2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ソ連とドイツ

今朝の朝日新聞国際面。第2次世界大戦の原因や評価を巡ってロシアとヨーロッパ諸国が火花を散らしている。発端は、欧州安保協力機構が人権と自由に関する決議を採択し、その中に「8月23日をスターリニズムとナチズムの犠牲者追悼の日にする」とか「20世紀の…

中国という悲劇

世界ウイグル会議議長のラビア・カーディルさんが日本にやってきた。入国を認めた日本政府に対して中国は政府も民間も猛烈に反発している。http://sankei.jp.msn.com/world/china/090729/chn0907291839003-n1.htm この件に関して中国の反応は常軌を逸してい…

A級戦犯を追放せよ

早速、「週刊朝日」8月7日号を買って、小泉進次郎くんの記事を読みましたがな。記事によれば、進次郎くんの街頭演説は内容のないスカスカの空疎なものだったそうな。そんなことは改めて読まされなくともわかっていた。あ〜、380円損こいた〜。 でもね、ワシ…

小泉進次郎という問題 その1

このニュースである。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090726-00000528-san-pol 横須賀市内で開催されたお祭でのこと。当然のことながら衆院選に出馬する予定の小泉進次郎氏(自民)も対抗馬の横粂勝仁氏(民主)も顔を売るために祭り会場にあらわれた…

小泉進次郎という問題 その2

(上から続く)「(対立候補よりも)有権者とふれ合いたかった。顰蹙を買ったとしたら大変残念」 映像を見てもらえればわかるけれども、進次郎氏の回りに有権者がいなくなる場面は何度もある。その度に横粂氏は接近しようとするのだが、進次郎氏は横粂氏を視…

1Q84

先月の論語塾の際に、塾生のHZさんから、村上春樹『1Q84』(新潮社)のBOOK1、BOOK2をお借りした。そして読んだ。それが結構面白くて、本に付箋がたくさん付いた。こうなってしまうと本はワシャの私的な資料となってしまう。だから、新たに『1Q84…

いかがわしい街と女性の胸

昨日は名古屋で楽しい時間を持った。伏見界隈でショパン、ドラクロアなどの勉強をして教養を高めた。 その後、名古屋駅西に移動した。 その昔、名古屋駅西椿町界隈というのはいかがわしい場所だった。今は駅西地区整備が進んで、名古屋の西玄関らしくなって…

哀れな衆愚

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/2009071401000489.htm 昨年の2月に、養鶏業者が野党議員を呼んで集会を開催しようとした際に、農林水産省の担当課長が、業界団体幹部を呼びつけてこういったんだとさ。「そんな集会を開くんじゃない。与党議員が怒っ…

京都メモ(池田屋で遊ぶ)

幕末史ファン、新選組ファンにとっては聖地のような場所、それが三条河原町東入にあった池田屋である。以前はパチンコ屋が建っていた。だから風情もへったくれもなかったが、この度、居酒屋チェーンの「はなの舞」が海鮮茶屋池田屋として新装開店した。もち…

京都メモ(鱧しゃぶ騒動) その1

夕方、京都在住の知人が合流した。彼女の知っている店が「京風創作料理」を食べさせてくれるというので、河原町三条の東の「浜町」という店に上がった。 およよ、なんとこの場所は、幕末に新選組と勤皇の志士が死闘を繰り広げた「池田屋事件」のあった場所の…

京都メモ(鱧しゃぶ騒動) その2

(上から続く)「待たれい!」 京都の知人が脇の刀を持って立ち上がっていた。「なんでござりますかいな」「鱧しゃぶは……一枚ずつしゃぶしゃぶするもんじゃ」「えええ!知りまへんどした」「きちんとルールを守りんしゃい」「すんまへ〜ん」 などとやってい…

コミックよりも救いようがない

貧しいが平和に暮らしていた村に突如、軍隊が侵攻してくる。進駐軍の司令官はこう住民に布告する。「今日よりこの村は拳王様の支配下に入る!きさまたちみずから拳王様に忠誠を誓ってみせい!!」 進駐軍は、村人に忠誠の証しとして、自ら焼印をつけることを強…

バカヤロー解散

今更、阿呆の祖父吉田茂が昭和28年4月に行った解散を引き合いに出すつもりはない。あくまでも今日の午後1時から開催される衆院本会議で行われる「解散」のことである。 形式的には内閣の助言と承認に基づいて天皇陛下が行われる国事行為である。だから衆…

京都メモ(山鉾巡行の話)

17日(金)の山鉾巡行を見るために、地下鉄を乗り継いで河原町御池の交差点に顔を出したのが午前10時20分だった。この交差点に先頭の長刀鉾が差し掛かるのが午前10時35分頃ということで、朝早くに鄙を出発してきましたぞ。交差点の東南の角で人混…

ウレタンマットはどこへ

新幹線に忘れた「低反発腰用ウレタンマット」が諦めきれないので、午前10時になるのを待って「東京駅お忘れ物取扱所」に電話をする。しかし話中だった。その後、何度かけても話中なので、30分おきにかけることにする。10時30分。11時、11時30…

京都旅行で問題発生 その1

17日、18日と京都に行っていたのだが、いろいろと面白かったんだけど、トラブルも幾つか発生した。そのことがショックで昨日は呆然としていたため詳細を報告できなかったのじゃ。 まず、ショックその1、四条西洞院のホテルのバスルームに、子母澤寛『新選組…

京都旅行で問題発生 その2

(上から続く) なんと、大阪−名古屋間に〈こだま〉は1時間1本しかなかったのである。そんなバカな。 午後の京都駅新幹線ホームはむせ返っていた。〈こだま〉まで40分もここで待たなければいけない。たまたまベンチが空いている。仕方がないので、キヨスクで…

今日も京都

携帯からアクセスしています。詳細は夕方にでも。

京都

薪木(くろき)買わんせ くろき、召しませ 大原女(おはらめ)が沈んだ売り声をあげて河原町通を過ぎたあと、その白い絆脚(きゃはん)を追うようにして、日和雨(そばえ)がはらはらと降ってきた。「静かですな」 沖田総司がいった。 絵のような、京の午後…

信州根羽(ねば)村

根羽村は信州の最南端に位置している小さな山村である。1300人ほどの住民が8300haの森に懐抱されひっそりと暮らしている。その森を1人ずつ割り当てると6.4haとなる。成木なら1ha当たり500本というのが相場だから、ざっと3,200本の樹木が1人の住民を支えてい…

ネバーランドにはヒグラシが鳴いていた

昨日、急遽、マイケル・ジャクソン追悼のためにネバーランドへ行ってきた。ハードなスケジュールだったがなんとかその日のうちに戻ってこれた。 家に帰ってきたのが深夜だったので、詳細についてはまだまとめてないけど、今日の夜には報告したいと思っていま…

雅子と真希 その1

「文藝春秋SPECIAL」2009年夏号は「映画が人生を教えてくれた」と題した映画特集である。若僧の頃、映画の世界を目指していたワシャにはうれしい特集ですぞ。 その中に「心に残る映画スター・ベスト10 邦画・女優篇」という記事があった。日本映画の…

雅子と真希 その2

(上から続く) 併読している本の中に、村上春樹『1Q84』(新潮社)がある。その中に「読字障害」の少女が登場し、「平家物語」を吟ずる場面がある。そこを読むと、やっぱり「平家物語」が読みたくなったので、『平家物語』(講談社学術文庫)を引っ張り…

権力に淫する

人の顔というものは正直なもので、権力に淫すると覿面(てきめん)に悪い顔になる。概して政治家の顔が悪いのはこの作用によるものと言っていい。 野田聖子がそうだった。将来の首相候補とまで言われていた彼女が郵政民営化で当時の小泉首相から追放をくらっ…

楽しい論語塾 その1

昨日、久々の論語塾。いよいよ残り2回で『論語』(岩波文庫)を完読する。約2年の講座だったが、呉智英先生の緻密な講義を聴いて「論語」というものの見方がまったく変わってしまった。次は、10月18日(日)から「荘子」が始まる。道家の思想家たちに…

楽しい論語塾 その2

(上から続く) 塾が終わってその帰路に、塾生のMさんと少しお話をする機会があった。Mさんはワシャが腰痛戦隊ヘルニアンだということを知っている。M「腰の具合はいかがですか?」ワシャ「このところ調子がいいです」M「どうして腰を痛めてしまったんで…

夢の話 その1

昨日、早めに就寝したおかげで今朝はかなり調子がよくなった。でも、眠りが浅かったせいか、長い夢を見た。 場所はどこだろう。和室には違いないのだが、大磯の別邸ではなかった。多分、ワシャの記憶の中にある場所なのだろうがどこなのか思い出せない。 ま…

夢の話 その2

(上から続く) 場面は突然飛ぶ。JRの線路の南側に広い田んぼがある。そこで同じ会社のMという男と立ち話をしている。Mはその田んぼを埋め立てて家を建てると言う。ワシャは「家を建てるのはいいけれど、埋め立てから少し時間を置いたほうが地盤が安定す…

地球は温暖化していませんが

今朝の朝日新聞の「オピニオン」欄に久しぶりに城みちるhttp://will01.com/jo/が登場している。 違った。東北大学の明日香寿川(あすかじゅせん)教授だった。 明日香教授は言う。「中国は、地球温暖化対策の優等生だ」「中国は世界的にも高い省エネ・自然エ…

再登場のつもりが・・・・・・

午前中はよかったのですが、昼過ぎから調子が悪くなってきました。書庫の掃除でもしようと思っていましたが、とてもできる状態ではありません。メガネもどこかにいってしまいました。本を読む気力もわいてこないんです。頭も重いし、肩も張っている。 そんな…