「年金も みんなで納めにゃぁ 恐くない」他3題

 公明党の幹部の名前はどうしてこうも寒いのだろう。
 「寒先にゃぁ、北側は、冬しばれるねぇ」
 国会議員で年金未納者が102人、竹中大臣を含めて103人だそうな。でもね、大して驚かない。そんなもんじゃないの。だから特権階級の人間は、年金なんて当てにしてないって。なんで麻生や鴻池や笹川という錚々たる金持ちが、貧民へのお恵みなど当てにしなけりゃいけないの。端からそんなはした金いらないって言っているよ。
 文句を言ってもしかたがない。そういった連中を選んでいるのは、その貧民を含めた国民なんだから。「お寒い三兄弟」にしたって、大宗教団体がついているんだもの、老後の心配なんかしてないって。

 朝日の社説が、民主党の代表は小沢でいいのかと、疑問を投げている。「党内の亀裂を広げたくないから選挙はやめようというのは余りになさけない」
 本当にそうだろうか。政官財の癒着どっぷりの自民党宗教政党と手を携えて暴走している。そんな時期に、民主党が分裂していいわけはないだろう。強烈なリーダーシップを持つ小沢を代表にして政権を取りにゆかずしてなにが影の内閣だ。民主党の議員たちの判断は正しいと思うし、朝日の社説は甘いと感じる。断固、戦って政権交代をしなければ日本のあしたは寒いぞ。

 参議院の選挙が近づいている。また投票率悪いんだろうね。よく浮動票や無党派層が動かなかったというけれど、投票なんか行ったこともないというバカは結構たくさんいる。投票するに足る人物がいないとか、政党が不甲斐ないからとかいうことで行かないんじゃなくて、そもそも国の行く末なんか興味もなく、日々、自分さえよければいいんだ、というような輩が多い。こういった連中からは選挙権を剥奪してしまえばいい。健康で投票に自分の意思で行けるものが、それにも関わらず3回選挙を棄権したら、選挙権はないよ、ということにすればいい。剥奪されるとなると、バカは急に選挙権なるものが惜しくなって、投票所に足を運ぶに違いない。そうなれば既得権だとかイデオロギーだとかの柵のない票が増えるから、もう少し政治の世界も変るのではないだろうか。

 最後に、団十郎丈の入院が心配だなぁ。大根だったけど、あの存在感は歌舞伎界でぴか一だった。海老蔵に伝えることはまだ山ほどあるはずだ。是非、回復してまた歌舞伎座の舞台に立ってほしい。団十郎の「暫」はやっぱり見ごたえがあるから。