死語になった。 今や「人を見れば盗人と思え」「人を見たら鬼と思え」「明日は雨 他人は泥棒」「疑いは安全の母」というご時世なのである。 見ず知らずの会社から、職場に電話が入れば、「マンションを買いませんか?」とい…

お伊勢まいり その1

昨日、伊勢神宮へいってきた。理由は「伊勢うどんを食べたい」という単純なもので、伊勢湾岸、東名阪、伊勢自動車道を走って、2時間で神宮会館の駐車場に到着した。午前11時を少し回っていた。 天候は小雨、傘をさしておかげ横丁を遊歩、目的の「伊勢うどん…

お伊勢まいり その2

お土産を買うために参集殿に立ち寄る。パンフレットをながめていると、ナップザックを背負った小柄な男性がお土産を見ていた。誰かと思えばYMOの細野晴臣さんではないか。「やあやあ、お久しぶり」と声を掛けても、こっちが一方的に知っているだけだから…

ケチな人々

ある自治体の広報担当から聞いた話である。その自治体、年に一回、公共施設の無料使用券を広報紙に刷り込んで市民向けに配布をしている。何百円か払わなければならない施設が広報紙を受け取ることのできる市民のみ「ただ」になる。 年に1度の市民サービスな…

台風報道

各紙とも三重県に被害が広がりだした9月29日の夕刊から大きく取り上げている。「土石流住宅数棟埋まる」「経験ない豪雨 住民恐怖」(中日夕刊)、「台風21号 大雨、民家に土石流」「猛雨」(朝日夕刊)、「台風21号 三重全域で豪雨」(毎日夕刊)この中では…