森本講演 その2

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北朝鮮は外貨がほしい。原油を買うにしても、政府高官や軍幹部の贅沢品を日本から仕入れるにしても外貨が必要だ。だから武器を輸出し、本物より美味しいニセ米タバコを売り、ニセドル紙幣を偽造するのだ。
○因みに政府高官、軍幹部の贅沢品というのは、せいぜいハム、チーズ、メロン、イチゴ程度のもので普段日本人が口にしている程度のもののこと。それすらマンギョンボン号の最後のころには積まれなくなっていた。それほど北朝鮮は外貨に困っている。
北朝鮮の目的は国家の発展とか、国民の幸福というものではない。現体制の維持以外に目的はない。
北朝鮮アメリカにマカオの銀行を押さえられたのが痛い。外貨が入ってこないと、とくに軍幹部に美味しい思いがさせられないので体制が崩壊する危険性すらある。
○現在、日本が受けている脅威は、直接的なミサイル攻撃による脅威、体制崩壊による難民流入の問題、難民に混じってくるテロリストなどである。これらに対して何の手も打たないというのは、どう考えてもおかしいのではないか。だから地方自治体(とくに県)は情報収集をして広域的な行政区域で住民の安全を確保するために努力しなければいけない。
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