2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

読書の友だち その1

今、ワシャは近所のダイソーを回って、「ページストッパー」なるグッズを買いあさっている。もう20セットくらい買い占めた。 形状を説明しよう。全長は80ミリ、銀河系を横から見た形だと思えば間違いはない。その星雲の中心核の部分に直径20ミリほどの楕円の…

読書の友だち その2

(上から続く) なにしろ、ながら読書の多いワシャには、このグッズが必需品となっている。本を開いておくのは左手だけで、余った右手でシェーバーを使ったり、箸を持ったり、メモを取ったり、マウスを扱ったり、自転車を押したりするのである。だから、この…

さらば、同窓会 その1

ワシャは出身中学校の同窓会の役員をやっている。平成11年卒業の子どもたちからつきあっているので11年もそんなことをやっていたのね。 昨日、母校で、新卒業生の同窓会入会式が行われた。もちろん役員のワシャも列席した、というか、同窓会主催なので、ワシ…

さらば、同窓会 その2

(上から続く) 話が脇道にそれたので、元の同窓会入会式に戻す。体育館の後方を熊のように右往左往する腰パン中学生は放っておいて、式のほうはつつがなく続いている。 生徒代表の、多分、生徒会長だろうね。彼の「誓いのことば」の凛々しいこと。ちゃんと…

さらば、同窓会 その3

(上から続く) 3人目の校長は、市の教育委員会にも出向していた方なので優秀な教師であることは間違いない。だから「来賓祝辞」を楽しみにしていた。 ワシャがマイクに向かって声を発する。「来賓祝辞」 校長が来賓席を立って、舞台脇の階段から上がってい…

東京裁判トヨタ版 その1

トヨタ自動車の大規模リコールを巡るアメリカ下院の公聴会が終わった。今年の秋に中間選挙を控えている議員たちのパフォーマンスショーでしかなかったね。それにしても豊田社長を大勢の下院議員がぐるりと囲んで吊るし上げる様子は、一方的に敗戦国を断罪し…

東京裁判トヨタ版 その2

(上から続く) 先日、ちょいと小耳にはさんだ話。 トヨタの傘下にZ社という会社がある。Z社には分社したY社、X社、W社があって、この3社とともにトヨタ系Z社グループを形成している。昔はZ社も好調だったのだが、本家ののれんに胡座をかいていたため…

真央ちゃんがんばれ!

フィギュアスケート女子の浅田真央がいい位置につけている。金メダルとって欲しいなぁ。日本の選手94人の中で、金メダルに手の届きそうなのは、もう彼女しかいない。226には真央ちゃんのトリプルアクセルが成功するように皆で祈りましょう。 それにして…

地獄のDECEMBER その1

今日、愛知県豊橋市で表題の2人芝居が上演される。副題が「哀しみの南京」となっている。いわゆる「南京大虐殺」を扱ったシロモノ。東京の夫婦がわざわざ豊橋まできて演じるそうな。ご苦労なこって。この夫婦、わざわざ南京や上海まで出掛けて行って、同じ演…

地獄のDECEMBER その2

(上から続く) 冒頭の芝居に出演する夫のほうが言っている。「加害の罪に正面から向き合うことが自分の使命だと思う」 思うのは勝手だが、中国共産党のプロパガンダに協力し、デマを撒き散らすのは止せ。 そして夫は虐殺の現場とされている長江河畔で手を合…

胡蝶の夢

「知らず、周の夢に胡蝶となるか、胡蝶の夢に周となるか」 荘子がある時に、自らが蝶になった夢を見た。その時には自分が荘子であるとは感じなかった。目覚めてみれば、もちろん自分は元の荘子にもどっている。荘子は考えた。「荘子が蝶になった夢を見たのか…

今朝のニュースから

長崎県知事選http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000025-maip-pol 予想どおりというか、マスコミ様の刷り込みの結果、自民系の知事が当選した。そんなことよりも三匹目の泥鰌を狙ったバカが落選してよかった。ねえ大仁田さん。 朝日新聞の1面に…

荘子塾の帰り道に

(上にもあります) 昨日、「荘子塾」があって名古屋へ出かけた。講義中に先生が「ゴホゴホ」咳こんでおられた。にも関わらず一所懸命に講義をされている。頭が下がる。弟子の方も頑張って、東洋自然思想の系譜を勉強しなくっちゃいけない。 でも、今朝から…

夜明け前読書、午前掃除、午後荘子

午前3時、喉の乾きで目が覚めた。キッチンにおりてミルク多めのカフェオレをつくって飲む。せっかく起きたので、書庫にもぐりこんで昨日買った本をぱらぱらと繰ってみる。 昨日、隣町のブックオフに行った。偶然にも隣町に住むパセリくんと出くわした。「ぼ…

泣くな信成

『寛政重修諸家譜』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9B%E6%94%BF%E9%87%8D%E4%BF%AE%E8%AB%B8%E5%AE%B6%E8%AD%9Cによれば、フィギアスケートの織田信成は戦国の覇王織田信長の七男である信高を祖としている。信高に「信長の子である」ということ以外に…

本との出会いはホントに素晴らしい その1

平成12年初冬のことである。ワシャは中心市街地にあるいつもの本屋に立ち寄って1冊の本を買った。日垣隆『偽善系』(文藝春秋)である。その日の日記に《「偽善系」という書籍を購入する。面白かった。》と書いてあった。この本との出会いがなければ、その後…

本との出会いはホントに素晴らしい その2

(上から続く) ワシャはアホだけれども、物事に両論があるなら、取り敢えず、その双方にアプローチしてみようと思っている。そう思うようになったのは、日垣さんの著作の『情報の「目利き」になる!――メディア・リテラシーを高めるQ&A』(ちくま新書)な…

三条実美(さねとみ)はウガイしていたのか?

維新の元勲に三条実美という公家がいる。平時であるなら貧乏ながらも妻の実家の土佐山内家から援助を受けながら、管絃、和歌、香道、書道などをたしなんで平凡な一生を過ごしたに違いない。 しかし時は風雲急を告げる幕末、尊王攘夷に燃える長州藩に担ぎ出さ…

雑誌三題

いつもの本屋から「本が届きましたよ」と連絡が入る。仕事の帰りに立ち寄って本を受け取った。今回は頼んでおいた本が多かったので、持って帰宅するのが大変だった。 朝日新聞に『半七捕物帳事典』(国書刊行会)の紹介が載っていたので注文しておいた。これ…

腰パン国母と幕末の話 その1

冬期オリンピックが不本意なところで盛りあがっている。http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100213/oap1002132201015-n1.htm スノーボード・ハーフパイプの国母和宏(21)の服装問題とその後の不貞腐れ会見問題である。 基本的にワシャは「どーでもい…

腰パン国母と幕末の話 その2

(上から続く) ここからが本題である。 武市の在籍した士学館に凄い剣士がいた。名を岡田以蔵という。土佐の軽輩で武市の舎弟といっていい。司馬遼太郎の短編に岡田以蔵を主人公にした話がある。そこからエピソードを引く。《畳五畳をへだて、かあーっ、と…

名古屋駅大混雑 その1

昨日は、所用で朝から名古屋にゆく。それにしても午前9時というのに、休日の名駅界隈は混雑している。ワシャを含めて暇人が多いということなんだろう。こんなに活発に人が動いていては、CO2は減るまい。 午前9時半に駅前で人と待ち合わせをしていた。そ…

名古屋駅大混雑 その2

(上から続く) 改札を通って、構内通路を東海道本線上りのホームに向かう。その通路に作業着を着てサングラスをかけた小柄なオッサンが千鳥足で歩いていた。 すれ違う女性に「バクワヤルオ」(たぶん「バカヤロウ」と言っているのだと思う)などと言ってい…

あわただしい週末 その1

昨日は忙しかった。午前中は職場に顔を出す。年度末にむけて未処理の書類が膨大な量になっている。整理をしておかないと引継ぎなどで混乱するからね。 午後は買物に出た。自宅にも書類、資料、コピーなどが、大袈裟ではなく山ほどある。それを整理・分類する…

あわただしい週末 その2

(上から続く) 風呂から出て晩酌をしながら、塚地武雅主演の「ハンサム・スーツ」を観る。荒唐無稽な設定で、結末も見え見えの作品だったが、およよ、北川景子が綺麗なんで最後まで観てしまいましたぞ。この女優のことを詳しく知らなかったので『TVスター…

公と私

司馬遼太郎が『風塵抄』(中央公論社)の中で中国について触れている。《各軍の軍長たちの意識は、遠い過去からの伝統をひきずっていて、自分の管轄下の軍を“私”として見る感覚がつよい。だからこそ、一部の軍長が、その軍の要職に息子や娘婿、甥などをつけ…

下手こいた

あああ、忘れていた。今日は「菜の花忌」だったわい。大切なことを忘れて別の方に筆が走っていってしまった。選りに選って、司馬さんが一番嫌いな家康のことを書いてしまった。反省。(下にあります)

人群れ満ちる(1603)江戸幕府

慶長8年2月12日(新暦では3月23日)、京都伏見城で待つ徳川家康のもとに勅使が到来する。『徳川実紀』にはこうある。《勅使として巳一點に伏見城に参向あり。上卿奉行職事はじめ月卿雲客は轅。その他大外記官務はじめ諸官人は轎にのりてまいる。みな束帯なり…

それは素敵な送別会

年度末のこの時期、どこの会社でも送別会が花盛りだろう。 記念写真を撮って、退職者の経歴の紹介があって、送別の辞、花束贈呈、記念品の贈呈、退職者の挨拶、乾杯、宴会と続く。今の会社に入って、ウン十年、毎年毎年、退職者の席に座る人が替わるだけで、…

報道の偏向について その1

マスコミ各社が行う「世論調査」というものがある。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010020800212「報道各社の世論調査ではで小沢一郎民主党幹事長は辞任すべきだとの人が7割前後に達した」って言っているけれど、法律の専門家である名城大学…