2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

九博から帰り道

「100のモノが語る世界の歴史」では印象的な二つの像があった。ひとつは紀元100年頃のガンダーラ仏である。釈迦の姿が描きはじめられた最初のもので、仏像からは釈迦の徳の高さ偉大さが如実に示されている。お顔も、ヘレニズムの影響を受けておられるが、慈…

天神様の左

大宰府天満宮のお参りし、参道を戻ってくる途中で左に折れる。佐賀の友人がどんどんと山に向かって歩く。おいおい、この炎天下、どこに連れて行こうとするのじゃ。ワシャはそろそろ休憩して、冷たい生ビールをグビグビッとやりたいわい。 山の端っこに、突然…

左遷の聖地

朝食後、佐賀の仲間が車を出してくれた。これで大宰府天満宮に行こうというのである。ワシャは20年くらい前に太宰府天満宮に立ち寄っている。でも最近は様変わりしていると聞いているので、厄落としも兼ねて出かけるのだった。 都心で、福岡都市高速道路に乗…

静かなる武士(もののふ)

それでものぞみに乗ってしまえばどうということはない。同行のメンバーが缶ビールやおつまみを買ってきていたので、それで早速祝杯をあげる。京都に着く前に、2本を飲む。新神戸までまた2本。岡山あたりで眠くなって、広島で目が覚めた。広島から本を読み…

波乱の予感

ハードなスケジュールだった福岡行を聞いてくだされ。 土曜日の朝は、地元に住んでいる作家の講演があった。この人とは年末に仕事を予定しており、そのあたりの打ち合わせもしなければならない。もう一人、交渉事があって、こちらはかなり大物のエンターテー…

博多ですばい

今、福岡市にいるんですよ。 昨日の夕方に博多駅について、ホテルに荷物を置いて、そのまま中洲に直行した。中洲の飲み屋で同窓会のような催しがあって、10人ばかりの仲間が集まった。遠い人は、オホーツク海沿岸から来ているから、結構、全国的でしたぞ。

宇宙の神秘

普段、愛知県の人口集中地区に住んでいて、周辺が明るいせいか、星のことを意識したことがない。夕べは薄曇りだった。西の空にぼんやり輝く上弦の月がかかっていた。雲のせいで星はひとつも見えない。おそらく地上を離れ、雲の上に出れば満天の星空なのだろ…

好きな雨と……

「日照雨」(そばえ)が好きである。天は晴れている。にもかかわらずパラパラパラと風に舞った水滴が降る。地域によっては、「化雨」(ばけあめ)「あがり雨」、あるいは「狐の嫁入り」と呼ぶ。晴れ渡っているのになぜか小雨が降ってくる。遠をゆく雲から気…

いつの時代も

靖国神社の遊就館に展示されている人間魚雷「回天」を見るたびに涙があふれてくる。全長15m足らずの小さな潜水艦で、外界との接点は小さなスコープしかなく、そんなちゃちな鉄の棺桶で大海原に出て行くその心細さはいかばかりであろうか。 これらの特攻を…

老害

東京五輪関連のイベントの会合があった。議長は下村博文文部科学相だったが、急きょ新国立競技場の計画の再検討に向けた関係閣僚会議が招集されたために途中で退場した。これに対してオリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が「途中退席は極めて非礼」と…

史上最低の横綱

いやー、UPするのを忘れて仕事に行ってしまいました。遅ればせながら……。 21日の朝という時期では、もういろいろなところで白鵬への苦言が呈されていることだろう。でも言いたい。この男が横綱という地位にいることが相撲という日本の伝統文化への冒涜で…

地震も噴火も予知は困難

18日の朝日新聞「総合欄」に《「活断層否定できず」維持 志賀原発規制委会合が報告書案》の見出しがあった。 地名で言うと、志賀原発の「志賀」は「砂州でできた海岸、湖岸」というような意味で、地盤はかなり悪い。そりゃ地震が来れば揺れるし、断層が直…

逃亡者

場所ははっきりしている。エストニアとロシアの国境の町である。 時代ははっきりしていない。ただKGBが走り回っていたので、おそらくソビエト連邦の崩壊前だろう。 夜である。ワシャは一軒の民家の地下室にいた。階段を上がって、アルミサッシのドアを通…

危険な地名

今回の台風で阿南市加茂谷中学校が水没した。 http://e-school.e-tokushima.or.jp/anan/jh/kamodani/html/htdocs/index.php?page_id=0 この中学校は2014年の大雨でも水没している。この地域は水害の常襲地帯と言っていい。そのことは「加茂谷」という地名が…

台風荒れてデモ静かなり

朝日やTBSに代表される左筋マスコミの論調は国民すべてが安保法案(安全保障関連11法)に反対しているかのようだが、 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6167357 そんなことはない。安保法案の詳細な内容を知らない国民が大多数で、空気によって「いやだ…

小泉八雲

朝からかなり強い雨が降っている。台風11号の影響が出始めた。昨日、一昨日は貴重な晴れだったわけだ。 昨日の夜、NHKの番組で「100分で名著・小泉八雲」が放送されていた。 http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/45_omokage/index.html#box03 去年、…

連日

夕べ、壮行会。今朝から仲間たちが全国に業務調査に出る。遠くは東北、関東、北陸方面に飛ぶ。だからいつもは遅くまでねばる連中も、夕べは早めに帰っていった。みんなまじめだ。 2軒目のときである。たまたま顔見知りの若い商店主が入ってきた。2軒目にな…

落語の話

夕べ定例の読書会。課題図書は、桂米朝『落語と私』(文春文庫)である。30年前に書かれた本で、当時、米朝さんは60歳だった。ご本人は「55くらいで寿命になるだろう」と思っていたふしがあって、その頃までは上方落語復活のために馬車馬のように走ってい…

現実を見る

戦場ジャーナリストを名乗っている渡部陽一さんの撮った写真は旅番組から切り取ったような写真ばかりで、本人の説明が加わらないとよくわからない。 http://yoichi-watanabe.com/galleries.html 兵士の立つジャングルの夕日はきれいだし、カメラを見つめる少…

正座が悪けりゃ坐禅にしたら

《東京都立府中工業高校の男性教諭(35)が今年5月、2年生の東京観光の校外学習で、生徒が集合時間に遅れたことをとがめて、生徒96人に都庁前広場で正座させていたことがわかった。》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000011-asahi-soci…

間寛平は色男だ

木曜日のNHKの番組「ごきげん歌謡笑劇団」に、往年の吉本新喜劇で一世を風靡した間寛平がゲストとして登場した。「アヘアヘアヘ」「アメマー」「なめなめくじくじなめくじくじ」など、寛平ちゃんのギャグが炸裂。久々に涙を流して笑わせてもらった。 http…

ランドセルしょって元気よく

いちゃもんもここまでくると芸になっている。 《日本のランドセルは、軍国主義の象徴であり、韓国人なら見直すべきだ――。韓国の大手紙「朝鮮日報」がこんな荒唐無稽なコラムを書いて話題だ。欧米セレブの愛用をきっかけに国内で人気になっていることに対し、…

出そめたり 城跡に白き 半夏生 

ワシャの町の城跡に建つ八幡様の裏の湿地に半夏生(はんげしょう) http://www.hana300.com/hanges.html が見事に咲いているという。知り合いから先週末に聞いた。 日本の季節は72に別れている。それを七十二候と呼ぶ。今は小暑の第一候(第三十一候)なの…

ニュース3つ

《奈良女児不明 「一生懸命やっているのに受け入れてもらえない」容疑者、短期間に勤務先を転々》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000547-san-soci 社会は、一生懸命にやっていれば受け入れてくれるほど甘いものではない。そのことを理解して…

読書のすすめ

書誌学者の谷沢永一さんの『人間通と世間通』(クレスト社)の中に「読書を実生活に活かす知恵――人間にとって、成長とは何か」という文章を読んでいる。じつは今日、「高齢者と読書」みたいなことで、170人くらいの人の前で一席ぶたなくてはいけない。読書に…

サザエさんとゴルゴ13

最近、サザエさんを見なくなった。というより見たくなくなった。ワシャが物心つくころには、サザエさんはマスオさんと夫婦になっていて、磯野家に同居していた。小学4年のころには一所懸命に朝日新聞の四コマ漫画を切り抜いて、帳面に張り付けていたものであ…

梅雨で〜す

雨が続いている。たまの驟雨に走り回るのは楽しいが、こう毎日雨雨雨で、お天道様の顔を拝さないとやっぱりスッキリしませんぞ。6月末からちょいとした私事で、自宅を空けられなかったので、7月中旬までの旅行、遠出などはみんなキャンセルしてしまった。と…

給食も大切だけど歴史もね

今朝の朝日新聞社会面。「給食 未納3カ月で停止」 http://www.asahi.com/articles/ASH6S62FYH6SUTNB00F.html 上記URLの朝日新聞デジタルのほうは紙面の続編になる。「給食費3カ月未納で給食停止 通知後、支払い急増」。 賛否については、ネット上にあふ…

火山島へもどる、オレももどる、オレもオレもオレも……

自己責任という言葉はあまり好きではないが、自分の責任で火山島に戻るっていうのはありだと思う。その代わり「自分との音信が不通になっても公費で探す必要はない」の一筆を入れておけばいい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000029-asahi-…

沛然たる雨の下

根っからガキなんでしょうかね。 昨日の昼、カーキ色のカッパを着て雨の中を自転車で走っていた。雨も小降りだったし、社用車もあいにく出払っていたので、「この程度なら」と本店まで出かけたわけである。ところが途中から雨足が強くなり、前方の神社の杜が…