2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

政治バ家の考察

どうして政治家はバカばっかりなんだろう。 このあいだは平壌に小泉首相のお供をしていった山崎正昭がテレビで家族会の方々と対談し大恥をかいていた。もっともこの先生は日大だからもともと頭のいい御仁ではない。県議会議長からの転進組で、要するに野心だ…

能を観にいって歌舞伎を観にいこうという話

能の「藤戸」を観る。 物語の舞台は、備前児島。 藤戸合戦で功名をあげた佐々木盛綱が陣屋に、戦場で我が子を失った母親が訪ねてくる。そして合戦で平家方の侍だった息子を殺した盛綱を激しく追求する。最初は殺害の事実を認めなかった盛綱だったが、母親の…

橋田信介さん、逝く

うーん、眠い。「朝まで生テレビ」を見て、2時間ばかり仮眠して起きたところです。 昨日、大槻文蔵の「藤戸」を観に行っている間に、バクダッド近郊で殺害された邦人が戦場ジャーナリストの橋田信介さんと確定していた。勝谷誠彦さんや不肖宮島氏の師匠だっ…

おじさんたちの黄昏

ジャーナリストの日垣隆の言葉。「劇場の女性化が著しいのである。逆に言えば、おじさんの発奮場所や専用の娯楽施設が消滅しつつあると言える。どうでもいいことだが、客席でばりばり菓子を食い続けるのはやめろよ」 このところ日曜出勤が続いた。その代休を…

公平

阪神・淡路大震災の避難所は、その秩序を維持してゆくために厳格なルールに基づいて運営していた。それは「公平」ということだった。公平は、避難所避難民たちの間だけでなく、避難所周辺の自宅で暮らす人たちとの間でも保たなくてはならない大原則であり、…

愛知の集団暴行と東京の教師処分と

人間はみな平等だ。頭が悪いのだって個性だ。などと教育をしてきたつけがそろそろ廻ってきた。バカも個性だなどということは、犯罪者だって個性だと言うことに等しい。だからバカが増長し、バカであるということを世間にはばからなくなってきた。その延長上…

今朝の新聞から

「仮名報道訴訟 元少年側、上告の方針」 盗人猛々しいとはこのことだ。平成6年に若者4人を殺害するなどした連続リンチ事件の容疑者が、文藝春秋に対し「仮名で事件報道をされ名誉を傷つけられた」として、損害賠償請求をしている。アホか!お前に殺された方…

不愉快である

今場所に新入幕を果たした19歳の若武者がいる。名を白鵬、モンゴル出身、189cm、138kgの恵まれた身体を持つ期待の力士だった。不肖ワルシャワも将来の大関、横綱になる器と嘱望しておった。にもかかわらずこのバカ、よりによって千秋楽の優勝が絡む取組で、…

兵器は進歩するけど、人類は進歩しないね

以前に、陸上自衛隊富士学校で90式戦車に試乗したことがある。欧米の戦車と比較しても最新・最強のハイテク戦車で、北海道の第7師団を中心に277両が実戦配備されており、陸上自衛隊の最先端の兵器だと思っていた。が、どうも違うらしい。すでに北海道…

引き続き長篠の合戦の話

甲斐の武田と徳川家康は東三河から遠州にかけて鍔迫り合いをしていた。その中で長篠城は三河と遠江、信濃、美濃との交通の要衝であり、戦略的にも重要な拠点であった。このため家康は奥平貞昌を城将として置き、北からの脅威に備えさせた。 天正3年4月、武…

長篠合戦

天正3年(1575)の今日、愛知県鳳来町設楽原で特異ないくさがあった。織田信長軍が圧倒的な火器(火縄銃)をもって、武田騎馬隊を完膚なきまでに破ったといわれている「長篠の戦い」である。 この戦いは、近世を象徴する織田鉄砲隊が、中世のシンボルで…

溜飲下がったり上がったり

(溜飲下がる) ほらほら、言ったとおり旭天鵬がバカ横綱に勝ってくれた。優しいモンゴルの力士は横柄なモンゴル男を高々と吊り上げて勝負を決めた。 それにしても武蔵丸親方の解説は、よく分からなかった。「ぼそぼそぼそぼそ・・・」と、あの低い声で、小…

ダグワドルジ、バカ復活か?

朝青龍が持ちなおして9勝目をあげた。岡崎出身の琴光喜を豪快なつり落としで土俵に叩きつけた。 相変わらずバカな横綱だ。いつも言っていることだが、このバカ、心技体の「心」がまったく練れていない。日本人の美徳である「奥ゆかしさ」をまったく理解して…

偉大なるスミレ

社会面の片隅に、南とめさんの訃報が載っていた。この人、映画の世界では有名なエディターで、フィルムの編集にその生涯を費やした人である。映画の最終工程であるフィルム編集は、ぎりぎりの時間との戦いで、仕上げのスピードと精度の高い正確さを同時にも…

子どもはみんな正しい。 えっ?

愛知県版の朝日「声」欄に、11歳の子どもの投書が載っていた。内容はこうだ。「イベントのおもちゃ病院でおもちゃの修理をしてもらったが、すぐに直せなかったので入院させた。市役所から連絡があり、できあがったので取りにきてほしいといわれた。市役所は…

己を知ること

麻生総務相が講演会で「日露戦争で勝利した。ここ500年ぐらいの間で有色人種が白人に勝った最初の例として、世界中の有色人種に勇気を与えた」と言ったとさ。 麻生さんがどういったニュアンスでこの発言をしたのかはわからないが、まぁ単純に「太平洋戦争…

飲みすぎは 貴重な時間の 無駄使い(自嘲)

いやぁー、悪い酒を飲んでしまった。つい今しがた(午後2時)まで、生理的、精神的に気持ちが悪かった。やりすぎてしまった後の、後味の悪さが、胸のむかつきとあいまって、とても不快だ。 ようやく朝刊を読んだ。やっぱり小沢だったね(5月8日の日記参照…

安全神話の崩壊

「水と安全はタダに決まっている」 そう言ってみたいよねぇ。 かつては、田舎町なら、夜でも戸締めをしなくたって平気だった。日中、家屋内に人っ子一人いなくたって、家中あっぱらぱぁだった。それでも何も取られなかったし、実にのどかなものだった。 水だ…

「年金も みんなで納めにゃぁ 恐くない」他3題

公明党の幹部の名前はどうしてこうも寒いのだろう。 「寒先にゃぁ、北側は、冬しばれるねぇ」 国会議員で年金未納者が102人、竹中大臣を含めて103人だそうな。でもね、大して驚かない。そんなもんじゃないの。だから特権階級の人間は、年金なんて当てにして…

毒の話

いきつけの飲み屋の親父は頑固だが旨い料理を食わせてくれる。親父の漬けた塩辛の若いのも旨いし、小あじの南蛮漬けもさっぱりしていておいしい。冬はなんといっても河豚が旨い。てっちり3人前を4人で囲むと、丁度、適量で最後の雑炊までぴったりとお腹に収…

今も昔も変らぬものは

文久3年(1863)5月10日、長州藩は下関海峡に停泊していたアメリカ商船に攘夷の砲弾を撃ちこんだ。これは4月20日に幕府が朝廷に対し上奏した攘夷の期日であったことから、沸点に達していた長州藩が暴発をしたというものである。その結果として、英仏蘭米の四…

夏場所初日 あたしゃテレビ桟敷で一杯

これから横綱を狙おうという力士が、引き技で勝ってはいけない。不甲斐なし、千代大海。 魁皇は、たとえ残り14日を全勝したとしても、横綱になるべきではない。それは横綱というものが絶対最強者でなければならないからだ。昇進をかけた場所の初日に北勝力あ…

火事だー!深夜の街は大騒ぎ

9日未明、近所で建物火災。消防車両のサイレンと鐘の音で目が覚め、取るものも取り合えず(要するに野次馬なので)現場を探して自転車で走りまわる。着いた頃には、消防車両6台が消火活動をしており、すでに鎮火していた。さすが日本の消防は迅速だ。 地元…

土壇場、菅直人

5月1日、「朝まで生テレビ」の宮崎哲弥の発言。「枝野さんは怒ってさぁ、ありゃぁ(菅直人)代表やめるべきだって、言ってたじゃないですか。わたしは代表をやめるだけじゃなくて、議員を辞めたら状況が変わってたわけですよ。これは政治的センスとすればね…

罪と罰

朝日新聞の地方版に小さな事件がいくつか載っている。 女が自営業の男性方の裏口から侵入して、現金約8800円を盗もうとしたところ、男性の妻が帰宅してもみあいになったとさ。 そこで女が言ったセリフがふるっている。「私を凶暴にさせないで」 いいねぇ、映…

昨日の朝の新聞から(今日は新聞休刊日)

「日歯連、6議員に一斉献金」 おいおい、いくら合法的といったって、この図式は時代劇にでてくる「あれ」じゃないの?商人「(菓子折を差し出し)へっへっへ、お代官さま、お口汚しではございますが、ひとつお納めを」代官「おお、三河屋の饅頭か、わしはこ…

今日、締切りの仕事がようやく片付く。で、本の紹介

「危ない大学・消える大学 ’05」島野清志著 エール出版社 冷静に「代々木ゼミナール」、「河合塾」などの数値データから大学の状況を推し量って、いい大学から危ない大学までをランク付けしている。なかなか手厳しい本だが、低能大学の経営者たちよ、真摯に…

本能寺の青い空

歴史には妙味がある。 一例として、天正十年六月二日。 京都本能寺において織田信長が殺された日である。この時に多くの武将の人生観が変わり、価値観が変化し、その後の半生すら変貌せしめた。 覇者であり抑圧者であった信長は滅した。その信長に羈束(きそ…

読書のすすめ

とはいっても無料読書のすすめなんですなぁ。 最近、書店にいくと必ず各出版社が月刊で出しているPR誌(定価100円だけどただでくれる)をもらってくる。新潮社「波」、集英社「青春と読書」、岩波「図書」、小学館「本の窓」、未来社「未来」、文藝春秋「…

世襲と書いて 世を襲うとしか読めない

政治家の世襲は悪である。なぜか?それは徳川幕府がどうして崩壊したのか、考えてみれば簡単に理解できる。 徳川体制というものは、俸禄を親から子へ、子から孫へとおくってゆく。将軍の子は将軍になるし、大名の子は大名になる。家老の子はよほどのバカでな…