2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

越後屋、おぬしも……

ソフトバンクに周波数割り当てがされなかったというニュース。 http://japan.cnet.com/news/business/35035325/ 天下りを受け入れているKDDIグループには追加割り当てが決まったんだとさ。 これは裁量行政の最たるもの、官僚がちょいちょいと鉛筆をなめ…

新美南吉生誕百年

忘れていた。今日はこれも書いておかなくっちゃ。 先日、童話作家の新美南吉について触れたでしょ。 http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20130725 今日はその南吉の100回目の誕生日であり、生誕地の愛知県半田市と、南吉が青春を過ごした町の安城市が、競っ…

そりゃぁウナギイヌでしょ

先日、金美麗さんの講演会を聴きに行ったことはここで書いた。その時に、金さんが、河村名古屋市長を「パフォーマンスが多すぎる。そんなことで点数を稼ぐな」と酷評した。 同様のことは凸凹コンビの相方の大村愛知県知事にも言える。これを見ていただきたい…

松竹大歌舞伎

土曜日に愛知県扶桑町に行った。イベントを3つも打って、へとへとになりながらも電車を乗り継いで、尾張の北の端っこまで足を運んだ。到着駅の扶桑から1700mも歩けば木曽川ですぞ、木曽川! 三河人から言わせてもらえば、木曽川は観光で来るところで、…

忙しい日

年に何度か、とびきり忙しい日というのがある。昨日は間違いなくそんな一日だった。ワシャの仕事は、知っている人は知っているが、知らない人は知らない。当たり前だ。 実はね、ここ2〜3年はイベント屋のようなこともしている。その関連で、昨日は3つのイ…

いざ生きめやも。

宮崎駿さんの新作「風立ちぬ」について韓国から批判が出ているという。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130726-00001053-yom-ent ゼロ戦の設計者を主人公にしたことが問題なんだとさ。 なにを言っていやあがる。ゼロ戦は日本人の誇りであり、朝鮮半島…

野党トロトロ

昨日、知人の褒章祝賀会に出席していた。地元の市長から、国会議員まで居並ぶ宴席で、少々飲み過ぎた。お見込みのとおり、そのせいで朝起きられず、日記を書けなかった。 うむむむ、やはり民主党は菅直人を切れなかったか。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl…

新美南吉の本

平凡社の別冊太陽シリーズに童話作家の『新美南吉』が加わった。 http://www.amazon.co.jp/dp/4582922104 税込みで2625円、26年4月以降だと、2700円になってしまうので、早めに買っておいたほうがいい(笑)。 内容は、童話作家新美南吉の作品に…

菅直人は下山する

昨日、読書会があった。課題図書は『下山の思想』(幻冬舎新書)。五木寛之さんの宗教観から始まって、最終的には戦争論まで話が及んだ。2時間ほど激論をして、お腹もすいたので早々に居酒屋にしけ込むことにした。 ワシャらの読書会は、ホワイトボードを多…

稲沢市

昨日、極秘任務を受け愛知県稲沢市にゆく。JRの快速で名古屋まで出て、普通に乗り換える。名古屋駅からわずか3駅というのに、とても静かな駅だった。駅周辺に高い建物がないので、とても空が広い。暮らしやすそうな町だな。 町の重心はJR稲沢駅ではない…

選挙概観

午前5時半現在、2013参院選の結果の載った新聞は届いていない。いつもなら4時過ぎには手元にあるのだが、ぎりぎりまで編集作業がかかったのだろうが、この状況を見れば、すでに新聞という媒体がその使命を終えたということだ。 ならばネットで最新の状況…

講演会は楽し

二人の女性の発言である。 「私とて台湾で空襲に逃げまどった経験があり、戦争は二度と御免だと思っている。が、〈奴隷の平和〉もまたまっぴら御免という気持ちも同じように強い。」 「自衛隊なんか要らないのよぉ。私たちは世界市民なんだから、話し合えば…

選挙権を考える

『新潮45』8月号に評論家の呉智英さんの卓見が載っている。 《いまこそ「選挙権免許制度」を》という題である。特集の「私の憲法論」の中の一説なのだが、ひいき目ではなく、他の14人の論者の追随を許さない。 呉さんは言う。 《ポピュリズムの元凶たるバ…

あまちゃんがあまい

昨日のNHK朝ドラの「あまちゃん」である。1980年代の回想シーン、主人公の天野アキの母親である天野春子(小泉今日子)が上京し、スカウトマンの荒巻太一と知り合う。その二人がタクシーに乗って、カセットを聴くシーンがあった。そのシーンが最悪だった…

幡随院の命日

「お若(わけ)えのお待ちなせえやし」 「待てとお留めなされしは、拙者のことでござるかな」 歌舞伎『極付幡随院長兵衛』(きわめつきばんずいいんちょうべい)の鈴ヶ森の場である。有名な台詞だけれど、今のお若え人は知らねぇでしょうね。 幡随院長兵衛、…

草原の突厥(とっけつ)

今朝の朝日新聞に「8世紀遊牧民の巨大碑文」の見出し。 モンゴルのウランバートルの東部の草原で発見された碑文には「我が天神よ、ああ。褐色の我が土地よ、ああ。我が族長よ、ああ。我が家よ、ああ。我が獲物よ、ああ」などと刻まれていたという。いかにも…

25円の朝食

東良美季(トーラミキ)さんの小説『猫の神様』を読み返している。以前、コラムニストの勝谷誠彦さんのイベントでお会いして、その折に、サインをもらった本である。物腰のやわらかな人だったことを覚えている。 なんで急に引っ張りだしてきて読んでいるかと…

危険な本

名古屋の読書会のメンバーから課題図書の提案があった。吉田武『虚数の情緒』(東海大学出版会)である。メンバーは読書家で、ワシャは一目も二目もおいている人なのだが、この提案は凄かった。まず金額が、税込みで4515円である。1巻1001ページ、…

なにが名誉なのだろう

司馬遼太郎の『風塵抄』の中に「兵庫船」と題したエッセイがある。「兵庫船」とは上方落語の一席。噺は兵庫から大坂にむかう乗合船が沖で動かなくなるところから始まる。その原因を探っていくと、大阪湾に棲む悪性な鱶(ふか)が、船に乗っている巡礼の娘に…

すべては自分以外が悪い

宝塚市役所の事件である。大惨事にならなくてよかった。 http://mainichi.jp/area/news/20130712ddf001040004000c.html 腕のいい職人だったのかも知れないが、火炎瓶を投げつけ放火をするなど言語道断だ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130713-00000…

今日は真面目に

これはうまい! 大村愛知県知事が、愛知県産のウナギのPRに一役かった。いい笑顔じゃないですか。 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130712/CK2013071202000049.html 知事が、赤塚不二夫の「ウナギイヌ」に似ているというのは、以前から噂されて…

ごんぎつね

昨日、仕事帰りに駅前の書店に寄る。雑誌コーナーでうろうろしていると書店の奥さんが声をかけてくれた。 「ワルシャワさん、南吉オリジナル版の『ごんぎつね』が入りましたよ」 ほう、出たか。 6月19日の朝日新聞に、《名作「ごんぎつね」。小学4年の全…

能登入道不白

以前に戦国武将の水野勝成について書いた。関ケ原合戦や大坂の陣で徳川家康の軍団長として活躍している。勝成の父の忠重の姉が家康の母お大であった。そのお蔭もあったのだろうが、勝成は豪快な武者でもあったので、家康に重用された。 お大は、後に家康の父…

脇道に逸れてしまいました

先般、ワシャが嫌いな某政治家についてふれた。彼については「平気で人を騙す。息を吐くように嘘をつく」と書いた。 幕末、勝海舟という政治家がいた。彼も人を騙した。徳川の海軍を有する榎本武揚には「蝦夷地にでも行って、独立国をつくればどうか」と囁い…

つながることがおもしろい2

週末は大垣市に所用で出かける予定だったがキャンセンルになって身が空いてしまった。それならと、古本屋回ることにした。 今回の収穫は『日本の名随筆』(作品社)が20冊ほど手に入ったことである。『日本の名随筆』はいろいろな文章家の随筆が一気に読め…

人を助ける

日曜日の朝、松居直美、磯野貴理子、森尾由美の3人が「早く起きた朝」という番組で楽しい会話を届けてくれる。 今朝は、森尾さんが海外の空港でのエピソードを話した。若い女性が赤ちゃんを胸に抱え、その上、両手に重そうな荷物を下げ、ヒールの高いブーツ…

明るい話題

昨日、キツネの足跡を824個ほど画いた。「何をしていたのか」ということなのだが、ちょいとしたイベントの仕掛けなので、今は言えない。 足跡画きは、有志を募った。10人の勇士が参加表明をしてくれた。その10人の予定を調整したところ、昨日の午後し…

柳腰外交の果てに

昨日、ワシャがもっとも尊敬する政治家を三木武吉だと書いた。それは三木武吉を知って以来、清濁いろいろな事歴が判ったがそれでも変わらない。 反対に数多いる政治家の中で、とくに嫌いなのが仙谷由人氏である。この人、平気で人を騙す。息を吐くように嘘を…

喧嘩と祭ごと

7月1日に名古屋で開催されたトークイベントについて記した。その時、いろいろな話が出たのだが、評論家の呉智英さんがこんなことを言われた。 「お祭りが平穏無事に終わるようになったのは最近のことだ」 各地に祭は数々あれど、町内対抗の祭というのは、…

交渉の成功

某所で会費制の懇親会があった。延べで40人くらいか。比較的、地位の高い方々が集る肩のこる宴席の一つだ。主催はもちろんワシャの部署で、ビールを運んだり、酒を注いだり、スリッパを直したり、大わらわだった。 でもね、こういった場所のほうが交渉ごと…