2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

怪しい焼肉屋(後編)

怪しい焼肉屋の話http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20060821の続き。 その店では「道産子牛のカルビ」というのが人気らしい。旨そうな霜降り肉のポスターが壁に張ってあった。こりゃ旨そうだということで注文をする。ところが出てきたの…

シュレッダー騒動

シュレッダーの事故で、指を挟んだ、切断した、とマスコミが喧しい。ケガをしたお子さんたちはかわいそうなことをした。もっと大人がしっかりしなければ小さな子どもたちの悲劇は繰り返されるだろう。 今回の騒ぎで一つ気になることがある。どの社も大騒ぎで…

(続)富士火力演習の人々 その1

【旗議員】 全国から地方議員の皆さんが後援会を引きつれて来ていたようだ。ワシャらのバスにも何人かの議員さんが乗っていたから、全体ではかなりの数になるだろう。中でも目立ったのは川越から来ている議員で「埼玉川越 ○山×夫」とでかでかと書かれた旗を…

(続)富士火力演習の人々 その2

(上から読んでね)【一緒に行ったオジさん】 車中でワシャの斜め前に座っていたオジさん、そうさなぁ年のころなら60ちょい過ぎといったところか。だみ声でテンションが高くて、隣の席のオジさんとしきりに「携帯メールが解らん」という話をしている。そのオ…

富士火力演習の人々 その1

富士の裾野の演習場にはいろいろな人々が集っていた。【軍事オタク】 上下迷彩服を着用していたりする。やはり迷彩柄のナップザックを背負いごついカメラを首にぶら下げている。髪は短く刈り込んであり、一様に太っているのはなぜだろう。【いかにも系の一団…

富士火力演習の人々 その2

(上から読んでね)【亀田興毅】「あれっ亀田がいる」と思ったら別人だった。ボーズ頭に流線型のミラークラスを掛けて、ややルーズなアーミーファッションをしたガキは増殖していた。「ここにも亀、あそこにも亀、そこにも亀、あっちにも亀、こっちにも亀、…

公務員が死んだ

昨日、知り合いの公務員が死んだ。蜘蛛膜下出血だった。死に至る経緯はこんな流れである。 25日(金)常連クレーマーが役場の環境保全の窓口に現れた。騒音の苦情を言いに来るしつこいクレーマーは52歳の課長補佐をつかまえてくどくどと苦情を言いたてた。常…

深泥池 その1

昨日のNHKの番組「ふるさと発」で京都の深泥池(みぞろがいけ)の生態系について放送していた。 京都市北区上賀茂にある沼で、物の本によれば《京都・岩倉両盆地をへだてる松ヶ崎の丘陵南側の谷間。地名の由来となった水底の泥土層は4mにおよび、46科71…

深泥池 その2

(上から読んでね) さて、ここからが本論である。外来種はかくのごとく日本の風土、動植物に対して大きな影響を与えている。何種かの日本独自の動植物は絶滅させられた。これからも手をこまねいていればどんどんと日本固有の種は絶滅を続けるだろう。では人…

富士総合火力演習 その1

8月27日の日曜日、自衛隊富士演習場において「富士総合火力演習」が開催される。昨日はその予行演習があった。予行演習とはいえ本番と同様の内容で、全国の自衛隊協力会を4万人ほど集めて大規模な実戦演習を繰り広げたわけだ。 ワシャは知人の誘いがあって…

富士総合火力演習 その2

(上から読んでね) おっと、そんなことはどうでもよかった。ツアーに行く話でした。 さて、ワシャはバスの中で爆睡してやろうと思っていたが甘かった。満員だったのでワシャが専用できるのはもちろんシート1個だけなわけで、そんな狭いところでは大らかな…

帰ってきたワシャ

え〜っと、昨日から40時間ほど寝ていません。だから今とても眠たい。実は昨日の深夜というか今日の早朝、三河安城発の「富士総合火力演習」行きの観光バスに便乗して富士の裾野まで行ってきたのじゃ。だから今とても眠たい。 ということで、詳細は明日のココ…

怪しいチラシ

たまたま街を歩いていたら優しそうなオジさんから某宗教団体のチラシを渡された。「なんだべや」と思って、チラシを読んでみるともの凄いことが書いてあったのじゃ。 このチラシによれば、ガンは簡単になおるのだそうだ。祈りをこめて真剣に手をかざすと20日…

雲泥

最高の試合だった。これが本物のスポーツでしょ。ワシャは実は野球なんて好きではないのだが、日曜、月曜の早稲田実業VS駒大苫小牧の試合からは目が離せなかった。この17歳、18歳の少年たちが甲子園というリングで繰り広げた試合に魅了された人は多かった…

怪しい焼肉屋(前編)

先日、仲間で焼肉屋に行く。焼肉チェーンの「カルビ○○」にいそいそと出かけた。 着いて、席に案内されて、メニューを見ると、「1時間、飲み放題、1500円」と書いてある。仲間は呑み助ばかりなので「これにするべ」ということになった。座ってから5分ほど待…

馬琴の日

再来週、地震防災の講演を頼まれていて、その下準備をしなければいけないのだけれど、今日は「滝沢馬琴の日」なので、朝から『南総里見八犬伝』を出してきて読んでいる。なんで「滝沢馬琴の日」かというと、実は天保13年(1842)の8月20日に足掛け28年もか…

豇豆(ささげ)

昨日のブログを書くのに、歳時記を繰っていて「豇豆飯(ささげめし)」という言葉に突き当たった。初秋の季語で、新豇豆をそのまま飯に炊き込んだり、小豆飯のように湯煮して炊いたり、豇豆を混ぜた茶飯など鄙びた味覚がこの時期に楽しめるのだそうだ。 ワシ…

うつろい

午前5時起床。エアコンは27度で一晩中入りっぱなし、もうエアコンなしには生きていかれないのじゃ。寝室から廊下にでると、「おや?」昨日までは、廊下にムッとした空気が充満していたのに、今日はその「ムッ」がない。新聞をとりに玄関を出ると我家の庭に…

そいつは水の中にいる

メドチ、ミンツチ、エンコウ、カブソ、ヒョウスベ、祇園坊主、サンボン、テガワラ……これが何かわかった人はかなり詳しい人だろう。 ガッコ、ガッタイ、ガッタラボシ、ガッタル、ガッタロ……だんだ語感が近づいてきた。 カアコゾー、カースッパ、ガータロ、ガ…

西三河は外国人ばっかりじゃ

昨日の夕方のことだ。職場からサイクリングロードを走って自宅に向かっていた。お盆なので普段より自転車の通行量も少ない。快適に走っていると、横道から数人の自転車がサイクリングロードに侵入してきて、思わず急ブレーキを掛けさせられた。「危ない!」…

仕事漬けの日々

今朝の朝日新聞に「メールで残業お持ち帰り」という記事があった。インターネットを活用し、帰宅後も会社の仕事を続ける「メール残業」が拡大しているというのだ。また休日も夜間もシステムトラブルを心配して携帯電話を身辺から離せず、心理的に拘束される…

盆休めん

世間はお盆だというのにワシャは仕事なのじゃ。それも今週末に大きな会議と監査を抱えているので普段よりも忙しいくらいだ。今日、ワシャの家に和尚さんがお参りに来てくれるが、残念ながらワシャは仕事で同席できない。ご先祖様、アホな子孫を許してね。 だ…

議員の資質

昨日、刈谷のイトーヨーカドーに買物に出かけた。そうしたら玄関前の歩道で刈谷市議会議員のKさんが街頭演説をやっていた。炎天下の中で汗を拭きながら一所懸命に政策を訴えかけていた。頭が下がる。 ワシャは基本的に市議会議員を始めとする地方議員の資質…

白金台あたり

池波正太郎の『仕掛人・藤枝梅安』シリーズに「梅安晦日蕎麦」という佳作がある。この作での藤枝梅安と対するのは、海坊主のような毛むくじゃらの大男で、まるで、大泥棒の石川五右衛門みてえな物凄い面構えの浪人者と、常軌を逸した女好きという狂気の旗本…

腰痛ですぞ

一昨日の午前中、イベントの準備をしていて腰に軽い痛みが走った。「まずいな」と思っていたら、案の定、午後から痛みが拡大し動くのもままならない。仕事を終えて急ぎ家に戻り、低周波治療器を患部に装着し電気を流したのだが、思ったようには回復しなかっ…

モテない男

知人にSという四十男がいる。彫りの深い顔立ち持ち、筋肉質で背が高く生真面目な男だ。地元中堅製造業の専務でもあり名士と言っていい。金もそこそこ持っている。 そんな男なのだが、これがなぜか女性にモテない。いろいろ仲立ちをしているのだがうまくまと…

台風7号

こんな台風は見たことがない。8日未明から東海沖に居座り続け、9日午前3時現在も浜松の沖合いに漂っている。ワシャの住む町は西三河南部という気象予報区に入っているのだが、台風7号の強風域に昨日から入っているにも関わらず、警報は出ず、雨も降らず、風…

読書会

刈谷駅前の産業振興センターで読書会。課題図書は小林よしのり『いわゆるA級戦犯』(幻冬社)だった。若干、美化のきらいはあるが、いわゆる「A級戦犯」「BC級戦犯」というものを理解するためには適当な本だと思う。知識人ですら「靖国」「戦犯」「東京…

日本三大七夕

「日本三大七夕」の三都市を知っていますか? 答えは、宮城県仙台市、神奈川県平塚市、そして愛知県安城市の三祭でした。仙台と平塚は頷けますよね。しかし「安城市」ってなんなんだ?全国的に七夕祭を開催しているところは沢山あるし、愛知県内だって一宮市…

ヒグラシの森

まだ金曜日の余韻が残っている。 東京都庭園美術館のことである。元々ここは旧朝香宮家の邸だった。この宮家、明治39年に明治天皇の特旨によって創立された若い宮家であり、それまで海軍の接収地だったところに、急遽、宮邸を整備したらしい。明治11年に内務…