2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉遣い

嫁からこう指摘された。「ワシャのブログは言葉遣いがよくない」 どういうことかというと、ルールを守らない子どもや卑怯卑劣な子どもを、ついつい「クソガキ」と言ってしまうんですな。どうやらこの前半部分の「クソ」がよくないらしい。では他の言葉に代え…

森本講演 その1

「こんな秋日和の休日に、私の講演を聴きに来ていただいて、ごくろうさんなことですな。私なら頼まれても来ません」 森本先生、のっけからジャブを打ってきた。大半は自治体の関係者だから、そいつらは仕事の延長と言っていい。ということは、残りのサヨクと…

森本講演 その2

(上から読んでね)○北朝鮮は外貨がほしい。原油を買うにしても、政府高官や軍幹部の贅沢品を日本から仕入れるにしても外貨が必要だ。だから武器を輸出し、本物より美味しいニセ米タバコを売り、ニセドル紙幣を偽造するのだ。○因みに政府高官、軍幹部の贅沢…

森本講演 その3

(上から読んでね) ざっとこんな話でしたぞ。終了後、やはり質疑の時間がもうけられた。手が挙がるのはサヨク系の人ばかりだ。今度は最前列にいた別のオバさんが質問した。「核兵器を持っている大国が核実験しても何も言わないのに、なんで北朝鮮が実験する…

極東の情勢を聴く その1

ワシャは「朝まで生テレビ!」のファンだ。だから「朝生」常連の森本敏氏が参加する講演会があったので名古屋に出かけた。愛知県が国民保護計画の啓発の一貫として中区ホールで開催するものである。お題は「日本の国民保護法制と危機管理」という仰々しい。…

極東の情勢を聴く その2

(上から読んでね)「愛知県の国民保護協議会にも、名古屋市にも豊田市にも春日井市にも行って文句を言って来ました」 暇だね。で、あんた、何が言いたいの?うだうだと愚痴をならべているんじゃないよ。でも行政主催のこの手の講演会などではサヨクを抑えこ…

再々「いじめ」について

今朝の朝日新聞「声」欄にも「いじめをなくせ」という観点から書かれた投書が載っていた。でもねワシャは根本的に「いじめ」をなくすことを不可能だと思っている。 福田和也『この国の仇(かたき)』(光文社1998年初版)の言を借りよう。 福田さんは、人間…

公務員というより犯罪者

夕べ、公務員の友人と近所の居酒屋で酒を酌んだ。小奇麗な店で女将が和服ってぇところも高得点でゲスな。生牡蠣が美味しかったですぞ。 という話はさておき、友人が嘆いていた。友人「あの奈良の事件たまらないよね」ワシャ「放火事件か?小林薫の事件か?」…

遅れ馳せながら「ゲド戦記」

ジャーナリストの日垣隆さんが、斎藤孝の『使える読書』(朝日新書)を推薦されていたので、さっそくe−honで注文して読んだ。 その中で斎藤さんは、アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』(岩波書店)を紹介して「いまポジティブシンキングという言…

古里が消えていく

長野県でも福島県でもそうなのだが、莫大な利権を生むために意味のないダムが造られ、古里が湖底に消えてゆく。岐阜県徳山村もそうだ。サイクリングで何度も走ったが、いかにもトトロが住んでいそうな昭和の古里だった。それが今やひたひたと水没しはじめて…

早朝、夕べの雨で濡れた庭をぬけて郵便受けを開ける。朝刊2紙、ダイレクトメール、請求書などに混じって「司馬遼太郎記念館」と書かれた封書があった。会誌『遼』がきたのじゃ。 このところ休日出勤もあり、トラブルも続き、ワシャはやや疲れ気味だった。体…

名鉄事故

いやー、びっくらこきましたぞ。午後7時20分名鉄名古屋駅発西尾行き快速急行(4両編成)の先頭車両に乗っていたんじゃが、前後駅を出て3〜4分後だったと思う。急ブレーキが掛かったかと思ったら、電車が突然異様に大きく揺れた。その直後、床下に硬いものが…

プロフェッショナル その1

昨日、東海テレビで「草刈民代・バレエを通して生きること」という番組をやっていた。夫の周防監督がインタビュー、ナレーション、撮影を担当しており、人間草刈民代を実感するには、いい仕上りになっている。 この中で、パリでのバレエ公演にむけ過酷な練習…

プロフェッショナル その2

(上から読んでね) 最後に2人のプロフェッショナルのことを書きたい。司馬遼太郎と谷沢永一である。司馬は小説を、「絶対虚構を中心にすえるべきものだ」と言いながらこう続ける。《が、私の場合、絶対虚構を据えるのではなく、無数の歴史的事実という火山…

今日のニュース

今日のニュース(18.10.21)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061020-00000007-scn-cn 中国の雲南省で痛ましい事件が起きた。勉強嫌いの中学生が恨んでいた女子生徒をメッタ刺しして殺して、その後、爆弾を爆発させて自殺をしたそうだ。 国際中…

再び「いじめ」について

斎藤孝『天才になる瞬間』(青春出版)の中に、映画監督の黒澤明のこんなエピソードがある。《ある日のこと。道場の稽古からの帰り道に、他校のイジメッ子が集まっていた。それを無視して通りすぎると、次から次に石が飛んできた。そして、7、8人の悪ガキが…

今日の「声」

だから朝日新聞は止められない。今朝の朝刊の読者投稿欄、76歳のご婦人だ。《北朝鮮の核実験だけを非難するたけの取り上げかたに不信感を抱いている。》《若い人たちは、核不拡散条約とか、核保有国やその現状を知らないと思う。》 このオバさん、「北朝鮮だ…

いじめ

もうずいぶん昔の話だ。ピカピカの新入社員で配属となった職場は、課長以下30人ほどの男ばかりのむさ苦しいところだった。その職場で「歓迎会」を開いてくれることになった。新人はワシャ一人で右も左も分からぬ。仕方ないので宴会場の隅っこで小さくなって…

10月15日の24時間(続き)

昼までに2度、連絡が入った。トラブルは終息し、昼前には「これで大丈夫」と判断し、名古屋へ出かける。 所用を片付けて、買物を済ませて、午後4時前「坂田藤十郎襲名披露」を観るために御園座へ滑りこみ、セーフ。朝が早かったので、ついつい下座音楽を子…

10月15日の24時間

トラブルは0時過ぎに起きた。何人かの部下が深夜にも関わらず出勤し、その修復にあたっていた。 午前4時、我家に職場からの緊急電の第一報が入る。部下の報告を聴き、幾つか指示を出して、現時点までの現状報告を文書にして関係書類とともにファックスをい…

名古屋東部丘陵

昨日は久々の休みだった。なにも予定がなかったのでふらりと家を出る。目的は気晴らしのドライブと来週読む本の買い出しだ。ざっと3軒のブックオフを廻って、35冊ほど拾ってきた。目玉は『文政天保国郡全図並大名武鑑』(人文社)である。B4版で重量3キロ…

生者へ

憂鬱の原因の一つはは1冊の本だった。先週、偶然手に入れた丸山健二著『生者へ』(新潮社)である。丸山健二は昭和18年生まれの芥川賞作家で、文壇というサロンを毛嫌いし一線を画しながら、長野県安曇野から魂の叫びともいうべき作品を発表し続けている。『…

言い訳

ある人の憂鬱がウツったか気分が晴れない。でもワシャはその人に比べるとずいぶんとノータリンなので、ウツっても大したウツにはならないようじゃ。それにワシャには芋焼酎という特効薬があるけんね。鬱々としはじめたら芋焼酎のロックを服用することにして…

薪能帰路2

風雲急を告げる名鉄西尾線午後7時9分発普通列車、ワルシャワの運命やいかに! 近づいてきた外国人の男は、そのままワシャの前を通過して行く。よかった言葉の壁は厚かった。 それにしても日本で日本人のワシャがひやひやしながら電車に乗らなければいけな…

職業

ワシャの父親は教師だった。嫁の実家の父親は大工だ。教師にしろ大工にしろ、ワシャに跡を継げと言われても、そう簡単に継げるものではない。ワシャは教員免許を持っていないし、無垢板に鉋なんぞかけられるものではありませんぞ。今の年齢34歳(嘘笑)を考…

薪能帰路

薪能の帰りのことである。 愛知県西尾市は田舎町なので、午後7時を回ると私鉄駅周辺は急に寂しくなる。駅舎の1階にはマクドナルドなど数店舗があるのだが、歩いているのはワシャばかりである。 名鉄西尾駅は2階が改札、3階がプラットフォームとなってい…

葵上(あおいのうえ)

先週末は、田辺聖子の『新源氏物語』(新潮文庫)を読んでいた。そのココロは、NHKの朝ドラで田辺聖子さんの半生を描いた「芋たこなんきん」が始まった記念、ということもある。もう一つの理由として、昨日、愛知県西尾市で「薪能」があったのだが、その…

祝!(笑)全快 その1

ワシャは昔、スキーのケガで右目の上を3針ほど縫ったことがある。大した傷ではなかったが、痛み止めと化膿止めの薬を飲まされて、傷口にはでっかいガーゼが一週間も張りついておったのじゃ。 その経験から言えば、8針を縫合しなければならないほどの大ケガ…

祝!(笑)全快 その2

(上から読んでね) ワシャは「潔さ」というものがとても大切であると思っている。なんやかやと言われているが、竹中平蔵氏の引き際は潔かった。国会議員などという品のない職業に恋々とせず、さっさと野に下った決断を高く評価している。 亀田も、普段から…

アルバイト曼荼羅(カメラ屋)その2

吉山カメラ店の新装オープンは金曜日だった。このためワシャとワシャの友人のタドンは赤レンジャーとヘロキングに変身するために、学校を休まなければならなかった。まぁいいか。 どっちが赤レンジャーでどっちがヘロキングを被るかでもめた。どう考えたって…