2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

暇人の休みを分けてくれ

トヨタ系企業に勤める友人も義理の弟も11連休に突入し、「暇だー!」と叫びながら身を持て余している。 ワシャはというと、プロジェクトの企画書を休日返上で作成していた。今朝、対策会議があって、それに間に合わせなければいけなかったので、そりゃぁも…

持たざる国は辛い

今朝の新聞に「ガソリン160円突破も」という大見出しがおどった。5月1日から暫定税率が復活し、それに原油価格の高騰分を上乗せするためにそうなる。個人的には値上げは嫌だ。でも、大局的に見れば国民に節約をしようという意識が醸成されるので160円程度な…

萩本欽一という偽善

この人が「欽どん!」、「欽どこ」でブレークしていたころから、人をいじって笑いをとる芸風が嫌いだった。ビートタケシ、タモリ、明石家サンマをはじめ多くのコメディアンが自分を貶めて笑いをとることを厭わなかったのに対し、萩本は自らが滑稽さを演じる…

危機一髪、これも仏のお導きじゃ その1

長野市で強行された中火リレーをテレビで見た。それにしても、この騒動、いったい何を目的に実施したのかよく解らない。圧倒的な赤旗が沿道を埋めつくして、中華帝国の国威発揚以外のイベントとは思えない不愉快さだ。こんなイベントのために税金を投入して…

危機一髪、これも仏のお導きじゃ その2

(上から読んでね) ちょこっとこの如来様の話を聴いてもらいたい。『善光寺縁起』によれば、天竺のある国に慳貪邪見(けんどんじゃけん)な人々が増えたために、数多の悪鬼邪神が引き寄せられて、巷に死者、病人があふれてしまった。手の施しようがなくなっ…

エネルギーについて考えた その1

現在、地球に残された石油の総量は約1兆バーレルと言われている。1兆バーレルと言われてもピンときませんよね。では159立方kmと言い直そう。ありゃ?これでも良く解らないと仰る。ならば、これでどうじゃ。 富士山をさかさまにして盃にしよう。そこにす…

エネルギーについて考えた その2

(上から読んでね)「でも太陽光がある。太陽エネルギーは無限だ」と言う人がいるかもしれない。 そうだね。50億年は燃えているらしいから、まあ、人間のサイクルからいえば無限といってもいいだろう。だからエネルギー問題は大丈夫かというと、そんな安直な…

西から北から

昨日、司馬遼太郎記念館会誌「遼」が届いた。2〜3日前には富良野自然塾会誌「カムイミンタラ」が送られてきた。このところ仕事に追われて青色吐息だったので、二つの会誌を手にして少しほっとした。司馬さんや倉本さんが小さな声で「頑張れ!」と言ってく…

紛らわしい文藝春秋

4月22日の朝日新聞4面に4段ぶちぬきで「文藝春秋」5月号の広告が載った。「文藝春秋買わなくっちゃ」 と、条件反射的に思った。e−honで、日垣隆『通販な生活』(講談社)、日垣隆『部下の仕事はなぜ遅いのか』(三笠書房)、石井吉徳『石油ピークが来た…

帰りの新幹線でも大騒動?

午後5時26分発の「こだま575号」に乗車。14号車2列Bに陣取る。昼食会のメモを見ながら、思い出したことを追記しておく。 品川、横浜を経ても車内は比較的空いていた。小田原あたりまでであらかたメモを終了し、鞄の中から、田中優『地球温暖化/人類滅亡の…

新幹線の大騒動 その1

土曜日の上洛記の続きである。 ワシャは午前7時27分名古屋発の新幹線こだま532号の2号車5列Dに座って本を読んでいた。ワシャが乗った三河安城では車内はガラガラだ。窓際の5列Eに鞄を広げてメモをしたり、電子手帖で字句を確認したりして快適な時間を過…

新幹線の大騒動 その2

(上から読んでね)車掌「お客様、申しわけありませんが席をお空けください」男「その人、僕の足を叩いたんです。警察を呼んでください」女「そのことはあやまりました」 車掌は役に立たず、またどこかに消えてしまった。 熱海で客が動き、空席が幾つかでき…

関口界隈の散策

土曜日は内容の濃い有意義な1日だった。 午前10時半、東京メトロ有楽町線を江戸川橋で降りる。駅の一番西の出口を地上に上がると目白坂下である。神田川を渡って椿山崖下左岸沿いの江戸川公園を暫し散策した。 足の鈍い低気圧が過ぎ、朝方にようやく雨が上…

色つきの声

今日は東京のことを書くつもりだったが、朝日新聞「声」の欄にとんでもない投書を発見してしまったので、そっちを先に書くことにする。 14歳のお嬢ちゃんのご意見だ。《北京オリンピックの聖火が、世界中で様々な妨害を受けている。私はこのような方法でチ…

都の西北でランチ

本日、都内某所で昼食会が催される。主催者はワシャが尊敬するジャーナリストとだけ言っておこう(ってほとんどバレバレのような気がしますが……)。 だから、午前7時代の新幹線で上洛をするのじゃ。4月当初に新しいプロジェクトチームに編成替えがあり、右…

雪国(チベット)と帝国

民主党の小沢代表が17日に講演会でチベット問題について発言している。朝日新聞から引く。「中国の政権が抱える矛盾が民族問題を契機として持ち上がった。共産主義独裁の政権と政治の自由は、原理からいって成り立たない」「共産党政権が時代の変化に応じて…

その手があったか

この間の御園座での話。 ワシャは3等席最前列に座っていた。背後から関西弁の男の声がする。何かぶつぶつ言っている。その声が通路階段を降りてきて、ワシャの横の階段に小柄なおっさんが腰をおろした。安物のハンチングを被ったいかにも河内のおっさん風の…

地球温暖化の流行 その1

ある人から問われた。「地球温暖化っていつごろから言われるようになったんですか?」 え?いつからだっけ…… だから今(午前4時半から)、必死になって『ベーシック条約集』(東信堂)を紐解いていますぞ。それによれば…… 1972年の「国際連合人間環境会議の…

地球温暖化の流行 その2

(上から読んでね) 地球温暖化懐疑論者の槌田敦の著書『環境保護運動はどこが間違っているのか』(宝島社)では、1992年5月の日付で書かれたあとがきの中に《最近は「原発は地球温暖化を救う」との大合唱が演出されている。》という記述がある。これ以降、…

賭博という毒

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000135-mai-soci またバカ母が幼い子どもを殺してしまった。鹿児島県加治木町でギャンブル狂いの女が、露天駐車場の車の中に1歳7ヵ月の子どもを放置していたんだとさ。 ワシャにはこの女のスタイルはっきりと…

不愉快な来訪者 その1

あなたの家に来客があったとしましょう。その客はあまり歓迎できる客ではありませんでしたが、とにかくあなたは自宅に受け入れました。その客は子どもを連れています。その子どもが家の中で暴れはじめました。さああなたはその子どもにどう対応しますか? ワ…

不愉快な来訪者 その2

(上から読んでね) ワシャの隣のボックスシートに東南アジア系の女がいて、そいつがずーっと携帯電話をしていやあがる。名古屋駅からずーっとでっせ。その女と同じボックスのオバさん(日本人)とカップル(日本人)は顔をしかめながら20分も苦痛に耐えてお…

また御園座

今日は、また、御園座へ出掛ける。陽春大歌舞伎昼の部を観るためじゃ。 昼の出し物は「ひらかな盛衰記 源太勘當」と「鬼平犯科帳 大川の隠居」である。池波正太郎の大ファンのワシャは「大川の隠居」を楽しみにしていた。長谷川平蔵はテレビシリーズと同じく…

先生はえらいか?

蒲郡のKさんよりメールをいただいた。内容は昨日の日記についてのご意見である。学校、教師のいい加減さの実例を示し、「魔性」事件はほんの一例に過ぎず、そこには学校の持つ根深い問題が隠されているということを指摘されていた。 そのとおりだと思います…

洒落の解らないバカクレーム

昨日、こんなニュースがネットで流れていた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000078-mai-soci 中学校の通知表のコメント欄に誤字があったという。「計算力を向上させましょう」と書くつもりが、「計算力を向上させ魔性」に変換ミスをしてしま…

与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)

月曜日の日記でもちょこっと触れたが、御園座の歌舞伎が面白い。「与話情浮名横櫛」の与三郎を演じる市川染五郎がよかった。歌舞伎座で海老蔵、国立劇場で梅玉、大阪で団十郎の与三郎を観たけれど、染五郎の与三郎が一番はまっている。 だいたい与三郎は優男…

声を上げる人々、情報を集めないマスコミ その1

4月26日に長野市で行なわれる聖火リレーなどどーでもよかったのだが、こうなってくると俄然面白くなってきましたぞ。野次馬のワルシャワは是非現場で大混乱を見極めたくなってきた。できれば大混乱に参加したくなってきた。コラムニストの勝谷誠彦さんあたり…

声を上げる人々、情報を集めないマスコミ その2

(上から読んでね)《今、私たち日本の仏教者の真価が問われています。 チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われることに心から悲しみと、止むに止まれぬ抗議を表明せずにはいられません。 私たちはあくまでも宗教者、仏教者として、僧侶を…

声を上げる人々、情報を集めないマスコミ その3

(上から読んでね) 3月20日には、日光修験道の法頭正先達の伊矢野慈峰師が「チベット弾圧に対する憤りと抗議」と題して次の文をホームページに掲載している。《私たち日光修験道は、中華人民共和国の暴虐行為、殺人行為、民族と文化の抹殺行為、宗教破壊行…

盛り上がってきた

どひゃひゃひゃひゃ、盛り上がってきましたぞ。3月24日の採火式ではギリシャで一悶着あって、4月3日のイスタンブール、6日のロンドン、7日のパリと中国の聖火はゆく先々で大奸迎を受けている。3000人の警備陣が守らなければまともに走れない聖火ってどんな…