深泥池 その2

(上から読んでね)
 さて、ここからが本論である。外来種はかくのごとく日本の風土、動植物に対して大きな影響を与えている。何種かの日本独自の動植物は絶滅させられた。これからも手をこまねいていればどんどんと日本固有の種は絶滅を続けるだろう。
では人間はどうか。
 少なくとも西三河では、外来種が爆発的に増殖している。休日のサイクリングロードでは日本語より外国語を聞くほうが多い。夜間の公園でもそうだ。ワシャのようにごつい男でも近寄るのが恐ろしいくらいなのである。20世紀末にトロタ自動車の偉い人がブルーギルを放ったお蔭で西三河は外国になりつつある。自宅にいながらにしてブラジル、フィリピン、ベトナムに行ったような錯覚に陥れるのだからありがたいことじゃ。(合掌)
 外国人労働者ガストアルバイターとして歓迎していたヨーロッパ諸国が今どんな問題を抱えているか現実を直視したほうがいい。底辺労働を外国人に委ねるのに慣れてくると、国民、特に若者の勤労意欲を削ぐことにもつながっているのだそうだ。日本固有の種が根腐れをはじめている。このことは延いては日本という国の根幹を脅かす危険性すら包含しているといっても過言ではあるまい。
 日本の国策は「攘夷」と「鎖国」しかない(笑)。笑い事ではない。

 なお「富士火力演習の人々」は明日ということで。