「福」という「禍」

 組織が談合によって人選をすると、どうして「愚物」ばかりが登場してくるのだろうか。愚物を戴くと国は滅びまっせ。
 世論や人気を背景にして首相になった小泉さん、安倍さんは、瑕疵はあるものの、それなりに信頼感があった。しかし、福田さんはだめだ。ワシャも長いこと国政を見て来たが、これほどのグズチン首相は見たことがない。この人の記者会見は、首相のそれではない。批評家のそれか、あるいは街頭インタビューに答えるサラリーマン程度のものである。政治家の命は言葉ではないのか。問題は多かったにしろ小泉さんや安倍さんの言葉には力があった。福田首相の言葉は、どこか尻の方から空気が抜けているんじゃないかと疑いたくなるほど、スカスカで空疎そのものだ。
 福田首相、外交では「相手が嫌がることをしない」という。それじゃぁ、我が日本は中、露、韓、米の言いなりということだわさ。その不甲斐ない外交を全世界が見ている。そんなグズチン国家にどこが敬意を払うものか。
 その上に、何事にも結論を出さない「玉虫色決着」が福田さんは大好きだ。でもね、それって国民に対して何の責任もとらないという無責任体質に他ならない。あー情けない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000044-san-bus_all
 福田さん、またやってくれました。
 経済産業省自動車税の見直しをするんだとさ。エンジン排気量ではなくてCO2排出量を基準にして税額を決める方式に切り替えていくのだそうだ。ほおお、CO2削減につながるではあ〜りませんか、ちょっと聞くとなんだか良さそうな雰囲気がありますね。でもね、ずる賢い官僚どもに騙されてはいけません。ハイブリッドカー燃料電池車、電気自動車という高価な車両を優遇し、貧乏人が乗っている軽自動車の税率を上げようというんだからたまりませんぞ。結局、CO2削減という錦の御旗を掲げながら増税をしようという腹なんですよ。

 こんな増税を画策しながら、裏ではこんなことをやっている。ここからは単なる噂話(笑)だからよろしくね。
 国土交通省が、全国の自治体に平成20年度予算の追加要望を御用聞きのように聞きまくっているらしい。どうやら予算消化が捗々しくないようだ。来年度予算を減らしたくないから、今年度予算をじゃぶじゃぶと使っておかなければならない。未だにこんな行政をしていて何が増税だ。官僚べったりのグズチン首相を早く引きずり下ろせ!