東シナ海の死

 東シナ海が死のうとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130805-00000519-san-bus_all
 この現実を見た時、将来の歴史家たちは、昭和の初めに大東亜共栄圏を構築しようとした日本人を笑うだろうか。支那中国は経済的に発展はしている。しかし、モラルは中世に置き去りにしてきてしまった。このまま支那中国のやりたい放題を野放しにしておくと、海洋資源だけではなく、あらゆるところで支障が生じる。
 昭和初頭に大陸を倫理観の強い日本に任せておけば、東シナ海は死なずに済んだものを……そんな未来の歴史家たちの嘆きが聞こえてくるようではありませんか。

 海洋や大気には壁は立てられない。地図上に国境はあっても、すべてはオープンで彼我はつながっている。とくに風下に隣接している日本などとんでもなく迷惑なことは言うまでもない。
 遠からず東シナ海は死ぬ。海洋汚染には歯止めがかからないし、資源保護という思想がそもそもないのだから困ったものだ。虎網などというルール違反の漁具で、力ずく根こそぎに海洋資源を奪っていくやりかたは、なるほど支那中国らしいやり方で、将来のことなどどうでもいいという現世主義の最たるものと言える。
 支那中国人にモラルを求めるのは徒爾なのかもしれない。意識としては、未だに「水滸伝」の延長上にあるような国柄だから。
 もちろん日本だって同じような連中はいる。しかし、日本はそれを法治によって、なんとかギリギリのところで守らせている。彼の国、人治国家である。つまり人民に共通したルール・価値観というものが存在しない。人の裁量権に委ねられているところが多い。裁量権をもつ人物が君子ならいいが、残念ながら小人ばっかりだから始末におえない。
 彼の国、人治主義で、人民は放任され、金を儲けるためならなんでもオッケーという風土ができ、周辺諸国はそのあおりを受けて迷惑なことこの上ない。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/655500/
 外食産業を中心に入り込んでいる支那中国産品の安全性など恐ろしいばかりである。
 この迷惑な隣人とどう付き合っていくか、それが問題だ。