連休二日目 その2

(古本屋の閉店)
 足しげく通っていた古本屋が立て続けに2軒閉店をした。このところのブックオフの攻勢についに白旗をあげた格好である。そりゃぁ勝負にならないって、まず店舗規模が違うし、値段に差がありすぎる。古本屋で700円の単行本がブックオフでは50円(刈谷高倉店)で売っている。この間も「日本の古本屋」で「新ファッションビジネス基礎用語辞典」を2000円(定価3050円)で購入したのだが、同じ本がブックオフには100円で出ていた。これでは零細の古本屋はたまったものではない。
 と、いいながらも庶民のワシャは50円の魅力には勝てないのだった。昨日もブックオフに行って、50円本を買いこんできた。
堤義明の経営魂」、「信濃の一茶」、「くすりの事典」、「父性の復権」、「タレント文化人100人斬り」、「日本語の正しい表記と用語の辞典」、「『明治』という国家(上)」、「東京の地理がわかる事典」、「妄想中学ただいま放課後」、「橋本龍太郎全人像」、「若手お笑いタレントの部屋天の巻」、「若手お笑いタレントの部屋地の巻」、「一冊で哲学の名著を読む」
 計13冊で850円なり(「日本語の正しい・・・」が250円のため)。町の古本屋さんには悪いけど、この値段の格差は如何ともしがたい。日々、時間つぶしのための雑本購入ならブックオフに軍配を上げざるをえない。
 この時代、旧態としたやり方では古本屋の経営は成り立たなくなってきている。頑張れー!まともな古本屋さん。そのあたりは「古本屋の女房/田中栞著」に詳しいのでそちらに譲ることにする。