五輪の応援 その2

中国大使館がホームページに邦人応援団にこれだけの注文をつけている。
まずは競技会場に持ち込み禁止のもの。
(1)紙パック、缶、ボトル入りの飲料および食品
(2)ライター、マッチなどの点火器具
(3)刃物、バット、長い柄の傘、長い棒、カメラ・ビデオカメラの三脚など先の尖ったもの
(4)太鼓、ラッパ、ホイッスルなどの鳴り物
(5)旗竿、五輪非参加国・地域の旗、長さ2mまたは幅が1mを超える旗
(6)全ての横断幕、スローガン、ビラ等の宣伝品および展示品
(7)席に収まりきらない大きさの手荷物
(8)無許可の専門的な撮影機器
(9)動物(盲導犬を除く)
(10)ベビーカーと車椅子以外の歩行補助器具
(11)無許可のトランシーバー、拡声器、ラジオなどの無線機器
 観戦マナーや観戦時の服装にも細かく触れている。あんたには言われたくないというものが多い。
(12)観戦中に「がんばれ、ニッポン!」等の横断幕を使用して応援することは禁止。
(13)集団で同じデザインや特定の企業名が入った服や帽子を着用して応援することは禁止(万一のトラブルに備えて、観戦時には着替え等を準備すること)。
(14)集団で大声を出して野次ったり、騒いだりする挑発的な行為は禁止。
(15)混乱が起きた時は、勝手な判断はせず、場内の係員や放送の誘導に従うこと。
(16)過去の歴史を容易に想起させるものを持ち込まない。
 会場外での注意事項まである。
(17)外出の際には、必ずパスポートを携行すること。また、夜間はできる限り複数人数で行動し、深夜の外出は避ける。
(18)ここは外国であるという自覚をもって、公共の場で日本人だけで大勢でかたまって大騒ぎはしない。特に、バーや盛り場において飲酒する際は、言動には十分注意すること。
(19)「バカ」や「バカヤロウ」は、中国のテレビや映画で日本兵が中国人に対し口にする言葉であり、中国人は誰でも知っているので口にしない。
(20)買春行為(性的なマッサージを含む)は違法行為であり、15日間の拘留、国外退去など厳しく処罰されるため十分注意すること。
(21)外出に際しては、可能であれば携帯電話を携行し、緊急連絡先を必ず控えておくこと。