議員の資質

 昨日、刈谷イトーヨーカドーに買物に出かけた。そうしたら玄関前の歩道で刈谷市議会議員のKさんが街頭演説をやっていた。炎天下の中で汗を拭きながら一所懸命に政策を訴えかけていた。頭が下がる。

 ワシャは基本的に市議会議員を始めとする地方議員の資質を疑っている。バカが多いと確信している。しかしその中にもKさんのように精一杯やっている議員さんが若干だがいることも確かだ。西三河の5市(碧南、刈谷安城知立、高浜)に126名の市議会議員がいるが、本物の議員がはたして何人いるだろうか。以前にも書いたが
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20050510
特上議員は5人いるかどうかというお寒い状況にある。もちろん冒頭のKさんや、年間100日も街頭演説に立つという知立市議会のHさんは「特上」だ。この二人は「梅」の議員から妨害を受けながらも頑張っている。
(妨害する奴らは、「俺たちは街頭演説など面倒くさいのでやらない。だからお前だけ目立つんじゃない。横並びで遠慮していろ」ということらしい。悲しいくらい無能な連中だ。)

 さて今朝の朝日新聞三河版に「豊橋市議、群馬の店で暴言」という記事が載った。話はこうだ。自民系の若手議員(年齢的にはKさんやHさんと同世代)が前橋市インターネットカフェで「柔軟性がない群馬県のような田舎はだめだ。豊橋からきて負い返すのか」などと大声で騒いだらしい。
 早速、ネットでこの議員を調べるが、豊橋市議会というのは極端に情報の少ないところで議会のホームページからは所属委員会程度しかわからなかった。またこの議員についての情報も希薄で、ネット検索に引っ掛かったのは、「皇室典範改正阻止」を目指していることくらいか。
 前橋市のネットカフェでトラブルを起こしているので、てっきり自分のホームページかあるいはブログを書き換えに行ったのかと思ったがそうではなかった。豊橋市議会で自身のホームページを立ち上げている議員は40人中わずか3人で、この議員はその3人の中には入っていなかった。この時代にこの若さでねェ……ご愁傷様。

 悪貨は良貨を駆逐するというが、特上の市議お二人にはそんな逆風(バカ)に負けないで頑張ってください。応援してますよ。