傍若無人

 よく言うよ。
 支那中国の《商務相はデモで中国系企業などが襲われ、中国人が死亡したことを強く非難。被害弁済などの交渉を求めるとともに、投資環境の改善を求めた。》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140517-00000044-mai-int
 死者が出たことはいかん。ベトナム人もまだまだ民度が低い。しかし、支那中国もどの面を下げて、ベトナムに建物などの被害弁償を求めるのだろう。己らは反日デモで、日系企業にやりたい放題で、その上、被害弁償の「ひ」の字もない。ところが彼我が変われば、ベトナムにそんなことはなかったかのような高飛車要求をする。恥も外聞もないおもいきりのダブルスタンダードだ。ある意味、中国共産党らしいといえばらしいのだが、世界から笑われているなんてことは、気にも留めないらしい。

 フィリピンでも反中デモが顕在化してきている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000136-jij-asia
 ようやくASEAN諸国も、支那中国が無法者だということに気がつきはじめた。チベットウイグル内モンゴルなどは、中国共産党にいいように蹂躙されてしまったが、今からでも、まともな周辺各国が連携することで、良識あるダライ・ラマ十四世やウイグルの母ラビア・カーディルさんたちとも手を取り合って、支那暴風に対抗していかなければならない。

 支那中国は大きい。13億5000万の人口と、950万平方キロ、日本の25倍の国土を有している。とにかくスケールはでかい。でもね、周辺諸国や周辺民族を合わせれば、じつはそれほど恐れるに足らぬものだとも思っている。要は、この70年くらいは周辺勢力糾合のリーダーが不在だったのだ。本来は日本がその役割を果たさなければならなかったところだが、欧米の罠にはまって萎縮し、戦後左翼の台頭で腰抜け国家を全世界に晒してしまった。本当に社会党社民党の罪は重い。
 でも、そんなことを悔やんでいても仕方がないので、今からでも支那中国周辺の国家・地域の兄貴分としてリーダーシップを発揮することである。
 100年後の歴史に、「21世紀、極東の小さな国がリーダーとなって、アジアを平和で民主的な地域にしました。その小さな国の名前は日本といいます」と書かれることを夢見ている。

 支那中国よりの教祖をいただく創価学会が、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認について異を唱え始めた。この国は政教分離ではなかったのかにゃ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140517-00000006-asahi-pol
 コラムニストの勝谷誠彦が、昨日の有料メールで《日常の生活でもわかるように、不自由というのは常に何か危ないことと背中合わせだ。軍隊を不自由のもとにおくほど危険なことはない。集団的自衛権の議論とは、そういうことなのである。》と言われている。さすが、勝谷さん、表現の仕方が上手いなぁ。