2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

読書会

昨日、読書会。課題図書は『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(中公文庫)。 この本は評判がよかった。一章のそれぞれの「失敗事例」もさることながら、二章の「失敗の本質」、三章の「失敗の教訓」の中のフレーズを指し示す人が多かった。 例えば、「不均…

心を失わないように

昨日で3週連続の講義が終了した。2時間の喋りっぱなしである。これは結構こたえる。ワシャの部下も最後の講義なので聴きに来ていて、「あれだけ歩き回ったら疲れますよ。2時間だから、8キロくらい歩いたことになるんじゃないですか」と言った。 そんなに…

福井地震の日

ああ、今日は福井地震の日だった。 1948年だから、63年前のことになるのか。震源は福井市の隣の坂井市である。M7.1のごく浅い直下型地震だった。この地震で3,769人の方が犠牲者になっている。これも大震災と言っていい。 ただ、まだこの頃に…

日曜日の午後に考えた

来月から長期に旅に出る。その準備で只今大わらわ。午前中は所用で外出していたので、午後から「たかじんのそこまで言って委員会」を見ながら、荷作りを始める。途中、梱包材が足りないので近くのホームセンターに出向く。 ワシャの家からホームセンターまで…

ガキの陣地取りでもあるまいに

以下のPDFの5ページをご覧いただきたい。 http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/japan_border_review/no1/03_li_guoqiang.pdf この地図で、沿岸国ギリギリのところに二点鎖線が引かれているでしょ、これが支那中国の主張する管轄権海域境界線で、こ…

落語会に行けなかった

ふえ〜ん(泣)、夕べ、地元で落語会があった。 瀧川鯉昇、立川談笑、柳家小福などがやってきていた。しかし、ワシャは公的な飲み会があって行けなかった。残念。 でもね、友だちが聴きにいって、その感想をメールで送ってくれた。感謝。 やっぱり名人鯉昇が…

選挙と民主主義のいかがわしさは中学校で学んだ(2)

左巻きPTAに後押しされたショッカーは、仮装行列を中止すべく内申書を気にする秀才の生徒会役員やクラス委員を抱きこんで多数派工作を進めている。 中学校の思い出に、どうしても仮装行列をやりたいワシャらも手を拱いていたわけではない。まず、息のかか…

あついあつい……

夕べは暑かった。午後10時ごろからジトジトと雨が降りはじめ、湿度が一気に上昇する。書庫(物置ともいう)で小説を読んでいたのだが、繰るページが湿っていくのがわかる。風呂から出てさっぱりしていたのが、いつの間にか全身汗まみれになってしまった。 …

洋風二題

この間の日曜日である。名駅界隈で友人と偶然に入った店が当たりだった。 おいしいものを食べさせてくれればどこでもよかった。ただ、チェーン店は避けたかったのと、肉系は重たいので魚介系の店を中心に探した。 名古屋駅の北東500mほどに位置する老舗…

今、能がおもしろい

先日、名古屋で「能」を楽しんだ。「誓願寺(せいがんじ)」と「鉄輪(かなわ)」である。 「誓願寺」は、恋多き女、和泉式部の成仏の話で、悲劇が中心の能にあって珍しくハッピーエンドの結末を持つ。前シテも後ジテも美しい小面であり、若い女であるので衣…

選挙と民主主義のいかがわしさは中学校で学んだ

ワシャは、今では物静かなタイプになってしまったんだけれど(笑)、中学生のときはやたら目立ちたがりだった。級長や学級委員になりたかったし、生徒会の役員にもなりたい、そんなガキだったんです。 とりあえず2年生のときに生徒会の副会長に立候補した。…

東京都立川市

ひょんな縁から、立川市のことを調べている。人口178,000人、面積24.38平方キロ、豊明市よりも少し大きいくらいか。 万葉集にこんな歌がある。 「赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山かしゆかやらむ」 『新訓万葉集』(岩波文庫)によれば、こ…

バグバーガーはいかが

へぼ飯をご存じだろうか。 へぼ(地蜂)の巣をとってきて、裏から軽く火であぶると、幼虫が巣から這い出してくる。巣を逆さまにしてトントンと叩いてやると、バラバラと落ちてくる。これを集めて砂糖、醤油、酒を使って煮立ててつくだ煮にする。これを炊きあ…

短い挨拶のほうが難しい 昨日、2時間の講演の話をした。時間的には大変だったが、2時間という時間があるので、自分の話したいことはたいてい盛り込める。それに、時間があるので、少し脇道に逸れても、軌道修正ができるのでどちらかと言えばまとめやすく楽…

某所で講演

一昨日、関連会社の新任係長の研修で一席ぶった。一席といっても2時間である。2時間の喋りっぱなしはなかなかきつい。終わってみれば、涼しい部屋にも関わらず汗びっしょりになっていた。とくにワシャの講演は、パワーポイント、OHC、ホワイトボードな…

日本の未来は明るい

今日は明るい話をしよう。 ワシャが岩手県の陸前高田や大船渡に行ってきたことはこの日記に書いた。確かに瓦礫の撤去などは進んでいないように見えた。うずたかく積まれた瓦礫以外なにも見えない風景は、賽の河原のようでもあり、同行者が「地獄だな」とつぶ…

みだらは乱れから生まれない

林秀彦『「みだら」の構造』(草思社)にこんなフレーズがある。 《ふだんは寸分の隙もなくきちんと着こなしている女が、ふとしたはずみで裾を乱す。みだらはそこから生まれる。》 《乱れるということは、それ以前の乱れていない状態、つまり正調の状態が、…

朝から泣いたり祈ったり

実は早朝から書斎(物置ともいう)で泣いている。 先日、久しぶりに飛行機に乗ったことを書いた。ワシャは心底飛行機という交通手段が嫌いで、よほどのことがない限り乗りたくない。でも、「東北大震災の被災地へ行く」というモチーブには抗しがたく、『般若…

書店にゆく

このところ公私ともに忙しい。まぁそれは突然岩手へ出かけたりしているから仕様がないのだが、気がつけば1週間(実は8日)もいつもの本屋に顔を出していなかった。 だから、昨日、居酒屋に行く前に立ち寄ると、あらららら、「e−hon」がずいぶんたまっ…

亭々(ていてい)

「吾妹子(わぎもこ)が 見し鞆(とも)の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞ無き」 万葉歌人の大伴旅人が広島県福山市の鞆港で詠んだ歌である。歌意は――わが妻が見た、鞆の浦のむろの木は、いつまでも変わらずにあるけれど、それを見た妻はもういないこ…

書店にゆく

このところ公私ともに忙しい。まぁそれは突然岩手へ出かけたりしているから仕様がないのだが、気がつけば1週間(実は8日)もいつもの本屋に顔を出していなかった。 だから、昨日、居酒屋に行く前に立ち寄ると、あらららら、「e−hon」がずいぶんたまっ…

亭々(ていてい)

「吾妹子(わぎもこ)が 見し鞆(とも)の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞ無き」 万葉歌人の大伴旅人が広島県福山市の鞆港で詠んだ歌である。歌意は――わが妻が見た、鞆の浦のむろの木は、いつまでも変わらずにあるけれど、それを見た妻はもういないこ…

恐怖のフライト

ワシャは神仏、霊魂、幽霊などを信じるものではない。だから、前世も来世も頭っからないものと思っている。 でもね、子供のころに高熱を発すると、いつも同じ夢を見たんだ。それは決まって戦場だった。ジープのような軍用車両に乗ってジャングルの中を走り、…

機上のメッセージ

ここに1枚のメモが残っている。陸前高田市の地図の裏面に記された字は、揺れるANA1487便の機内で、精一杯はっきり書こうと努めたことをうかがわせる筆跡になっている。 メモを読む。 「マルハチゴウマル、離陸始まる。なんだかフワフワするのが嫌だ…

三陸報告2

以前の副社長は徹底した現場主義の人で、中越や能登の地震の時には、災害発生直後の被災地入りをすんなりと認めてくれた。ワシャが防災担当ということもあって会議にも稟議にも諮らず、廊下で被災地出張が決まった。 廊下の向こうから副社長がやってくる。 …

トラトラトラ

ワレキカンニセイコウセリ

三陸報告

「地獄だな……」 同乗者がぼそりとつぶやく。 演劇の舞台が暗転するように、目の前の風景が切り替わった。 ワシャの仲間のNPOは岩手県気仙郡住田町に拠点を置いている。そこの伝手を使って我社からボランティアを21人送り込んだ。かれらは金曜日に三河を…

お知らせ

ちょいと旅に出ることになりました。もしかすると明日、明後日の更新が滞ることがあるかもしれませんが、ご容赦ください。 飛行機嫌いのワルシャワが今ちょこっとビビっています。生きて戻ったら旅のご報告をしますね。 では行ってきます。

大山鳴動鼠一匹

大相撲の八百長問題がすっきりしない形で幕引きされそうだ。 http://mainichi.jp/enta/sports/general/sumo/news/20110602k0000e050017000c.html 結局、25人ばかりの親方や力士を処分しただけで、あとの関係者は頬かむりして嵐が過ぎ去るのを待とうという…

本能寺の変

この国の歴史の中でもトップクラスの人気を誇る織田信長が、天正10年(1582)6月2日の未明に京都本能寺に斃れた。享年49歳である。この時期、対外的には魔王のような強さを見せた信長だったが、内にいる敵には脆弱だった。まさか、近衛師団を率いる明智光…