2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大西さん帰還

国際宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士の大西卓哉さんが地球に帰還した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161030-00000026-mai-sctch 今朝の朝日新聞の扱いは小さい。1面の左肩に小さな写真2枚と記事は10cm三段だけ。あとは「デジタル版」…

鎌倉幕府でよかった

古典文学の勉強会で『問はず語り』を読んでいると、大陸に元帝国が勃興した時、日本に武家政権(鎌倉幕府)が成立していて本当によかったと思う。軟弱な平安貴族が国家の権を握っていれば、日本は元帝国に呑みこまれていただろう。今頃、ワシャらは「ニイハ…

呑み過ぎ注意

いけねー、呑み過ぎた。基本的には二次会にいかないのだが、調子にのって(のせられてか)はしごをした。周りを見ればワシャより若い人ばかりで、そんなシチュエーションで尖がってもしかたがないのだが、佐賀で砂ぁ。 バチが当たったか、朝から胃の具合が………

神の国

昨夜、読書会。課題図書は、渡部昇一『日本人論』(扶桑社新書)。前回、欠席した人がいて「ぜったいにワルシャワさんのチョイスだと思った」と言っていた。が、これはワシャのチョイスではないんですな。おそらく読書会の課題にならなければ読まなかった。 …

ポピュリズム

昨日の朝日新聞に「河村氏、どうする去就」という記事があった。河村たかし名古屋市長の残任期が半年となってしまった。ギャーギャーミャーミャー喚いていたが、はてさてどうまとめるんでしょうね、という話。朝日新聞はこう書く。 《「総理を狙う男」が看板…

国立劇場50周年

国立劇場がオープン時から「歌舞伎公演の方針」を打ち立てて守ってきた。 ①原典尊重 ②通し上演 ③復活上演 ④わかりやすい演出 ⑤適材適所の配役 ⑥演出の統一 ⑦創作の奨励 この7つである。「原典尊重」とは、原典に当たりそれに則した台本を作って演じるという…

Developing nation

《中国の腐敗高官、カメラの前でざんげ…特別番組》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00050079-yom-int 形こそ違え、まさしく「文化大革命」でやった愚挙と同じことを繰り返している。彼の国は進化していない。なんだか知らないが、反体制の記事…

名古屋のドゥテルテ

なんだろう……報道に作為を感じる。 《宇都宮市連続爆発 死亡の72歳元自衛官、親族に「全て清算する」》 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161024-00000868-fnn-soci おそらくこういった事件の場合、現職である場合の除き、元職を書かない。通…

キャバレー

松尾スズキ『演技でいいから友達でいて』(岩波書店)を書庫から出してきて読んでいる。もうずいぶん有名になっているけれど、ちょいと昔は「知る人ぞ知る」演劇人だった。参勤ではNHKの木曜時代劇「ちかえもん」 http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/chikaem…

なにが危機なのか

《<中比首脳会談>仲裁判決棚上げ合意 南シナ海、対話再開》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000124-mai-int 「棚上げ」だ。40数年前に田中角栄と訒小平の間で「棚上げ」された尖閣諸島は、今では大変なことになっている。日本のように国…

土人発言

今朝の朝日新聞オピニオン欄、さすが我愛読紙(笑)、予想通りといおうか、期待を裏切らないね。 まず「声」の右肩(トップ)でプロ市民の意見を届ける。 《「土人」発言 警察全体の質を疑う》 74歳のプロ市民、ことさらに「どこつかんどるんじゃ、ぼけ、…

高麗屋

ワシャの書棚に『市川染五郎と歌舞伎に行こう!』(旬報社) http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/172 がある。2000年に発行だから、グラビアに写る染五郎は27歳、まだまだ若い。このころはどんな役者なのか知らなかったので一…

五感の哲学

日々目まぐるしいせいか、積み残しが増えている。昨日の日記はツイッターのようになってしまった。前の日にちょいと飲み過ぎまして、朝たっぷりと寝過ごしまして、日記を書く時間がなくなってしもうた(泣)。だから今日書く。 日曜日に安城市の図書館で哲学…

錦秋にはちと早い

一昨日、豊田に銀杏の黄色がきれいな通りがあって、そこを車で走り抜けた。職場の南の窓から見える公園の樹木もそろそろ赤く黄いなく染まり始めている。今朝、起きてみればワシャの家の庭も雑木も冬支度を始めるようである。照葉のむこうの空は抜けるように…

古典の日(続)

昨日、「後ほど」と言っていたのが、翌朝になってしまった。 古典の日の午後は「歌舞伎」だった。大看板は片岡仁左衛門、すでに72歳になっている。風格が漂うのも当然であろう。しかし少し声量が落ちたような気がする。頑張ってくだされ。 その点、市川染…

古典の日

昨日は忙しかった。今日も忙しい。でも心を亡くす方向の忙しではなく、己の心を培うほうで時間を費やした。午前中は「古典文学」である。午後は「歌舞伎」、夜は居酒屋、ううむ、充実した一日だったわい。 「古典講座」は、作家の奥山景布子さんによる『問は…

つい二週間前は、会議中にエアコンを入れていた。それが今朝は足元の電気ストーブを400wでつけている。季節がうつろうのは早い。 作家の東良美季さんが、「秋は深まる」と言うが、「春、夏、冬」は深まるとは言わない。「夏が終わる」とは言うが、「春、…

お世話になりました

風が冷たくなってきた。もうジャケットだけでは流星号(自転車)で走るのはきびしい。だからウインドブレーカーをその上に羽織っている。 しかし、高校生は元気だ。まだ半袖のシャツで自転車通学しているツワモノがたくさんいる。そいつらがオジサンをすいす…

過去のメールを確認していたら9月30日に「はてなスター」からメールが送られてきていた。メールぐらい毎日確認しろよって話ですよね(笑)。その中に「今日の☆レポートです。」というメッセージがあって、ワシャの先月9日ブログに「☆」がついたそうな。…

立ち読みだけができない

昨日、ちょっと出かけた先で30分程時間が出来たので暇つぶしに書店に立ち寄った。雑誌はいつもの駅前の本屋で買うことにしているので、出先で求めることはない。しかし、「文藝春秋」の11月号を見た途端、レジに走った。日垣隆さんの対談が載っていたん…

掘出物がわんさか

昨日の日記の最後にこう記した。 《この遅々とした掃除がストレス解消になっているのかも知れないから》 日曜の昼過ぎに始めた書庫の掃除は、月曜になってもまったく目途が立つ状況に至っていない。漢文、儒教系の本を整理していると「これは支那中国史系だ…

自然に生きよ

連休初日から体調を崩していた。よく寝て、ずっと引き籠っていたらなんとか元気を取り戻した。 それでもじっとしていられないので、やっぱり書庫の掃除を始める。今回は3つの棚を占めている災害関連の本を移動して、空いたスペースに、あふれてきた仏教、儒…

また岡崎かよ

岡崎の「せきれいホール」という会館で文楽があった。ワシャは板についたものは蒲鉾から歌舞伎までジャンルを問わず好きなので文楽仲間と出かけた。出し物は「妹背山婦女庭訓」(いもせやまおんなていきん)。いわゆる645年の大化の改新を、江戸期のお家…

岡崎にて

四代目市川猿之助の松竹大歌舞伎「獨道中五十三驛」(ひとりどうちゅうごじゅうさんつぎ)を観劇するために岡崎市民会館 http://shiminkaikan.com/index.html に出かけた。 歌舞伎はおもしろかった。四代目は三代目のDNAを色濃く受け継いでいて、不惑をこ…

なんかようかい

妖怪というのは「特定の場所に深く関わっている」のだと、何かの本で読んだことがある。そういえばそうだよね。河童は沼や川の淵に棲んでいる。海坊主は海にしかいない。油すましなどはもっと限定的で、肥後の国天草郡の草越峠にしか現れないのじゃ。 そうそ…

変だなと思うこと

ホントに面倒くさい国だな。 《首相、元慰安婦への手紙否定 韓国「謝罪真意疑う」の声》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000063-san-kr 日韓合意で、安倍首相の「心からのおわびと反省の気持ち」が表明された。その上で「最終的かつ不可逆的…

史記

東アジアの黎明である。BC3000年頃、彩文土器を特色とする文明が支那大陸東部に発生する。BC1500年以降に殷という王朝が現われる。その後、BC1027年に周(西周)が興きる。この王朝は徳川幕府と同じくらいの時代を治めてやがて滅亡する。BC771年東周の時代に…

大陸横断鉄道

ワシャは飛行機が嫌いだ。なんと言われてもダメなものはダメなのである。とはいえ何度かはどうしても乗らなければならず、2時間程度の短いフライトだったが命がけ。やっぱりホントに苦手だった。 だから十何時間も飛行機に乗らなければならない欧州なんてと…

ナマステ

昨日、隣の街でやっていたインドフェスティバルをのぞいてきた。 http://namaste-kariya.com/ これね! 9月に入ってから「ラビンドラナート・タゴール」という詩人に注目していた。偶然にも、その人の名を冠したダンスをやるということを知っていそいそと出…

おかしいことは直す

まるで昭和のようだ。 《<政活費>富山不正連鎖深く広く》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000003-mai-soci 兵庫県で発覚した野々村氏の件と同じことが富山市でも日常的に行われていた。すでに政務活動費の仕組については制度疲労をおこして…