「石山の 石より白し 秋の風」 芭蕉の名句である。この句を詠んだのは加賀の国の那谷(なた)観音。同行の曾良と別れ、単独で那谷寺に行く。そこで寺を囲む奇岩を眺めながら白い風を感じたのだろう。『おくのほそ道』には「奇石さまざまに、古松植えならべて…
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