2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度内に100万人

ワシャの住んでいる街の図書館が去年の6月1日にオープンした。それから303日の3月30日に入館者数100万人を達成したという。 たまたまその関係者に聴いたんだけれど、100万人の決定の裏には大変な状況があったのじゃ。 まずこの施設、入口が3…

上方落語会

昨日、地元の寺で落語会があった。出演は笑福亭松喬(しょきょう)、右喬(うきょう)、喬介(きょうすけ)。仕切りが桂文也(ぶんや)である。 まずは喬介が「犬の目」でご機嫌をうかがう。眼を悪くした男が眼医者に行って、犬の目に取り代えられるといった…

百万

能に「百万」(ひゃくまん)という曲目がある。文学的主題の強いいい能だと思う。 季節は春、三月。場所は京都嵯峨の清凉寺である。子供をつれた吉野の人が大念仏にやってくる。そこに狂女の「百万」が出てきて、物狂いの状態で、別れ別れになった子を思う気持…

表の羊面だけを見てはいけない

「安倍を監獄へ」というプラカードを掲げてデモをやっている。写真を見るとかなり強烈だ(下のURLをクリックしてスクロールをするとこの写真が出てきます)。 http://netgeek.biz/archives/115280 ワシャは菅首相に対してかなり強い嫌悪感を持っていた。…

別れの季節

昨日は訪問者が多かった。午前中は2人、午前10時の客は、ちょっと生々しくて言うのが憚られる。肩書を言うだけで、「なんを企んどんねん?」と思われてしまうので言えない(笑)。 午前11時のもう1人は同業他社の人であった。だから言っても差し支えはない…

忙しいとなにも考えなくていい

昨日はちょいと忙しかった。 身内の引っ越しがあって、それが朝8時から動き出した。午前9時半には来客もあった。これがたいへんな客で2時半まで我が家の玄関に居座っていた。 午前10時には、地元にできた公園で市長や国会議員を招いての開園式があった…

俳諧はいいかい

今朝の朝日新聞1面。 《「徘徊」使いません 当事者の声踏まえ、見直しの動き》 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000072-asahi-soci 確かに認知症の人が「徘徊」という呼び方を止めてほしいと言うなら、それもありだろう。 「徘徊」というと…

今朝の新聞から

今朝の新聞に、野党議員が「森友詐欺」で拘留中の籠池氏に接見した話が載っていた。 《<籠池被告接見>政府・自民党「何が明らかになるのか疑問」》 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6276464 朝日新聞には《「昭恵氏発言 間違いない」》の見出し。パフォー…

楽しい日

今日はある意味でとても興味深い日である。凸凹商事でも人事異動の内示が出る。人間が人間をどう見ているか、口でどう繕うとも、あからさまにその評価が出る。 「君を信頼しているよ」 「君には大きな仕事をやってもらいたい」 「がんばってやってくれ」 な…

大須演芸場にて

落語会がとてもおもしろかったことについては昨日の日記に書いた。今日はおもしろくなかったことを書く。 ワシャの席の前のオッサンのことだ。ワシャもオッサンだが、ワシャよりもオッサンオッサンしたオッサンだった。右側通路右の座席はまっすぐに並んでい…

扇々喬々

夕べ、名古屋大須演芸場で柳家喬太郎と入船亭扇辰の二人会があった。友だちのユッキィさんが誘ってくれたので、仕事を終えてすぐにJRに飛び乗った。ワシャは年季の入った花粉症なので、この時期、外に出るのはおっくうなのだが、恵みの雨が週初めから降っ…

カワヅザクラと天守閣

日曜日にちょいと所用で大垣まで行ってきたのじゃ。まぁ商店街の検分のようなものであった。2時間ほど、駅南の商店街を何かないかとうろうろしていた。ご多分にもれず駅前商店街は疲弊している。でもね、16万都市にしてはいろいろあるし、やはり往時の西…

卑怯者

この人は終わっている。天下り斡旋やでたらめ発言で散々に批判され叩かれた。自業自得だから同情の余地はまったくない。少しは反省して殊勝な顔を見せるのがまともな人間だろう。しかし、捨てアカウントを使って、匿名で百田尚樹さんを罵倒しまくっている。 …

夢の話

金曜日の夜、リアルな夢を見た。宴会があって、かなりぶっ飛ばして飲んだので、午後9時ごろに家に帰って、コタツでそのまま寝てしまった。起きたら午前0時、ちょっと寒くなってきたので寝室に移動してそのまま床にもぐり込む。どうやらそのまままた眠って…

太股(ふともも)

「股(もも)を割いて腹に充たす」とは、目先の利益だけを考えて、結局、損害を招いてしまう、あるいは自分の利益ばかりを考えていると、かえって足元をすくわれて自分が転んでしまったというようなたとえで、「貞観政要」の中にある。 政治家や実業家の2世…

田原坂

友だちのユッキィさんやパセリくんが、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を読んでいるらしい。ワシャはすでに何度も読んでいるが(エヘン)、「西郷どん」ブームの今、これほど薩摩武士を理解する名テキストは他にない。 ちょうど今の季節は第9巻(文庫)の「田原…

西部さん続編 八丁味噌 包丁男

今朝の新聞から。《西部さん死亡 第三者関与か 警視庁捜査 自殺ほう助容疑など視野》 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3316168.html URLは「TBS NEWS」のものだけど、内容は同様なので引いておきます。 タイトルがそのままなんだけど、…

頂へ 登る人落ちる人

岡村淳司著『頂へ 藤井聡太を生んだもの』(中日新聞社)を読んだ。 ううむ……なかなかおもしろかった。藤井聡太に関わる人間ドラマがいくつも織り込まれていて、将棋版『幻庵』(百田尚樹氏の小説)を読んでいるようだった。この本については、また、読書会…

今日は何の日

文久3年(1864)、明治維新を4年後の控えたまだ春寒い三月十三日のことである。京都壬生郷八木源之丞屋敷の門に「新選組宿」という大札が掲げられた。名実ともに新選組が世に認められた瞬間であった。司馬さんの『燃えよ剣』に依れば、壬生界隈は花あかりが…

勉強会

昨日、愛知県幸田町で勉強会があった。企業人や公務員が集って、その時々の内容で講師を選び1時間ほど講義をしてもらう。その後、懇親会ということで、参加者の交流を図るというもの。 ここ何年も参加してきたが、昨日は気乗りがせず、連絡があった時から「…

本に教えられたこと

週末にちょいと気塞ぎなことがあって、それに花粉の飛散が激しいので、昨日はまったく家から出なかった。でもね、友人のパセリ君が訪ねてきた。中日新聞の記者である岡村淳司さんの『頂へ 藤井聡太を生んだもの』(中日新聞社)を届けてくれたのである。これ…

千手観音立像

ワシャは京都・蓮華法院の千手観音様たちが好きで、ちょくちょくお顔を拝見しに伺っている。千体を超える仏様に見下ろされていると、気持ちが鎮まるというか、なにしろ素敵な空間だ。あの仏様たちが国宝になった。うれしや。 《三十三間堂の千手観音、国宝に…

TPPの影響

飲み会に行く前に少し時間があったので、やっぱり本屋に立ち寄る。立ち寄ると必然的に本を買う。店への入場料みたいなもんですな。 藤波匠『「北の国から」で読む日本社会』(日本経済新聞出版社)。 ワシャは倉本聰の大ファンである。その代表作の「北の国か…

下品

フジッコの「善玉菌の力」、カスピ海ヨーグルトからできているのはいいけれど、なんでどっかのおばさんのうんこの出の話をテレビで開かされないといけないのか。こういう品のないCMが増殖している。「あくまでも個人の、うんこの感想です」って、いいかげ…

英字ナンバー

アルファベットを使用した自動車ナンバープレートの交付が始まったそうな。制度自体は1年前から施行していたそうだが、ついに練馬ナンバーで使用が開始されたんだとさ。いいんだけど、なんで日本なのにアルファベットを使うかなぁ。 発端は1998年である。好…

階段落ち

昨日の日記で新選組に触れた。新選組と言えば司馬遼太郎の『燃えよ剣』だが、いろいろなところで新選組は映像や文学になっている。映画だと階段落ちというのが有名なシーンになっていますよね。池田屋の階段、実際には三尺ほどの狭い階段なんだけど、映像に…

組織論

中国共産党の一党独裁、習近平の絶対化が完成しつつある。習主席のやり方は周到だ。とにかく後継者を作らない。 《李鵬元首相の息子が全人代落選 習主席の積年の無念晴らしか》 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180304-00000008-pseven-cn 無念晴…

落語はふざけているから面白い

落語はふざけているから面白い。《前代未聞の襲名取りやめ 好楽の弟子・好の助、九蔵襲名に林家正蔵が直前で“待った”》 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180303-00010000-spht-ent&p=1 三遊亭好楽の弟子の好の助が真打昇進とともに師匠の前名である「…

危険、支那帝国

昨日の参議院予算委員会。相変わらずの「森友学園」である。そんなことをやっている場合か。海上自衛隊が空母「いずも」の研究をしていることをとらえて、中国共産党の小池書記局長から「垂直離着陸のできるステルス戦闘機も含まれるのか?」という反日な質…

ツタヤ図書館

ワシャは2015年からツタヤ図書館について書き始めている。もっぱら批判的な内容でである。武雄図書館や、周南図書館、海老名図書館などをツタヤ図書館と総称するが、どれを取ってみてもダメ図書館だった。現実に見てきて、そう確信する。 ところがツタヤ図書…