そりゃぁウナギイヌでしょ

 先日、金美麗さんの講演会を聴きに行ったことはここで書いた。その時に、金さんが、河村名古屋市長を「パフォーマンスが多すぎる。そんなことで点数を稼ぐな」と酷評した。
 同様のことは凸凹コンビの相方の大村愛知県知事にも言える。これを見ていただきたい。
https://twitter.com/cosplay_summit/status/361785279276785665/photo/1
 朝日新聞三河版にも載った。多分、知多版にも尾張版にも載っていると思う。とりあえず社会面でなくてよかった。こんな写真が全国に流れてみなさいよ。愛知の恥だわさ。
記事中にこうある。
《知事と市長は人気アニメのキャラクターに扮し、PRに一役買った。》
《大村知事は悟空の必殺技「かめはめ波」を連発。》
 アホか!歴代の知事ならこんなことはしなかっただろう。なにしろ目立ちたくてしかたがないのである。それにしても目立ち方というものを考えなければいけない。知事、代議士など、降りて来てはいけない限界線というものがある。それを易々と超えて大衆とバカ騒ぎをしていれば人気が保てるとでも思っているのか。そんなことばかりしていては政治が腐る。
 評論家の呉智英さんが言われた「ポピュリズム」すなわち「大衆の人気を得ることに重点を置いた政治的態度」は恐ろしいものだ、ということにそろそろ自覚的にならなければいけない。
 安倍首相が29日、被災地の宮城県石巻市南三陸町を訪問し、福祉の現場を視察した。リーダーがするべきことはこういったことなのだ。おもろい政治家より尊敬される政治家であることが大切だと思う。