2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

長政と又兵衛

昨日のつづき。 後藤又兵衛の逸話はいろいろと残されている。例えば「城井谷(きいだに)城の敗北の話」というものがある。 豊臣政権下で官兵衛は九州は豊前中津18万石を賜った。豊臣譜代の多くが九州各地を治めるために配置されたのだが、中央で威力のあ…

後藤又兵衛

豊臣秀吉に仕えた黒田官兵衛の家来である。 現段階でNHK大河の「軍師官兵衛」の人物相関図にも、 http://www9.nhk.or.jp/kanbe/cast/index.html 名前のみあるだけで写真は貼付されていない。 今、ドラマは官兵衛が荒木村重に幽閉されている時期、後藤又兵…

ヘリコの名前

昨日の夕方。中京テレビの「キャッチ」とかいう番組でのことである。名古屋市の防災ヘリに名前を付けようというニュースで、「現在はなごや1号、なごや2号となっているので、もっと市民に親しめる名前を公募する」とアナウンサーが報じていた。愛称の例と…

支那ソバの思い出

ワシャはこの日記で「支那中国」という言い方をしている。これは、ワシャが尊敬してやまない評論家の呉智英さんの正論に触れて「なるほど!」と思ったからである。 呉さんには『サルの正義』という名著がある。その中になぜ「支那」を「支那」と呼ぶのかとい…

カルピスの記憶

昨日、文房具を買うためにスーパーに立ち寄った。ノドが渇いたので、ついでに飲み物を買う。なにをとち狂ったか「ザ・プレミアムカルピス」という飲料を手に取ってしまった。久しぶりにカルピスを口にしましたぞ。20年ぶり、あるいはもっと経っているかも…

ボンタン狩り

え、まだこんな風習が残っていたの? http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000575-san-soci 「ボンタン狩り」なんて昭和の遺物かと思っていましたぞ。でも事件に「LINE(ライン)」なんぞが介在するのが現代風と言えるのかもしれない。 それに…

大坂夏の陣はじまる

2日前、石川丈山の話を書いた。そのときに丈山が城攻めの先駆けをして軍令違反に問われたことに触れた。 1615年の今日、和暦では慶長20年4月28日のことなのだが、この五月晴れのころに、戦国最後の大一番である大坂夏の陣の戦端が開かれた。ただ、最終戦と…

吸殻から考えた

ワシャはタバコを吸わない。若い頃にはケツからヤニが出るほど吸いまくった。スキーに行くときなども、喫煙者ですらワシャと同じ車に乗るのを嫌がったほどである。昔は車内喫煙など当たり前だったから、誰が乗っていようと遠慮なく吹かしまくったものだ。 そ…

石川重之

戦国後期から江戸の初期に生きた徳川譜代の武士である。後半生は丈山と号し、文人として名をなす。生まれたのは天正11年というから、秀吉の天下取りの目途がついた近江賤ヶ岳の合戦の年である。18歳で関ケ原の合戦、32歳で大坂冬の陣、翌年夏の陣だか…

豊川とか

一昨日、豊川に出かけた。久しぶりに私鉄(名鉄)を使った。乗車したのは豊川稲荷行きの急行である。この急行は本線から支線の豊川線にダイレクトに乗り入れているので、豊川方面に行くのには便利だ。 東三河に国府(こう)という駅がある。ここで女子高校生…

明治の話

聖路加国際病院の理事長の日野原重明さんのことである。西三河の田舎町にもこのところ立て続けに2度もお出でいただいた。そのたびに1200人のホールが満員御礼になる。みんな日野原さんが好きなんですね。みんな長生きをしたいんだね。 残念ながら、ワシ…

竹鶴

享保18年というから八代将軍吉宗のころである。一月に広島で大火があり220軒が焼失したと記録に残っている。夏になって西日本で疫病の流行があり、また飢饉も発生し死者は100万を超えたという。秋を迎え、疫病もおさまり、豊作にも恵まれて、高騰していた…

少数精鋭の欺瞞

少数精鋭を声高に叫ぶ組織がある。確かに一面ではそういった理屈も通るだろう。しかし、精鋭でないものを精鋭と詐称して「精鋭だから少数でできるだろう」と仕事を押し付ける。このことにより精鋭でない人間は、オーバーワークとなり体調を壊して戦線離脱を…

傍若無人

よく言うよ。 支那中国の《商務相はデモで中国系企業などが襲われ、中国人が死亡したことを強く非難。被害弁済などの交渉を求めるとともに、投資環境の改善を求めた。》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140517-00000044-mai-int 死者が出たことはいか…

役員との会話

昨日、大きな宴会があった。ワシャの所属する部門と、社外役員との懇親会である。 社外役員にはいろいろな人がいるが、昨日は比較的、おだやかな人ばかりが集った。10年来の付き合いの役員もいれば、役員になる前に一緒に仕事をした人もいて、気心は知れて…

「……江戸から京都までは百二十五里二十丁。鍛えぬかれた秋山大治郎の足ならば、十日はかかるまい」 池波正太郎の『剣客商売』の一節である。このフレーズを書きながら、池波さんは、おもわず苦笑をもらしたという。その理由は、先ほど、つまりこのフレーズを…

不活動宗教法人

夕べのNHK「クローズアップ現代」で、「出家詐欺」が取り上げられていた。経済的に立ち行かなくなった寺で、多重債務者が得度をさせてもらう。名前を法名に変えて、債務から逃れるためである。あるいは、名前を変えたことで、さらに銀行から住宅ローンの…

野狐禅(やこぜん)

昨日、読書会。議論、白熱。その後、軽く飲む。その席でのこと。 話題が前回の『禅と日本文化』の話になり、その際にメンバーの一人が「坐禅をやってみたいんだわ。ワシャさん、どこか知っているところない?」と言い出した。 ワシャは「だったら、永平寺は…

国際メディア情報戦

今度の読書会の課題図書は、高木徹『国際メディア情報戦』(講談社現代新書)である。読み終わって、内容は今一つかなぁ。すでに語られてきたことが多いし、今さらミロシェビッチや東京五輪誘致でもなかろう。講談社のPR雑誌の「本」に2012年から連載され…

蕎麦屋にて

昨日の昼、急に蕎麦が食いたくなって、隣町にある蕎麦屋まで車で走っていった。午後1時ごろだったが、けっこう混んでいる。ワシャの前に5組ほどが待っていた。いつもなら店を変えてしまうところだが、どうしてもザルが食いたい。順番待ちの名簿に名前を書い…

禅風挙用

乃木希典が厚く帰依した禅僧に中原訒州がいる。兵庫県西宮にある海清寺の住持で、禅風の挙用に尽力をした。この人のエピソードにこんなものがある。肥後の阿蘇山中でのこと、ある冬の日の夕方から訒州は坐禅三昧に入った。翌朝、坐禅をやめて立ち上がったら…

ベトナムは強い

支那中国がベトナムとことを構えている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140510-00050015-yom-int フビライが支配した元帝国もそうだった。高麗をつかって日本に侵略戦争をしかけつつ、ベトナムにもその触手を伸ばしていた。元はこの二方面作戦で敗北…

昨日の出来事

昨日、仕事で名古屋に行った。その時の地下鉄での話。 名古屋大学駅で名城線右回りに乗る。入ってきた電車には空席が多かったが、さすがに学生が多く、あっというまに席が埋まった。ワシャもなんとか左から2席目に納まった。ワシャの左は60代の男性、右側…

元寇

支那中国のサイトが以下のような記事を掲載した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00000004-rcdc-cn 《中国とロシアは5月末に東シナ海で軍事演習を実施することを発表した。日本に対する強烈な圧力だとみられているが、韓国のネットではこのニ…

本を探して

昨日、突然に茂木健一郎の新刊が読みたくなった。それで、いつもの駅前の本屋に自転車でいそいそと出かける。5月に出たばかりの新書なので、まだなかった。しかたがないので、ワシャがよく行くスーパーの本屋に回ってみる。そこにもなかった。そこから少し…

韓国の歴史

韓国・朝鮮史に関連する本を読みなおしている。それにしても朝鮮半島というところは、北から南から侵略され続けてきたんだなぁ。その総数は千回とも言われている。そういった歴史が今の国柄をつくりあげているのだと思えば妙に納得がいく。 日本とは違い、朝…

身捨つるほどの祖国はありや

セウォル号から救出された21歳の若者のインタビューがテレビから流れていた。韓国は徴兵制の国である。彼は大学を休学して軍隊に入ることになり、その前に一人旅を楽しもうと、セウォル号に乗船した。彼は大部屋で同室だった老夫婦、怪我人など5人ととも…

坐薪懸胆(ざしんけんたん)

昨日の夕方、ちょっといいことがあった。それはほんのささやかなことなのだが、例えば道で、いつも逢いたいなぁと思っていた人とすれ違う。小さなラッキーなのだが、これがずいぶんと心の和らぎに効くものなのである。 もう少し韓国の話を続けたい。 仁川空…

次から次へと

ワシャらがうろうろしていたところから4つほど東の地下鉄駅で事故が起きた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000042-yonh-kr この路線は2号線というのだが、ソウル市庁前にも乗り入れており、そこにはセウォル号の犠牲者のための記帳台があ…

我、帰還ニ成功セリ

自衛隊のCH−47J http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/CH-47J/ や、C130H http://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/C-130H/ に乗るのは平気なんですよ。とくにCH−47Jなど、後部のハッチが空いていたって、どうということはない…