2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
いやー、急に京都にゆくことになりましたぞ。 ワゴン車に乗って、名神高速道路を西に向かいます。あらら、もう出発時間です。突然の京都行の詳細は戻ってからということで。 それでは行って来ま〜す。
宮澤喜一さんは三人兄弟だ。長男が喜一、次男が弘、三男が泰である。この三人、そろって秀才で、喜一は東大法学部卒業で大蔵省、政界、最終的には首相まで上り詰める。弘は東大卒業後、内務省に入る。その後は千葉県副知事となって東京湾大規模埋め立てに辣…
司馬遼太郎がどこかに書いていたのだが、今、調べてもなかなか出てこない。ざっとこんなニュアンスだったように思う。「古来、商人という言葉は、盗人に近いものがあった」 人を欺いて利を盗む。人をたぶらかして金品を収奪する。泥棒と商売人とどこが違うの…
ワシャのよく知る人物に、地元の市役所に勤めている男がいる。その人、イズミダイの刺身が好物なので、仮に「ティラピア」くんと呼ぶ。 ティラピアくんは市役所の防災担当なので、地震雷火事台風が趣味のワシャとよく話をする。 昨日も近所の居酒屋で一緒に…
(上から読んでね)「県でも国に似たような状況があります。例えば岐阜県は、県庁の近くにある防災交流センターに県職員用の食料を備蓄しているんです。岐阜市が阪神・淡路大震災のような地震に襲われた場合、災害対応職員は、そこで悠々と腹を満たしながら…
話は少し戻る。23日の朝、三河安城駅まで送ってもらうために嫁と一緒に玄関を出た時のことだ。ワシャの家の東隣に独居の老婦人が住んでいるのだが、その方が通りを箒で清掃しておられた。 会釈をすると、おばあさんは、深々と頭を下げられ「おはようございま…
23日朝、新幹線で上京する。品川に10時49分着、山手線で新大久保まで21分だから、戸山サンライズでの打ち合わせ(正午)には余裕で間に合う。そう計算していた。 新大久保駅頭に立ったのは11時20分である。ここで真っ直ぐに読書会会場に向かえばよかった。「…
今しがた東京から戻った。 いやー、それにしても凄い読書会だった。170人という規模も桁外れなら、参加者の知的レベルの高さも半端じゃない。一般参加者の中に『ソーシャル・ウェブ入門』(技術評論社)の著者滑川海彦さんが、さりげなく座っていたりする。…
うえ〜ん(泣)、午前2時だというのに眠れない。夕べ飲んだコーヒーのせいだろうか。明日というか、今日は「緊急大読書会in東京」に参加するため上京するので午前5時に起きなくてはいけない。なのに眠れないのじゃ! 遠足の前日の小学生でもあるまいに、興…
ワシャはこの番組が嫌いだ。http://www.tv-asahi.co.jp/chikyukazoku/ 毎週土曜日の夜、6時30分から放映している「ポカポカ地球家族」である。何が嫌いって、この番組全体に流れる偽善臭がたまらない。 2年前にもこのことを書いている。《海外で頑張る日本人…
ドン・タブスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ『ウィキノミクス』(日経BP社)を読了した。いやはや、てこずったわい。なにしろワシャの苦手なIT用語が速射砲のように連発されている。「クローズドなiPodのアーキテクチャー」「プロサンプショ…
【「すか」とは、『日本俗語大事典』によれば「期待はずれ、あてがはずれること」、語源は、スカス(透)の語幹からきているという。透く、空くなど、何もないというような意味が源である。】 6月13日の朝日新聞1面に、白木妙子『地震と雲』(青雲社、1260…
いい加減にしてちゃぶだい。夕方、買い物に出かけた私鉄沿線(ワシャの町の北部地域)はもう日本ではなくなっていた。ブラジル国旗があちこちにはためいて、歩いているのはブラジル人、車に乗っているのはベトナム人、中国人は集団で自転車を漕いでいる。黒…
『ウィキノミクス』(日経BP社)と格闘していると昨日書いた。実はまだ読了していないのじゃ。なにしろ知らない語句が多く、逐次、調べて納得しながら読む進めているので、捗が行かない。 でもね、思わぬ効能がありましたぞ。『ウィキノミクス』読書中に気…
今、ワシャはある本と格闘している。『ウィキノミクス』(日経BP社)という単行本で500ページほどのボリュームだ。その厚さはさほど問題ではない。問題は中身なのじゃ。《オープンソースのウェブサーバやオペレーティングシステム、各種コードなど、インタ…
夕べ、ブログ仲間のドブログくんhttp://www.doblog.com/weblog/myblog/33727たちと飲んだ。ドブログくん、滅法、酒が強いのでワシャはいつも飲み負かされる。1軒目で帰ろうと思ったら、拉致されてカラオケボックスに監禁された。ワシャはカラオケが嫌いなの…
1896年6月15日午後8時30分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード8.5の地震が発生した。地震の揺れによる直接的な被害はなかったが、津波による死者は27,000人を超えている。海沿いの集落に押し寄せた波の高さは38mもあったという。 これから海のシーズンが…
昨日、拓殖大学の森本敏さんが近くの商工会議所にやってきた。「今後の国際情勢と日本の課題」というテーマで1時間半ほど講演をされた。内容に目新しいものはなかった。アメリカ大統領の予備選挙、立候補表明が早いペースで動いていることや、ヒラリー・ク…
《ぼける「骨太方針」原案提示》《民間提案は後退》《労働ビッグバン「自滅」》《成長戦略に猛反発》《歳出削減恐れ陳情次々》 政府が経済財政運営の方向性を示す「骨太の方針2007」の原案は官僚や与党議員に骨抜きにされ、骨太だけど骨粗鬆症ですな。《…
政府広報の担当者は文章がとにかく下手だ。特集の「安倍総理の米国・中東諸国訪問」では、7ページにわたって記事が綴られている。この記事は全部で2550文字(原稿用紙6枚強)、35のセンテンスから構成されているんですな。『自己表現』(中公新書)の著者で…
政府広報って知ってますか。内閣府政府広報室が出している28ページほどの「Cabiネット」というパンフレットです。6月1日号の特集は「安倍総理の米国・中東諸国訪問」と「菅総務大臣のインタビュー」でした。オールカラーで写真もふんだんに使ってありな…
昨日の午後1時35分、西三河南部に「大雨洪水警報」が発令された。会社の防災担当であるワシャは休日だったけれど出勤しましたがな。実は嫁と名古屋へ出掛ける予定だったが、早朝の雷雨で嫌な予感がしていたし、気象庁http://www.jma.go.jp/jp/radame/の雨量…
《六時頃散歩に出やうかと思つてゐると空が急に暗くなって雨が木の葉を打つ音がした。夫がまたゝく間に豪然として地上のあらゆるものを鳴らしてすさまじく振り出した。すると雷がなつた。雷より稲妻の方が烈しかつた。》 夏目漱石の日記に雷雨の記述である。…
ワシャの読書のかたちは「併読」である。一度に何冊も並行して読み進めるのじゃ。ツボにはまると一気に読了するのだが、そうでない場合はチョビチョビとかじっては次の本、次の本と渡り歩く。飽きっぽい性格なのだろうか。 こんなことがあった。平野啓一郎の…
昨日、地元企業の社長連の集まりがあった。そこで地震の話をしてくれないかという依頼があって、地震雷火事台風が趣味のワシャはのこのこと出かけたのじゃ。会場に入ったのは午前12時00分、80人くらいの団体だと聞いていたので、小さな会議室を予想していた…
K先生のお宅を辞し、JR枇杷島駅に向かう。道すがら、香具師の皆さんが屋台の後片付けをしている。酔っ払いのおっさんが若いテキヤに声をかけたりするんだが、忙しいんでしょうね。適当にあしらわれてしまった。サミシー! そのうち祭の区域から外れ、人通…
西枇杷島の夜は深々と更けてゆく。K先生宅の南に開いた窓から、いつしか祭のざわめきが消えていた。それでは腰を落ちつけて飲みましょうか、ということになりK先生がお手製のブランデー梅酒を出してくれる。これが美味い。翌日が仕事でなければがぶ飲みを…
花火は素晴らしかったですぞ。丁度、真正面の真下で見ることができたので迫力満点だった。その後、K先生のお宅にお邪魔をしてビールとおつまみで歓談する。 それにしても思想家の書斎はきちんと整理されていた。これは日垣さんや司馬さんの書斎を拝見した時…
このところ灰色の脳髄が鈍磨していたが、久々に聴くアカデミックな講演に目から鱗どころか鰓蓋(えらぶた)が外れましたぞ。なごや博学本舗の大番頭セコ道さんhttp://sekomichi.vox.com/のお誘いで「鈴木朖(あきら)学会講演会」に参加した。ワシャ的には、…
現在、午前4時です。これからちょいと仕事に出かけます。なんと人使いの荒い会社でしょうか。 いやー、昨日は楽しい1日でござった。アカデミックな城西の午後とエキサイティングな西枇杷島の夜のお話は、夕方、戻ってから報告いたします。それまで暫しお待…