祝!100万人

 ようやく愛知博の入場者が100万人を超えた。なかなか苦戦のようだ。大阪万博との比較では、この8日(金)、9日(土)、10日(日) は26%、46%、32%の入場者があり、7日以前の1割代と比べてば随分と高い割合になってきている。ただ大阪万博の8日、9日、10日は水、木、金だったので、厳密には状況が違う。比較的、同じ条件の春休み明けの最初の週末と比較をしてみても、それでも27%、37%、19%の入場者を確保しているので、ううむ、明るい兆しが見え始めたか・・・
 どちらにしてもゴールデンウィークの入場者数で1500万人を突破するかどうかが見えてくるだろう。
 しかしせっかく100万人を超えたにもかかわらず、協会は「まだ100万人と思われては、不人気なのかと誤解を受ける」と達成記念イベントを見送ったという。アホかいな、不人気なのはもうばれている。なんでもかんでも、理由をつけて大騒ぎをすべきなのに、こういった協会の消極姿勢が博覧会全体の準備不足、朝令暮改につながっているということに未だ気がつかないらしい。
 で、その朝令暮改だが、トトロの家の入館予約方法が変更される。従来は特設電話かコンビニの情報端末で申しこめたのだが、予約の殺到や転売目的の予約が相次いだために、ついに超アナログなはがき申し込みにするそうだ。こうなると協会のヒラ職員が大変になる。まぁ臨時職員を雇うのだろうけど、鳴り物入りで導入したシステムが早くも立ち行かなくなってしまうとは、さすが愛知博。
 また引換券を持っていても入館しない人が1割も出たから、予約人数を1割増やすそうなんだけど、あらかじめキャンセルを見こんで少し多めに発券するなんてことは、どこのイベントでも常識なんですけど・・・協会のプランナーはご存知なかったのかな。
 今日は雨模様だ。平日でもある。ある意味、今日の入場者が愛知博の今後を占う一つの指針を与えてくれるような気がする。
 がんばれ愛知博。