2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

南の島に雪が・・・(1)

加藤大介という俳優がいた。あの黒澤明監督の「七人の侍」で、首領の勘兵衛(志村喬)を補佐する参謀役七郎次を好演している丸顔の人だ。と、いうよりも森繁久彌主演の「社長シリーズ」で純情な営業部長大場太平といったほうが、分かりがいいだろうか。 加藤…

南の島に雪が・・・(2)

それから何日かが過ぎ、その日も静かに幕が揚がった。加藤たちはいつものように大歓声が巻き起こると思って待っているのだが、あに図らんや、会場は水を打ったように静まり返っている。「どうした?」と加藤たちが今日の部隊を確認すると、東北の国武部隊だ…

帆足氏

帆足という苗字はかなり珍しいと思ったのだが、どうやらそうでもないらしい。日本の苗字の中では第3392位にノミネートされている。角川、川谷、麻田、牧村などより上位に入っている。これらの名前よりメジャーということだ。 帆足さん、実は大分県に多い…

夢をみた。 スーパーの一角にある合宿所に宿泊していた。そこには小学校の教室のような大広間があって幾つもの木製のテーブルが並んでいる。天井からは「整理整頓」とか「読んだ雑誌は元の位置に戻す」とか何枚もの注意書きが下がっていた。 合宿所から外に…

高校時代

高校1年の秋のことだった。大型自動2輪の免許が欲しくて、学校に内緒で放課後自動車学校に通っていた。当時、サッカー部に所属していたが、もちろん理由を捏造しサボるしかなかった。なにせ青春ですから、グランドで球蹴りをしているより750ccに跨っ…

台風一過

今朝の空は久しぶりに青い。台風7号がよどんだ大気を掻き回してさらっていってくれたお陰だ。 この台風、中心気圧が980ヘクトパスカルで台風としては大したやつではなかった。伊勢湾台風というばけもの台風が929ヘクトパスカル(当時はミリバール)だ…

お江戸は遠くなりにけり

「海沿いの茶店へ入り、麦湯で喉をうるおす。道をへだてた向こう側には大規模な牛小屋が並び、道路には、ひっきりなしに牛車が往来している。茶店のおばさんの話では、ここだけでも千頭はいるという。牛にも日除けのござを差しかけている。背後には沖の白帆…

杉浦さんと同じ枠の中で書くのが嫌だったので

世の害毒にしかならない下劣な野郎は、これが長生きなんだな。えーい、名前を出すのもおぞましい。猪瀬氏にわびて、さっさと腹を切れ!

テレビの凋落

46歳のフジテレビアナウンサーがお笑いや後輩の女子アナに笑い者にされながら必死に走っていた。と、いうよりも歩いていた。 山中秀樹アナウンサーが人事異動を餌に、完走すれば異動は白紙にするが、できなければ異動が発令されるという屈辱的な条件で半ば…

峻嶺

司馬遼太郎記念館会誌の第16号の冒頭に記念館館長の「大書架から」というエッセイが連載されている。その中に司馬さんの蔵書に関する記述があった。それによると司馬さんは手元まわりだけでも辞典256、事典182、字典9、その他古典関連が50点ほど置…

破壊王逝く

今、1冊の分厚い本を開いている。平成7年(1995)発行の「プロレス全書」である。なんでこんな本を引っ張り出してきたかというと、先日、亡くなった橋本真也のことを確認しておきたかったからである。 昭和59年(1984)、プロレスは興隆を極めていた。ア…

岩熊さんフライパン事件

「岩熊」という異名をもつ知人と、信州白樺湖周辺の高原へ夏休みを利用してスケッチ旅行に出かけたことがある。高原のホテルに着いたのが午前9時、ホテルの駐車場に車を停めると、画材と缶ビールをトランクから下ろして、とにかく無事に到着したことを数人…

大相撲再建計画 その1

大相撲人気の凋落が著しい。相撲ファンとしてその理由を検証してみた。1 一人横綱 朝青龍のぶっちぎりの強さというものが、大相撲人気の足をかなり引っ張っている。もちろん横綱は強くなければならないし、その意味で朝青龍は一所懸命に精進し横綱の地位を…

大相撲再建計画 その2

3 時間帯 相撲の開催時間である。現在の時間帯(十両幕内が午後4時〜6時)ではワシャたちサラリーマンは絶対に見ることができない。土俵周りを固めているのは自営業者か高齢者、芸者に水商売のねーちゃんてなところが目につきますぞ。もちろんこの方たち…

愛知博雑感(4)グローバル・コモン4 その1

会場の最南端に位置するもっとも辺鄙なグローバル・コモンではあるが、600円を払えばキッコロゴンドラが運んでくれるのでさほど不便さは感じなかった。《ロシア館》 少なくとも今回見た中ではまともな出来だった。ロシア人は基本的に真面目だな。マンモス…

愛知博雑感(4)グローバル・コモン4 その2

《リトアニア館》 100平米くらいのスペース(正確な建物のデータはどこを探しても見当たらない。万博協会が不親切だ)にDNAの3次元モデルがところ狭しと配置され、どこをどう歩けば順路なのか分からない迷路状態だった。でもこのごちゃごちゃ感が万博…

愛知博雑感(4)グローバル・コモン4 その3

《昼食》 チェコ館で食いそびれたワシャはとぼとぼと歩いていた。そろそろ腰も疲れてきた。「どこかで椅子に座って休憩したいものじゃ」と思っても、座るところなんてどこにもありゃしないのさ。うろうろしてルーマニア館の裏手にあるフードコーナーにベンチ…

来嶋又兵衛

幕末、長州藩に来嶋又兵衛という侍がいる。京都東山霊山にある維新の志士顕彰墓に高杉晋作、久坂玄瑞らと並んではいるが、知名度からいってこの二人には大きく水を開けられている。 何故か。理由として考えられるのは享年である。高杉29歳、久坂25歳に対…

朝青龍に土

いやぁー、昨日の結びの一番はよかったですなぁ。琴欧州が横綱を上手投げで破ったのである。その時、愛知県体育館は青に染まった。過去、こんなに座布団が舞ったのをワシャ記憶していない。弱い大関陣を尻目に独走を続ける朝青龍にようやく待ったをかけた。…

公器

社会の公器といわれる新聞がおもしろい。 ここにある日の新聞が3紙ある。その1面の見出しを見てみよう。《中日》○金総書記「非核化へ努力」○宝塚の愛 万博を巡る○野口さん「今こそ飛ぶ時」(スペースシャトル打ち上げ)○参院自民17人「反対」(郵政民営化法…

三回忌

昨日のこと、仕事帰りに友人の三回忌のお参りに友人宅をおとなう。奥さんと次女が迎えてくれた。友人の足にまとわりついていた幼子もすでに4年生になっている。時の巡るのは実に早い。 仏前に坐し線香に火を点じ供える。合掌するが何も思わないし浮かばない…

第3の悲劇

有楽町線の新富町駅近くのホテルに宿泊した。ここからなら東京ビッグサイトまで30分で楽勝に到着できるからである。それでも講演会の始まる1時間前にはチェックアウトして、コンビニに寄って、新大橋通にある4番口を降りていった。改札まで行って、切符…

13日の分、14日に書いてます。

池袋のビジネスホテルに泊まったのだが、そこにはインターネット端末があった。「おっ、これなら休まずにブログが書けるぞ」と思ったのだが、何だか規制がかけられていて、日記に書きこみができなかった。パソコンを持っていけばよかったなぁ・・・

悲しい出来事

ワシャは旅行や出張に出かける時に札入れを2つ持っていくことが多い。なぜって?それはね、ワシャはヒップ・ポケットには札入れを入れないの。オジさんたちはよくケツのポケットに分厚い札入れを入れて膨らませているでしょ。あれはメチャメチャ格好悪いの…

名古屋場所展望

カド番の大関魁皇に土がついた。若手の普天王に寄り切られた。真っ向勝負での勝利である。普天王にとっては会心の一番だったし、魁皇にとっては引退という二字の見える最悪の一番だった。持病の腰の状態もよくない。前半で2〜3番黒星がつけば本当に引退と…

朝日新聞「声」欄

ワシャの家では朝日新聞と中日新聞をとっている。以前は読売新聞もとっていたのだが販売所が怠慢だったので止めた。基本的には地元ニュース満載の中日だけでいいのだが、朝日はいろいろと面白い記事が載るので病み付きになり、この新聞だけはやめられないの…

兄と弟

今、「相撲」(平成5年4月号)を手にしている。表紙は初優勝を果たし、嬉しそうに天皇杯を持っている若花田(兄)である。特集ももちろん若花田関連です。「[春爛漫、二子山場所]若花田、初優勝の感激」よかったねお兄ちゃん。 ただし番付面では、貴ノ花(…

刈谷の殿様

刈谷藩の城主に松平定政という人物がいる。桑名藩14万石の藩主松平定勝の六男として慶長15年(1610)山城国伏見に生まれた。戦国は慶長20年の大阪の陣をもって終焉するので、当然のことながら5歳の定政が参戦できるはずもなく、戦争(戦国)を知…

芽生え

ブログに苦しまない日は概ね午前8時頃に職場に出勤し決裁書類に目を通すことにしている。誰も居ない職場は実に静かで、だから集中ができるので好んでそうしている。 ところが昨日はけたたましい電話に邪魔をされた。まず8時30分前には掛かってこないので…

死因について

人間、死ぬのは1回きりだけど、死因は腐るほどあってどれで死ぬのかは特定できない。 福沢諭吉は脳溢血で亡くなっている。第58代総理大臣の池田勇人は喉頭ガンで死んだ。ジョン・ウエインは肺ガンが元で死亡した。新田次郎は自宅にて心筋梗塞で急死する。…