2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

講演会終える

昨日の講演会は定員200人のところに追加で椅子を出して、立ち見まで出ていたので300人くらいは入っていただろう。もちろん、お客さんはワシャの駄法螺を聴きに詰め掛けたわけではない。ワシャの前に登場する大学教授のありがたいお話を聴くために集まってい…

天変の続き

午前4時には目を覚ましていた。午前4時30分、突然、雨が降り出す。ベランダ側の窓が開いているので閉めに立つ。面倒くさいので、ついでに起きることにした。 西三河一帯に大雨洪水警報が発令されたのは昨夜29日の午前0時06分である。洪水警報は2時間前に解…

天変

いやー、深夜の雷雨は凄まじかった。ワシャの寝室は2階のベランダに面している。夕べも暑かったのでベランダに頭を出して寝ていたのがいけなかった。雷の直撃を受けて額がちょこっと焦げてしまった。 夜中じゅう続いた雷名とどしゃ降りの雨音でほとんど寝ら…

雲泥

その昔、吉田茂という首相がいた。1953年というから半世紀以上も前の話だ。この首相が衆議院予算委員会で質問中の社会党議員に対して「バカヤロー」とつぶやき、この発言が衆院解散、総選挙の切っ掛けとなった。個性的でワンマンな宰相だったが、物事をはっ…

「福」という「禍」

組織が談合によって人選をすると、どうして「愚物」ばかりが登場してくるのだろうか。愚物を戴くと国は滅びまっせ。 世論や人気を背景にして首相になった小泉さん、安倍さんは、瑕疵はあるものの、それなりに信頼感があった。しかし、福田さんはだめだ。ワシ…

地公法第38条 その1

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000943-san-soci 昼は市役所勤務、夜は清掃アルバイトをしていた市川市職員が処分された。地方公務員法第38条「営利企業等の従事制限」に抵触するので、この処分はやむを得ないところだろう。 でもね、一概に…

地公法第38条 その2

(上から読んでね) 上記のような例はまったく問題にならない。しかし、昼間は真面目に働き、5時以降や土日の余暇の時間を犠牲にしてビル清掃員としてわずかばかりの収入を得ていた職員は処分された。もちろん法律的にはそれでいいのだが、なぜか釈然としな…

五輪閉会式

張芸謀監督の手による何だかよくわからない閉会式が終わって、息苦しいオリンピックの幕が閉じられた。 それにしても閉会式に大挙して押し寄せた選手たちの弛緩しきった表情はどうだろう。カメラに向かってやたら投げキッスをする欧米選手、メダルを誇示する…

オジさんクレーマーになる その1

ジャーナリストの日垣隆さんhttp://www.gfighter.com/が、日々、万歩計を装着しているという噂を耳にして、ワシャもタンスの引き出しの奥にあった万歩計を掘り出してきて、ここ2週間ばかり使っていた。ところが数日前から液晶が消えてしまうトラブルにみまわ…

オジさんクレーマーになる その2

(上から読んでね)ワシャ「すみません。昨日買った万歩計なんですが、電池カバーのネジ山が潰れて、開けることができないんですが……」スタッフ「(笑顔で)ああ、そうですか。ちょっと拝見できますか?」 スタッフは、ネジを確認して、ネジ山が潰れている事…

オジさんクレーマーになる その3

(上から読んでね)ワシャ「そしてネジ山が元々壊れていたのか、私が潰したのかは現段階では証明のしようがありませんが、私の印象では、最初にドライバーでネジを回そうとしたとき、すでにネジ山に抵抗はなく、このためにドライバーは空回りをした。私がネ…

(続)ウソまみれ

またまた出ましたぞ。 金メダルを取った中国体操女子が、揃いも揃って中学生と見紛うほど小柄な選手ばかりなのだ。女子の体操は思春期以前の小柄な体型の方が演技に有利なのである。だから国際的に見ても小さな選手が多い。国際体操連盟では、選手の低年齢化…

ご対面!

いやーぁ、ワシャは生まれて初めて自分の脳味噌というものを見ましたぞ。MRIで撮影した断層写真なのだが、連続写真で見せてもらうと形状がリアルにわかる。 う〜む、思っていたよりもみっちりと詰まっているではあ〜りませんか。このところ記憶力が落ちて…

五輪の応援 その1

北京五輪のいい加減さにはほとほと愛想が尽きた。何だか知らないがオリンピックが始まる前から応援についてはピリピリムードで、本来、「自由」であるはずのものが、あれは駄目これは禁止と細かく制限された。 東京オリンピックから40年間12大会(冬期の長…

五輪の応援 その2

中国大使館がホームページに邦人応援団にこれだけの注文をつけている。まずは競技会場に持ち込み禁止のもの。(1)紙パック、缶、ボトル入りの飲料および食品(2)ライター、マッチなどの点火器具(3)刃物、バット、長い柄の傘、長い棒、カメラ・ビデオ…

五輪の応援 その3

(「五輪の応援 その1」から読んでね) 中学生の修学旅行じゃあるまいに、こう事細かに注文をされてはうんざりだね。 オリンピックおじさんの「笛」は(4)の「太鼓、ラッパ、ホイッスル」に引っ掛かったようだ。この笛の没収については、漢人係員の対応が…

五輪の応援 その4

(上から読んでね) 女子レスリングの浜口京子の父、アニマル浜口はそのユニークな応援が話題になっていた。確かにアニマル浜口の応援は大袈裟だが、決して周囲に不快感を与えるものではなかった。派手ではあるけれどもマナーを守った応援だった。それを中国…

気概を持てよ、アスリート

昨日、アルピニストの野口健さんの話に触れた。チベット問題で中国共産党へ抗議をするために、ネパールからエベレストへ登頂しチベット側に下山するというトラバースの夢を捨てた野口さんは快男児と言っていい。 スウェーデンにも快男児がいた。レスリングの…

五輪の周辺(2) その1

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000033-scn-cn 中国の英雄110mハードルの劉翔が足を痛めレースを棄権した。その直後から、中国の大手サイトの掲示板に劉翔を罵倒する書き込みが万単位で殺到している。「この脱走兵め」「意気地なし」「13…

五輪の周辺(2) その2

(上から読んでね) http://www.people.ne.jp/a/bd20c25d787945b485648b56df6f6cac 中国外交部の定例会見で、こんな建前発言がぞろぞろと出た。「中国政府は人間本位、民のための政治を堅持」「国民の基本的権利と自由の保障及び促進に力を尽くしている」「…

夏から秋へ

午前5時起床、寝室から階下に降りて書庫(物置ともいう)に入る。昨日までは書庫に入るとむっとするような空気がわだかまっていたのだが、今日はそんな感じがない。西南の掃き出し窓を開けると、涼風が室内に流れた。昨日までは涼をとるためと、書庫の中の空…

環境サヨクのたわごと

朝日新聞「私の視点」に環境カウンセラー岡田泰聿(やすのぶ)氏の「温暖化対策 自衛隊を聖域にするな」と題した投稿が載っていた。 この人の主張をまとめるとこうなる。「自衛隊が06年度に排出したC02は357万トンだ。3年前と比べてほとんど変わらず、削…

ウソまみれ

8月9日の日記に《56の民族の衣装を身にまとった漢民族の子どもたちが中国共産党の旗を国旗掲揚搭まで運ぶ。》と記した。だって、どうみても、ウイグル族やチベット族などの顔立ちを持つ子どもがいないんだもの。 そうしたら今朝の朝日新聞に《開会式また「…

滑稽な人々

(上も読んでね) 聞いた話なんですが(笑)、柔道の解説をしていた篠原信一がおバカですな。100キロ超級の外人選手についての感想を求められた際に、「この選手は、自分が現役だった当時、世界で一番強かった……おっと、もちろん僕が最強でしたけどね」と自…

熱い民族 その1

北京五輪の開会式で「孔子」と「漢字」がアトラクションのテーマとなっている。つまりこれらは漢民族の誇りだということだろう。 昭和49年のことである。中日友好協会のまねきで中国を訪れた西園寺公一らが中国のトウ(登におおざと旁)小平副首相と会談した…

熱い民族 その2

(上から読んでね) あれから30年、孔子の弟子3000人がスタジアムに勢ぞろいして竹管を鳴らすまでに情勢は変化した。これはもちろん歓迎すべきこととして考えたい。ただね、漢民族の若者たちが当局の指示に従って一糸乱れず同じ方向を見つめている絵には背筋…

ウソが多い

開会式の夜空に上がった無数の花火の一部はコンピュータグラフィックスだったし、会場に響いた天使の歌声は別の子どもが歌ったものの口パクだった。 なんともウソの多い競技会だ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000067-scn-cn それでも、こ…

北京五輪開会式(6)

今回の北京五輪は「環境五輪」「ハイテク五輪」「世界の五輪」なんだそうだ。開会式については花火の揚げ過ぎでCO2を大量に出したため、また物量作戦でもCO2を大量に出してしまったので、「環境五輪」は失格ですな。 また、膨大な人海戦術とワイヤーの…

北京五輪開会式(5)

選手の入場行進が始まった。ギリシアから始まって、ギニア、ギニアビザウ、トルコと続く。日本は23番目、少しだけ喚声があったが、大選手団に沸いただけだろう。日本の後が台湾だった。ここは大歓声だった。日本など目じゃない。かなり政治的な操作があると…

テレビという害毒

テレビ黎明期に評論家の大宅壮一が「一億総白痴化」を警告してすでに50年が過ぎている。彼の予言は的中した。今やテレビ番組はバカどもに席巻されたと言っても間違いではない。 テレビ業界のあまりの低劣さに、富良野へ隠居してしまった脚本家の倉本聰さん…