2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

反論

「なに言うてまんねん。あんたらは人生を長く生きてきて死んでも本望かもしれまへん。けどな、あんたの周りに若い人がぎょーさんいまっしゃろ、もしかしたら生まれたばっかりのやや子かているかもしれまへんで。その人らが瓦礫の下に埋もれているとしたらど…

老人の防災

午前3時30分起床。体は疲れているのだが、年度変わりで精神的に興奮しているのだろうか。3時間ほどで目が覚めてしまった。睡眠時間だけは日垣さん級になってきたな。 3月27日の勝谷さんがメルマガで災害と高齢化の問題を取り上げていた。報道を見て《助けら…

頭が春休み

土曜日に大きなイベントがあった。日曜日は休めると思ったら「能登半島地震」が発生し、その対応に追われたために休めなかった。また3月も末になると年度の切り換え業務が集中して、ちょこっと疲れてきたのじゃ。そこにもってきて原因不明(笑)の頭痛に見ま…

ワシャ蔵がいない

銭亀の平次親分が木戸番屋を覗きこんで、番太の年寄りに声をかける。平次「とっつあん、ワシャ蔵を見かけなかったかい?」番太「ああ、銭亀の親分さん、いい陽気になりましたね。ユキヤナギが満開ですよ」平次「そんなこたぁどうでもいいんだ。ワシャ蔵を見…

読書が足らぬ

先週、新聞の記事下に岡崎武志『読書の腕前』(光文社新書)の広告が出ていた。「読書」とあれば、即買いのワシャは、さっそく隣町の大型書店までのこのこと出かけたのじゃ。 もちろんお目当ての本は手に入れた。同じ新書の棚に、老師ニシベの『核武装論』(…

大相撲は死んだ

千秋楽、結びの一番、横綱朝青龍対大関千代大海、朝青龍が勝てば白鵬との優勝決定戦があるが、とにかく春場所本割りの最終戦である。大阪府立体育館に詰めかけた相撲ファンもテレビ桟敷の全国の好角家も最上位の2人の取り組みに固唾を呑んだに違いない。朝青…

首長の暴走 その1

兵庫県加西市で市長が暴走した。職員採用に際して、市長が試験結果を無視して補欠にすら入っていない2人を合格させていたそうだ。これって裏口採用だよね。その結果、試験の点数とつじつまを合わせるために、人事担当者がその2人の点数を改竄した。これは虚…

首長の暴走 その2

(上から読んでね) 愛知県の新城市長が、「政治判断で決めた」として副市長2人案と、その副市長に徳島県の元町長を選任する案を市議会に提出したが、あえなく否決された。残念だったね。 この市長の判断には2つ問題がある。まず新城市の行政規模を考えてい…

春爛漫、覚王山散歩(昼食) その1

昼食は日泰寺東、姫池通沿いにある「うめだ」という手のべのとんかつが評判の店に入った。図らずも(本当は図ったけど)K先生と同じテーブルになって、いろいろとご教示をいただいた。愛知県選出の方言丸だしの議員が、実は普段は標準語で話すということや…

春爛漫 覚王山散歩(昼食) その2

(上から読んでね) 西の入口を押して細長い店内に入ると、すぐに古本の棚があって、およよ!『齋藤茂吉全集第35巻』(岩波書店)が並んでいるではありませんか。中身を見れば、書簡集だ。齋藤茂吉自体に興味はないけれど、終戦(昭和20年)前後の庶民の様子…

春爛漫、覚王山散歩

昨日、友達のパセリ川くんと地下鉄に乗って覚王山に行った。友達をなぜパセリ川くんという名前にしたかというと、居酒屋のおつまみについてくるパセリを片っ端から食べてしまう人だからだ。 そんなことはどうでもいい。問題は地下鉄を降りてから起きた。 地…

酒は呑んでも呑まれるな

《あの名文書きのヘミングウェーが晩年に闘牛や何かについて書いたものは、読むにたえないほどタガがゆるんでしまっている。伝記を調べてみると、もはや書く能力を失っていたものらしいが、彼の身辺近くにいた人たちは、酒の飲みすぎによるアル中症状だった…

増殖する不安

昨日、仕事帰りに愛自転車「流星号」で走っているときのことだ。急に脇道から2台の自転車が飛び出してきて、ワシャの目と鼻の先をかすめていった。ワシャが急ブレーキをかけたから衝突を回避できだが、危うく衝突事故になるところだったわい。優先道路はワシ…

泣いて馬糞を斬る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070319-00000104-mai-pol 安倍首相が馬糞大臣を一所懸命に庇護している。でもね、どう見ても、入会地から筍を盗んだ田吾作をかばっている地主といった風にしか見えない。 安部さんが言うように、馬糞大臣が農林水産政策…

またまた松岡さん

松岡利勝さんの一昔前の映像がニュースで流されていた。まだ40代だろうか、ずいぶんとお若い。 立会演説会でしょうか、公民館のようなところで有権者に対して土下座をしておりましたぞ。こういったパフォーマンスが平然とできる政治家は信用できませんね。票…

今日も義理宴

今日もかつての職場の上司が退職するということでささやかな送別会が催された。基本的にワシャは職場の宴席が嫌いじゃ。酒を飲むのはほどほどに好きなのだが、ワシャが変わり者なので周りと話題がないのである。かといって仕事の話などしたくもないし、競艇…

危機管理

「明日、視察の者が帰ってきてから対策を講じます」 阪神・淡路大震災の当日、悪夢のような被害状況をテレビでつぶさに確認して閣議に臨んだ閣僚たちは、災害対応を何も決めずに閣議を終え、その後の記者会見で村山首相が冒頭の発言をする。 神戸がどのよう…

貧弱な人々

14日に東国原知事が就任挨拶のために伊吹文部科学大臣を訪問した。その折に宮崎産地鶏を大臣に手渡したのだが、大臣は受け取りを拒否した。 バカだね〜、この大臣、勉強ばっかりしてきて頭がおかしくなっちゃったのかな?テレビカメラの前で手土産を突っ返し…

送別会送別会送別会

う〜む、今、午前6時なのだが、すでに1時間、パソコンの前に坐って、新聞やら雑誌やら書籍やらを矯めつ眇めつ思案をしているのだが、何も出てこない。ワシャは元々アホなのだが、時々思いきりアホになる時期がある。それが今だな。 まず花粉症がピークにな…

男の品格

『前略おふくろ様』の中で花板の秀次(梅宮辰夫)がサブ(萩原健一)にこんなことを言った。「昔、ある人がオレに言ったよ。法律に背くのは恐くない、けど、神様だけには背きたくない」 この言葉には前段がある。秀次のヤクザだったころの友だちが人を刺して…

不甲斐ない

横綱の朝青龍が連敗した。そりゃそうだ。フランスなどへ行って遊んでいるからそういうことになる。http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20070301 それにしても不甲斐ないのは、なまくら大関どもだ。練習を怠けて力が落ちているとはいえ朝青…

『拝啓、父上様』

昨日、読書をしながら大笑いをして、かつ泣いてしもうた。久々の倉本作品『拝啓、父上様』(理論社)はやっぱり面白かったのじゃ。 かつて倉本さんは『前略おふくろ様』というドラマを世に出している。もうあれから30年にもなるのか。『前略〜』の主人公は深…

待ってました!松岡屋(その1)

以前のブログにも書いたけど、http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20060930 さすが松岡農水大臣、次から次へと馬脚を現してくれますな。全国の松岡ウォッチャーの皆さんとともに楽しみにしていますぞ。 でもね松岡大臣を感情論だけで責め…

待ってました!松岡屋(その2)

(上から読んでね) なんだか、だんだん松岡屋が哀れになってきたので少し味方をしてやろうと思う。よし、「人相学」の観点から松岡大臣を持ち上げてやるのじゃ。http://www.matsuokatoshikatsu.org/index1.html ここに掲載さいれている写真は、もちろんオフ…

ブックストッパー

ミツミサさんの3月8日のブログhttp://d.hatena.ne.jp/mitsumisa/20070308で「ブックストッパー」のことが書いてあったのじゃ。 ワシャは「ながら読書」が多いので、本を手放しで広げておくことに苦心惨憺しておった。だから「鎮クリ」http://www4.diary.ne.j…

箍(たが)

「自衛官、心の病深刻 17年度 休職235人、対応に苦慮」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000027-san-sociというニュースがあった。うむむむ、防人たちが「使命感や階級社会に基づく心の葛藤(かっとう)」で悩んでいる。こんな状況では、国防が…

日本沈没

詰まらない作品だと聞いていたので、映画館には出かけなかった。でも嫁がDVDを借りてきたので読書をしながら横目で見た。なんと2時間の間に何度も転んでしまった。何なんだ、この映画……○非常災害対策本部が設置されているにも関わらず、本部長である特命…

叱られた

昨日、ワシャ家に小さな祝い事があった。だから久しぶりに老親と一緒に酒を飲んでいたのじゃ。「めでたき哉」「善哉善哉」「うむ、ひとまずよかった」 と、最初は和やかにめでたいことを言祝いでいたのだが、ワシャ父とワシャ母の酒を飲むペースが上がってき…

啓蟄

2日前に「蜘蛛を助けた」ことを書いたが、そうか、そろそろ啓蟄だったんだ。でも「少し早いな」という印象は拭いきれない。 通勤に使っている自転車道にあるユキヤナギもすでに花が開き始めている。これも少しばかり早い。いつもなら3月中旬の後半といったと…

名古屋の西をうろうろ

西尾張まで出掛けた。目的地は海部郡美和町、三河人のワシャにとって、あまりご縁のない地域だ。 美和町は濃尾平野のほぼ中央に位置している。木曽川下流の一大デルタ地帯の中にある。戦国時代に蜂須賀小六に代表される野伏りが跋扈した水郷地帯と言ったほう…