避難のカスケード

偏向報道の強いNHKであるが、昨夜の「NHKスペシャル」は震災当時の状況を淡々と伝える本来の報道姿勢で成功した例と言っていい。題は《震災の10年「津波避難」》。とくに印象に残ったのは、石巻市立門脇小学校に関わる避難行動についてである。 3月11…

バカーボンゼロ

もう5日も前のことだから旧聞に属するが、3月1日の日経新聞1面トップに《緑の世界と黒い日本》というおどろおどろしい見出しが躍った。「なんのこっちゃ?」と思って中身を読めば、「ああ、経済界よりのバカ新聞が、大衆にカーボンゼロのバカ踊りを誘導して…

腑分け

250年前の昨日、杉田玄白たちが江戸は千住小塚原で刑死者の腑分けを見分した。 江戸期、漢方医が主流とはいえども、「ターヘル=アナトミア」は何冊かが日本に入っており、医療関係者は人体解剖に強い関心を示していた。腑分けをしてみれば、それまで金科玉条…

わいは純金や

バカじゃないのか! 《議員バッジは純金製維持か金めっきか 大阪市議会で論争》 https://www.asahi.com/articles/ASP334389P32PTIL01F.html こんなくだらない論争を議会内でやっているとは、大阪市議会、おもいきり暇ですな。バカの集まりと言っても差し支え…

蓮舫氏のあやまり

今朝の朝日新聞「耕論」。 論を耕すのはいいけれど、種を撒くのが左撒きばかりだから、育つ作物が傾いて仕方がない。 今日も筆頭の論者が立憲民主党代表代行の蓮舫氏である。そりゃ傾くわ(笑)。お題は《「熱」ある質問 行政動かす》とあるが、違うな。《「…

夫婦別姓についての考察

前世期の最終末に『国民の歴史』(産経新聞社)が発刊された。全775ページの大部のものである。著者は保守派の重鎮西尾幹二氏。ワシャはこの本を発刊当初に買っている。その後、ブックオフで2冊買い求め、合計3冊を家のあちこちに配置してある。出てから2…

そこまで言って委員会

名実ともに「そこまで言って委員会」が終わる。 《辛坊治郎氏『そこまで言って委員会』卒業 たかじんさん時代から約17年半出演》 https://news.yahoo.co.jp/articles/58287ff8f25a7b1179ca865eed163eb7e25ea01b 知識レベルが高く、取材量も豊富で、話術の巧…

ノーベル平和賞

『ノーベル賞を知るシリーズ④』(講談社)を読んだ。子供向けなので、ポイントも大きく、説明も噛み砕いてあって、『近時政論考』のように歯ごたえがあるほどのことはない。でもね、ノーベル平和賞のことが解りやすく解説してあるので、大人でも十分に勉強に…

本を読む

ワシャは常に併読をしている。1冊だけだと集中力が続かないんですね。ですから10冊くらいをあちこちに散らばらせておいて、気が向いた時に手に取り何ページかを繰っていく。そんな散漫な読み方なんですよ。 今だとこれくらいかなぁ。 『文豪のすこい言葉…

鶯のけはひ興りて鳴きにけり

中村草田男の秀句である。ウグイスの気配を梅の枝にでも感じたのだろう。ふとそのあたりを見た時に、「ホーホケキョ」とさえずったに違いない。《一瞬の大気に張りつめた緊張感を、繊細にすくい取る。》と解説にある。 書庫の俳句の棚に『ラジオ深夜便 誕生…

神田界隈

司馬遼太郎の『街道をゆく』の36巻が「本所深川散歩、神田界隈」である。この中で陸羯南と俳聖子規のことに触れている。引く。 《陸羯南も多病で、よく休んだ。子規はそのつど羯南を見舞い、羯南のほうも子規がやがて重病(脊椎カリエス)の床につくとしば…

陸羯南(くがかつなん)

今月の読書会の課題図書が、陸羯南『近時政論考』(岩波文庫)である。メンバーからは悲鳴が上がるほど読み難い。ワシャ的にも岩波文庫の字のポイントが小さく、そういった意味でも難儀している(笑)。 そもそも陸羯南ってメジャーではないですよね。高校の…

街角にて

昨日、ちょいとした所用を終え某駅まで戻ったのが午後5時半だった。わりとバタバタしていたので昼食をとれなかった。てなわけで、友人と某駅前で軽く食事をしてくことになった。 でもね、駅前の飲食店はことごとく閉店している。辛うじて開いていたのはチェ…

差別するオジサン

昨日のお昼の番組で神沼恵美子がオジサンのことをボロクソに貶していた。ワシャもオジサンなのであまりいい気持はしない。とくに身体的欠陥をさして非難するところにはまったく同意できなかった。 でもね、ワシャもオジサンでありながらオジサンを差別するこ…

ソ連と支那

1979年12月27日のことである。東西冷戦の最中にソ連がアフガニスタン侵攻を開始した。ブレジネフ書記長の裁可である。これがそれまでの社会主義神話を打ち砕いた。それまでハンガリーやチェコにソ連軍を出兵していたが、それはあくまでも共産圏内部の紛争と…

横綱登場

昨日の「天声人語」を、作家の日垣隆さんがFacebookで、久しぶりにこき下ろしてくれた。気持ちかった。ワシャの「天声人語」への疑問は、日垣さんが2002年の「文藝春秋」に寄稿された「天声人語」批判が原点である。それが日垣さんの『エースを出せ!』(文…

親中派の罪

ワシャは公式の場で「武漢ウイルス」と発言する。そうするとね、同僚や後輩たちから「右翼?」と疑問を持たれる。ところがワシャは右的な発想から「武漢ウイルス」「武漢肺炎」と言っているのではない(笑)。 支那共産党が事実を隠蔽しようとする行為が目に余…

古書の痕跡

ワシャが司馬フリークであることはご存じだと思います。だから司馬作品は言うに及ばず、司馬関連本や「司馬遼太郎」と記載のある書籍や記事などを手当たり次第に収集している。 下の写真右にある『司馬遼太郎「この国」への言葉』(コアラブックス)は、昨日…

どこの国の新聞か?

今朝の朝日新聞社会面。 《洋上イージス稼働年126日 陸上の3分の1防衛省資産公表せず》 という、お間抜けな記事があった。新聞記者というのは取材をするのが仕事ではなかったっけ。もう少し突っ込んで言うと、ある事象について、記者なりの知識を総動員し…

本を頭上に

福島・宮城の大地震のことである。死者・行方不明者がいなかったことは、なにしろよかった。ここ10年の防災対策のたまものだと思う。さすが東北人。 《転倒防止で図書館本棚倒れず 工夫生きる 福島・新地の図書館》 https://news.yahoo.co.jp/articles/989ba…

絡合多様体論

1月10日の日記は「絡合」というテーマで書いた。 https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2021/01/10/174708 科学者の武田邦彦先生が言われた言葉で、先生の発言は上記のURLの後段に書いてある。 翌11日も「絡合とお経と夏目友人帳」と題して、「絡合」…

ニャンコ先生出番ですぞ

なんだか退職をしてからのほうが忙しい日々を送っている。正規社員として仕事をしている時には、平日と休日というしっかりとしたメリハリがあった。もちろん休日出勤をする時もあったけれど、基本的に休みは休みとして過ごしていた。 それがね、退職後に凸凹…

令和のお陰参(おかげまいり)

平成27年(2015)9月に国連総会で「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、その中に「持続可能な開発目標(SDGs)」が盛り込まれた。 それ以降、なかなか日の目を浴びなかったが、ここ2~3年人口に膾炙するように…

四半世紀のリアリズム

司馬遼太郎が彼岸にゆき25年。出来の良い読書ではないけれど、「こういったときに司馬さんならどう言われるだろうか?」ということをずっと考え続けてきた。答えは比較的簡単に見つかる。必ずや膨大な司馬文献の中に書いてあるからだ。 例えば、己の浮沈に…

紀元節

紀元前660年のことである。 「辛酉年春正月庚辰朔、天皇即帝位於橿原宮是歳為天皇元年」 《辛酉(かのとり)の年春一月一日、天皇は橿原宮にご即位になった。この歳を天皇の元年とする。》 『日本書紀』にこうあって、これがもとになって「紀元節」、戦後は…

飛べエリート(笑)

愛知県内の武漢ウイルス感染者数(市町村別)が中日新聞に掲載されている。それはそれで参考になるんだけど、ちょっと切り口を変えて見てみるとおもしろい。 感染者数の累計を総人口で割ってみた。ワースト1は名古屋市で0.493%の感染者数である。1000人に4…

今日は朝日

《はじめての天声人語》 https://info.asahi.com/choiyomi/cv/01/?cid=Mkt_PR0001_Dis_ydn0114_rt__choi-cv-01_202009-0013&yclid=YJAD.1612775917.o0lIv9Wdcq3i7G7pBTs4LCZYEqSWJisF2MrgQLdr9se_LviLd8tuzoVAFeDqJxj5Fw8n7k.Tvb2rdfVFJhro_8z7DYBA0pOWwA2Yc…

追想 司馬遼太郎

今朝の産経新聞から《追想 司馬遼太郎―没後25年―》の連載が始まった。そうか~、司馬さんが彼岸に行かれてから、もう四半世紀も経つのか~。昨日、書いたようにワシャの粗末な脳みそは5割くらい司馬さんで形成されているので、新聞記事でも「司馬」という字…

ワシャの思想

先日、ある会議で発言をした。その中で「武漢ウイルス」のことが話題になっていた。ワシャも度々意見を述べたのだが、何度も「武漢ウイルス」と言っていたらしい。それをやや左側の役員から「ワルシャワさん、右翼ですね」と指摘された。 ううむ、「新型コロ…

折々のことば

朝日新聞の看板コラム「天声人語」がまたやってくれた。「天声人語」はコラムの頂点に立っているのではなかったのかニャ? 今朝のもひどい。なにを言いたいのか「あっぺとっぺ」※。 「駄コラム」の左肩に哲学者の鷲田清一さんのコラム「折々のことば」が平成…