2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

菅原道真

9月18日の日記で「怨霊」について触れた。 http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20140918 東の横綱は崇徳天皇で、西の横綱は菅原道真といったところだろう。 今日はその菅原道真に関係のある日である。寛平6年というから1120年前のこと。日本史で覚えま…

御嶽山

身内に山登りが好きなやつがいる。先月もスイスに行っていたということで、なんだか派手なハンカチだかテーブルクロスだかわかんないものをお土産にくれたっけ。 そいつが「秋になるとよく御嶽に行く」と言っていた。そのことを覚えていたので、噴火のニュー…

怪談

昨日、横浜から友人のブックライフコーディネーターがやってきた。愛知の仲間もふくめて極秘の会議を開催(笑)。夕方からは河岸をかえて、生ビールと肴に舌鼓を打った。楽しい時間だった。だが、どうも酒を飲むと睡眠が荒れる。夕べというか、今朝も丑三つ…

ムックリの脅威

大相撲、新入幕の逸ノ城(いちのじょう)が大関二人と横綱鶴竜を呑みこんだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140927-00000007-asahi-spo すごいな。未だ髷も結えていない新米なのに、大関が格下力士に見えてしまうほどの大物ぶりを見せている。朝青龍…

荒俣さんの本はおもしろい

新聞に広告の載っていた佐高信さんの『民主主義の敵は安倍晋三』(七つ森書館)は買わない。でもね、同じく朝日新聞に紹介されいた荒俣宏さんの『喰らう読書術』(ワニブックス「PLUS」新書120)は速攻で購入した。 もちろん内容の差は歴然としている…

秋風

「石山の 石より白し 秋の風」 芭蕉の名句である。この句を詠んだのは加賀の国の那谷(なた)観音。同行の曾良と別れ、単独で那谷寺に行く。そこで寺を囲む奇岩を眺めながら白い風を感じたのだろう。『おくのほそ道』には「奇石さまざまに、古松植えならべて…

彼岸過ぎ

街のあちこちに曼珠沙華が咲き誇っている。季節はまちがいなく秋色におもむきを変えつつある。 さて、昨日の日記で佐高信さんの新刊について触れた。そこで「中身はスカスカなんでしょうね」なんてことを言ったが、本も読まずにそういうことを書くのはどうだ…

事実は小説よりおもしろい

59県議のおかげで、いろいろなところから鼠があぶり出されてくる。やはり兵庫県の岩谷英雄県議(当選8回)もそうらしい。 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201407/0007178824.shtml 上記のニュースではまだ具体的なところまでは解明されていないよう…

吉村さんと酒

作家の吉村昭さんが酒好きだったことはつとに知られている。取材旅行の多かった吉村さん「うまい肴でうまい酒を飲む。それは旅の最大の楽しみである」と言っておられる。おそらく『三陸海岸大津波』で東北の海岸を、『羆嵐』で天塩山地の西麓などを歩かれた…

読書の違和感

ワシャは本を併読する。よほどおもしろい読み物については、一冊を集中して読むこともあるが、常には何冊かを並行して読んでいる。家の中でも本を抱えながら移動しているんですよ。もっぱら家の中ではスーパーのカゴ(もちろん買ったもの)を利用している。…

「太秦ライムライト」は名作かもしれない

「太秦ライムライト」 http://uzumasa-movie.com/ が効いている。また観たくなっているのだ。香美山とさつきに逢いたくて仕方がない。 時間が経過するとともに映画がワシャの中で熟成されたのだろうか、8月30日の日記 http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/2014…

写真

山谷国家公安委員長が「在特会」幹部との写真撮影に文句を言われている。 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6131670 政治家はいろいろな人から写真を求められる。高市早苗衆院議員や稲田朋美政調会長も一緒に写真を撮った相手が悪いと責められているが、それ…

怨霊、鬼、妖怪

愛知県高浜市の瓦美術館で「鬼と妖怪の造形」と題する企画展が開催されていた。もうすでに閉幕となったのだが、ぎりぎりセーフで観ることができた。 展示会は、漫画家の水木しげるさんの絵や資料が基本となっている。企画協力が水木プロダクションなので、ご…

日記がおもしろい

昭和39年9月21日の『佐藤栄作日記』である。 《彼岸の入り。独りでゴルフに行く。》 またゴルフでっせ。 《一ラウンドした処で降雨。丁度いゝ処でやめた。》 元気な佐藤は軽井沢の別荘にいる。この日にこんなことも書いてある。 《池田首相の容態は予想通り…

佐藤栄作の残したもの

いつもは1人で古書店めぐりの旅に出るのだが、昨日はセドリ旅に興味をもってくれた友だちも同行してくれたので、往復の車の中がまったく退屈しなかった。 最初にいったところは金城埠頭にほど近いところにあるブックオフである。そこで物色をする。倉山満さ…

果たせなかった政治部長の責任

『文藝春秋』の10月号に、元朝日新聞主筆の若宮啓文氏の小文が載っている。若宮氏といえば知っている人は知っている朝日新聞を代表する大物の韓国工作員である。この事件で http://d.hatena.ne.jp/akane-fukushima2/20120509/1336552873 嫌いな日本をあと…

地元で落語会

金曜日に地元で落語会があった。出演は常連の瀧川鯉昇(りしょう)、桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)、二つ目の三笑亭可女次(かめじ)、前座の瀧川鯉津(こいつ)、ここまでは落語家。色物として檜山うめ吉。 まず鯉昇、仲入り前のトリである。スーッと…

万国博覧会

ワシャの家は朝日新聞と中日新聞をとっている。おもしろい(笑)と言えばもちろん朝日新聞に軍配が挙がる。家族からは「いつまで朝日新聞をとるのか」と責められるが、世間様がそういう風潮だからこそ朝日新聞は止められない。 コラムニストの勝谷誠彦さんは…

ニュースから

コンビニでいちゃもんをつけて店長に土下座させ、タバコを恐喝したグループがふん捕まった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140911-00000540-san-soci どうでもいいことをちょっと考えてみたい。 無職の男(39)、会社員(46)、アルバイト従業員…

世に小悪党の種は尽きまじ

クズがゲスにたかったという話。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140910-00000103-jij-soci まぁ昔から美人局(つつもたせ)という犯罪があったわけだから、その現代版と考えればいい。こんな疑似餌にまんまと引っ掛かるダボハゼみたいなニイチャンが…

武士道

優れた武士は名誉を重んじた。それは「名」「面目」「外聞」という言葉に表されている。このことは新渡戸稲造の『武士道』に出てくる。「名に恥じぬように」「体面を汚すな」「恥を知れ」ということである。 例えば浅野長矩。赤穂藩主で江戸城での勅使饗応役…

伊勢新九郎

ワシャは応仁の乱の後に頭角を現してきたこの漢(おとこ)が気に入っている。名前はいくつもあったようだが、そしてこれといって確定した呼び名もなかったようなのだが、とりあえず歴史にこの漢が登場してきた時の名乗りは伊勢氏であった。だが後世になると…

快挙の余韻

昨日、ちょいと一杯やっていた。その時に友だちから「ワシャさんのブログは難しい」と言われたのじゃ。う〜む、難しいことを難しく書く、簡単なことを難しく書くというのは最低なのである。ちょっと反省をした夕べであった。 さて、今日は『続日本紀』から始…

人助けをするということ

ようやく「アイス・バケツ・チャレンジ」が収束してきたようだ。浮かれ騒ぐ者どもに冷水を浴びせかけた北野武あたりの対応が際立った。今回の騒ぎで、ビル・ゲイツあたりが普通のアメリカ人だということが判ったのは拾いものである。 昨日、TBSの報道特集…

執着

何かの本で読んだのだが、仏教典に人間社会が壊れていく過程を説明したものがあった。エピソードはこんなんだったと思う。 原初、人間は物を持たなかった。食べるものは豊富にあったので、その日必要なだけをとってきて、それでも穏やかに豊かな気持ちで暮ら…

内閣改造

人のことを言える立場じゃないけれど(笑)、能力のない連中に限ってこの手の不満をぶちまける。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00050010-yom-pol 《今回の内閣改造を受け、参院自民党内の不満が高まっている》んだとさ。 参議院で本命視され…

日常的羊頭狗肉国

《羊毛、死がい毛など…「カシミヤ偽装大国=中国」歯止めかからぬ不当表示》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140902-00000514-san-bus_all ううむ……この手のニュースでは驚かなくなってしまった。あの体制ならばさもありなん。MADE IN Chineはとにかく…

「自分史」の出版

朝日新聞が「自分史」の作成支援事業に手を伸ばすそうな。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140901-35053158-cnetj-sci 「自分史」ねぇ(遠い目)。果たして普通の人に、1冊の本になるような歴史があるだろうか。少なくともワシャにはない。それについ…

老害

《目玉人事「小渕優子幹事長」、青木氏の意向カギ》 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140901-00050008-yom-pol 今頃なんで青木幹雄なんていう前時代の遺物の名前が出てくるのだろう。まだ永田町に棲息しているのだろうか。昭和9年生まれだから御年80歳…

地方の人材払底

コラムニストの勝谷誠彦さんが香川県知事選挙の結果に違和感を抱いている。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE28005_R30C14A8905M00/ 確かに投票率33.6%はないわなぁ。3分の2の人がそっぽを向いている。自民・公明・社民相乗りで、共産党が相手…