悲惨な事故が起きてしまった。
東海道本線にはよく乗るけれども、時々、そのスピードが速すぎて怖くなることがある。とくに直線の多い岡崎−名古屋間では日常的に感じる。その時にふっと頭を過ることがある。「今、阪神・淡路や新潟県中越クラスの直下型地震が起きたらどうなるだろう」と・・・大地震 → 脱線 → 転覆 → 大破 → 大惨事(えらいこっちゃ!)
とくに刈谷−大府間には猿投山高浜断層というでかいやつが潜んでいる。国の見解は17,000年前に地震が起きているので当分は心配ないということだったが、地震予知の低レベルさから考えれば、そんなものどうだか分かるものか。
今、刈谷−名古屋間を新快速が16分で走っている。速い。確かに大量に早く乗客を輸送するというのは大切だとは思うけれど、あまりにも人命を軽視していないだろうか。ワシャは刈谷−名古屋間が30分かかってもいい。のんびり走ってくれたほうが精神衛生上にもいいし、ゆっくりと本でも読んでいればいいのさ。
事故原因は今のところ判明していないが、それにしても運転手が運転歴11ヶ月の初心者マークだったとは・・・自動車の免許でも1年間は若葉マークをつける。ワシャは初心者の運転する車には乗りたくないし、乗ったら「スピードは出すな」、「急ブレーキは踏むな」、「急ハンドルをきるな」と姑にように口うるさく言うだろう。だって経験が浅いんだからとっさの時の判断は絶対に甘くなるのだ。運転下手なやつと心中なんてご免だからね。
人件費削減もいいけれど、初心者マークのとれていない運転手に単独で操作レバー握らせるとは、無謀だ。
そして、冗談ではなくゴルゴ13を見習って、電車に乗る際には最後尾の車両を選ぼう。絶対に安全だとは言わないが、生き残る可能性は高いはずだ。
JR西日本の垣内社長が尼崎市の総合体育館を弔問に訪れたとき、入口で待ち構えていた記者たちが社長の行く手を阻むように立ちはだかった。そしてバカな記者が、「説明しろ」と社長に怒鳴っていたが、本当にバカなヤツだ。テレビ報道を見れば、事故原因の調査よりも被害者の救出が優先されていることは一目で分かる。社長が説明するネタを持っていないことは明白だ。にもかかわらずバカ質問を吐いてバカを丸出しにしているヤツがいる。今はそんなことをしている場合ではない。犠牲になられた方々への弔問が最優先だろう。道を開けろ、抜け作ども!