読書の友だち その1

 今、ワシャは近所のダイソーを回って、「ページストッパー」なるグッズを買いあさっている。もう20セットくらい買い占めた。
 形状を説明しよう。全長は80ミリ、銀河系を横から見た形だと思えば間違いはない。その星雲の中心核の部分に直径20ミリほどの楕円の穴が開いていて、そこから星雲の腕の部分が30ミリ両側に延びている。穴の垂直方向の片側に、20ミリ×20ミリの小さな切妻の屋根がついている。この屋根を小屋裏側から親指の腹で押さえて、屋根の棟を本ののどにはめ込むようにして使用する。
 ええい、文字で説明するよりも見た方が早いってか。
http://northfox.cocolog-nifty.com/stationery/2009/03/post-13fc.html
 ネットをあちこち探しまわったけれど、この写真しかありまへんでした。まぁこんな感じですわ。
 これがなかなか優れものでしてね、ワシャは通勤時に自転車を押しながら、読書をするのだが、この時に片手で本を持たなくっちゃぁいけない。今までは、親指と小指で両方のページを押さえて、本を開いていたので、時に小指がつってしまうようなこともあって辛かったのだが、このページストッパーを使うと、親指と人差し指だけで文庫を支えることができ、小指にストレスがかかるようなことがないのでありがたい。ページをめくるのが面倒くさいが、あらかじめ10ぺージほどの角を追っておけば、ページストッパーの角でめくることもできる。ただし、このやり方には少々熟練を要しますがね。
(下に続く)