愛知の集団暴行と東京の教師処分と

 人間はみな平等だ。頭が悪いのだって個性だ。などと教育をしてきたつけがそろそろ廻ってきた。バカも個性だなどということは、犯罪者だって個性だと言うことに等しい。だからバカが増長し、バカであるということを世間にはばからなくなってきた。その延長上で、罪を犯すことに抵抗が少なくなっているのである。個性だから。
 バカには畏怖するものを小さいころからその薄弱な精神に刷り込んでおかなければいけないのに、日本の教育はそういったことをしてこなかった。だから愛知県西尾市では集団暴行が行われ、少年の命が奪われてしまう。勉強すらまともにできず、暴走族やカラーギャングに身を持ち崩すしかなかった連中は、本来なら「お天道様の顔向けができねぇ裏街道でござんす」と世をはばかり、かたぎ衆には手を出してはいけないのだが、「君たちだって人間なんだ。他の人と平等なんだ」と、目をキラキラさせたバカ平等教師に教えられたおかげで、平和で地道な生活をしている市民のなかで、蔓延りはじめるからややこしくなる。
朝日の一面に「日の丸・君が代」を認めない教師が厳重注意を受けるという記事がある。これがバカ増殖の根源なのだ。あなたたちサヨク教師も日本という国に庇護されその国で生きているんじゃないの。日本を象徴する日の丸を掲揚し、君が代を斉唱し、国家というものの存在を感じることのどこがいけないのだろうか。
 昔、沖縄で掲揚されている日の丸を引き摺り下ろしたバカがいたが、彼はどこの国の国旗ならよかったのだろうか。北朝鮮や中国の国旗なら許したんだろうね。きっと。
 軽薄な若者たちに国家という存在をもっと知らしめて、君たちも国家の中の一構成員なんだよ、ということを刷り込んでおかないから普通の人々に対する犯罪が後を立たないのである。暴走族だってカラーギャングだって、暴力団のバッジには畏怖するのである。バカでもサヨクでも、オリンピックやワールドカップには熱狂し、「ニッポン!ニッポン!」と叫んでいるのである。もう少し、この国を大切に思う心を育てようよ。国を愛するということは、その国土を愛するということだし、そこにいる人を大切に思うことにつながるのだから。
 精神の定まらない幼い子どもたちに、日の丸を踏みつけ、君が代をないがしろにするよう教えるサヨク教師が、この国に与えてきたダメージというのは、はかりしれないほど大きい。