ウソまみれ

 8月9日の日記に《56の民族の衣装を身にまとった漢民族の子どもたちが中国共産党の旗を国旗掲揚搭まで運ぶ。》と記した。だって、どうみても、ウイグル族チベット族などの顔立ちを持つ子どもがいないんだもの。
 そうしたら今朝の朝日新聞に《開会式また「偽装」少数民族…実は漢民族》という記事が載った。北京五輪組織委員会の王偉副委員長は完全に開き直った。
「これは演出だ。子どもたちが各民族の衣装を着ることはごく普通のこと、演出に対する考え方が違う」
 だったら開会式で「中国56の民族を代表して……」などとウソをつくな!「北京市内のちぴっ子たちが、中国56の民族衣装を着て登場しました」とでも言え。どうしていたるところにウソが出てくるのだろうか。
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