2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

連休二日目 その1

(まずは愛知博) 愛知博は4月29日現在で、2,608,114人の入場者があった。大阪万博の同じ日数分の累計と比較すると25.3%の入場率ということになる。 愛知博の目標入場者数1,500万人は、大阪万博総入場者数の23.4%にあたるから、…

連休二日目 その2

(古本屋の閉店) 足しげく通っていた古本屋が立て続けに2軒閉店をした。このところのブックオフの攻勢についに白旗をあげた格好である。そりゃぁ勝負にならないって、まず店舗規模が違うし、値段に差がありすぎる。古本屋で700円の単行本がブックオフで…

酒は飲んでも飲まれるな

唐の詩人李白は酒呑みの代表のような人物で、終生、酒を愛し「月下独酌」、「山中對酌」、「将進酒」、「把酒問月」など酒にまつわる漢詩を多数作っている。伝説の域を出ないが、李白の最期も酒がからんでいる。月の夜に取り巻きと舟で酒を飲んでいて、水に…

歩くの大好き その1

隣町の住宅街を散歩していたら、どこかで見たような家があった。しばし佇んで記憶を辿ってみれば、「ああ、子どもの頃、仲のよかったSの家だ」と思い出した。ワシャが小学校を転校して以来だから30数年ぶりということになるか。小さな庭では老婦人が庭木…

歩くの大好き その2

考えてみれば、数年前に取り壊した我が家だって、サツキとメイの家そのものだった。もちろん間取りや外観は違うけれども、日当たりのいい廊下があって、その先に洋間があって、縁の下にはいろいろなガラクタが詰め込んであり、いかにも何かがいそうだった。…

自治会費等請求事件

地域コミュニティが崩壊しはじめている。 知り合いの自治会長は昔ながらの農村集落に住んでいるのだが、近年、その町の一角にマンションが建ち始めた。このためその町の人口は増加の一途をたどっている。2年ほど前からは新旧住民の人口が逆転し、その差は拡…

悲惨な事故が起きてしまった。 東海道本線にはよく乗るけれども、時々、そのスピードが速すぎて怖くなることがある。とくに直線の多い岡崎−名古屋間では日常的に感じる。その時にふっと頭を過ることがある。「今、阪神・淡路や新潟県中越クラスの直下型地震…

近藤勇の死

慶應4年3月1日、江戸梶橋の大名屋敷を出立する200人ばかりの武装集団があった。「甲陽鎮撫隊」と名づけられた滑稽な一団は、新選組局長近藤勇に率いられ、甲府城を目指し西へ進んでいった。 この5ヶ月前、すでに徳川家の大政奉還は済まされている。だか…

日垣隆さんの講演会 その1

昨日、大須演芸場でジャーナリストの日垣隆さんが「子育ての卒業式まで父親は何ができるか」と題し講演をした。3時に始まってびっちり6時まで、濃厚な講演だった。始めて生日垣さんに接した方には、少しばかりヘビーだったかもしれない。そうそう近くの男…

日垣隆さんの講演会 その2

今回、講演会は「大須演芸場」という奇抜な場所で行われた。客席上には赤い提灯がならび、舞台には「東西南北」と大書された襖がはまっている。まさに寄席だ。その風景の中、ブルーのジャケットをびしっと決めた日垣さんが真面目な表情で講演をするというの…

怪しいおやじたち

地元に自転車緑道がある。運動不足解消のために天気のいい日は愛車流星号でできるだけ走ることにしている。 今日も今日とて、流星号で快走していると、妙なおやじに出くわした。植え込みをスコップで掘っているのだ。どう見ても植栽を掘り起こして持ちかえろ…

今日の出来事

昭和21年というから随分と昔のことになる。夕刊フクニチでサザエさんの連載が59年前の今日から開始された。 始まった頃、ふねさんはパーマを当てていたようで、今、テレビで見るふねさんよりいくらか若作りだ。サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんのヘ…

昨日に続いて犬の話題

昭和62年、神山征二郎監督、新藤兼人脚本で「ハチ公物語」という映画が作られた。ご存知、渋谷駅頭に佇んでいるあの忠犬の映画である。 物語は(実話なのだが)、秋田の片田舎で生まれた子犬が、東京大学の上野教授の家にもらわれてハチという名をもらう。…

命を捨てる偽善者

ジャーナリストの日垣隆さんの記事があったので新潮45の5月号を買ってきた。パラパラとページを繰っていると「ガス室に消えた動物たちの肖像」という一文に出くわした。この文章自体にはとくに感ずるものはなかったが、20年前のちょいとした出会いを思…

今朝の新聞から

(フジ、1473億円支払い ライブドアと和解) 大人って不思議だ。あれだけ嫌悪感を露わにしていた日枝会長(フジ)や亀渕社長(ニッポン放送社長)がホリエモンと手を取り合い満面の笑みを浮かべている。ううむ、亀ちゃんの笑いはなぜか小ずるそうに見え…

凄いぞ!愛知博(笑)

水曜日以降、愛知博の入場者が大阪万博の同日入場者数の30%を上回るようになってきた。凄いじゃないか。 その数値を上げておこう。 水:31.6% 木:35.4% 金:35.1% 土:42.5% 日:39.5% 開幕当初の13%に比べれば、随分、増え…

桜の樹の下で その1

近くに公園に隣接して小学校がある。その一帯は大したことはないがわが町の桜の名所であり、先の土日は酔客で大賑わいだった。花の命は短くて・・・あれほど妍を競っていた花もすでに葉桜となり、公園と小学校を隔てる市道は桜の花びらで白くなっている。 こ…

桜の樹の下で その2

30代半ばに見える先生がやってきた。子どもたちは「死んでるー」、「気持ち悪い」、「かわいそー」とか適当なことを口走っている。先生はじーっと鳩の死骸を見つめている。 先生!ここが倫理教育の見せ所でっせ。金八先生とは言わないが、生き物、命について…

出藍の誉 その1

今朝の朝日新聞に、第24代総理大臣の加藤高明と新選組隊士佐野七五三之助(しめのすけ)が甥と伯父の間柄だということが判明したと書いてあった。 加藤高明である。 万延元年(1860)尾張藩士族の次男として佐屋に生まれている。14歳で単身上京し、22…

出藍の誉 その2

かたや佐野七五三之助。 島田魁(新選組監察方)の書き残した「英名録」によれば尾州名古屋の人となっている。禁門の変を経て、長州が都から追い落とされ京の治安も一段落ついたのを機に、近藤勇は江戸へ帰郷し、新選組の補強をすべく第二次募集をしている。…

整理整頓

ジャーナリストの日垣隆さんに「自分の机の周りは整理整頓をしておかなければいけない」と言われた。「そりゃそうだ」とばかりに一念発起して先週の日曜日に自室(物置ともいう)の机周辺を片付けた。久しぶりにさっぱりしたのだが、さて6日が経過してみる…

激震

北海道に激震がはしった。いやいや地震ではない。いや地震関連か・・・とにかく北海道大学が震源地らしい。 ここに一冊の本がある。『公認「地震予知」を疑う』という本である。著者は北海道大学教授の島村英紀だ。この本、地震予知に狂奔する地震学の権威た…

今貴族の驕り

フットボールアワーというお笑いコンビが番組中に一般の女性にキスを迫り、それがあまりに不快だったために女性が「放送と人権等権利に関する委員会」に訴えたという。要するに吉本興行タレントの悪ふざけが過ぎたというあまりにもくだらない事件である。 こ…

忙中閑・・・ありません!

4時に起床、2時間で別件をやっつけてブログにとりかかろうと思っていたのだが、別件に手間取ってしまった。「マンモスの干物」の話や「キスを強要したバカ番組」の話は今夜アップします。

高齢者枠あたふた

やることなすことが全部裏目裏目にでるどんくさいヤツっているよね。そんなヤツを我々は「ドン臭太郎」と呼んできた。(我々って誰やねん) 万博協会がまさに「ドン臭太郎」スパイラルに落ち込んでしまった。今まではそんな不甲斐なさを腐してきたのだが、こ…

祝!100万人

ようやく愛知博の入場者が100万人を超えた。なかなか苦戦のようだ。大阪万博との比較では、この8日(金)、9日(土)、10日(日) は26%、46%、32%の入場者があり、7日以前の1割代と比べてば随分と高い割合になってきている。ただ大阪万博の…

子どもたちは冒険が好きなんだ! その1

昭和35年に郵政省から国定公園シリーズの切手「蒲郡海岸と竹島」が発行された。国定公園シリーズは絵がきれいなので人気があり、とくにこの切手は地元の三河湾ということもあり、ガキンチョの間では、これがなかなか手に入らず悔しい思いをしたものだった…

子どもたちは冒険が好きなんだ! その2

鹿児島の住宅地で痛ましい事故が起きた。中学生4人がたまたま見つけた洞窟で遊んでいて、一酸化炭素中毒で全員が死亡したという事故である。 誰が見つけたか知らないが、きっと洞窟を発見したときにはわくわくするような気持ちになったろう。日常の生活空間…

祝!入場者最高割合

やったー!愛知博の昨日の入場者は50,933人とたいしたことはなかったが、大阪万博の4月8日が195,150人と振るわなかったために、ついに26%、4分の1を越す快挙(それほどでもないか)を成し遂げた。 それでも大阪万博は25日からの累計で…

泥縄協会よどこへゆく

愛知万博、昨日の入場者数が43,314人だった。数字からいえば開幕以来ワースト2の記録となった。でもね、そう心配することもない。大阪万博も4月7日の入りは悪かった。大阪万博と比較した19.4%の入場者は14日間でベスト3ということになる。 …