別れの季節

 昨日は訪問者が多かった。午前中は2人、午前10時の客は、ちょっと生々しくて言うのが憚られる。肩書を言うだけで、「なんを企んどんねん?」と思われてしまうので言えない(笑)。
 午前11時のもう1人は同業他社の人であった。だから言っても差し支えはない。遠く長崎の関連会社から、1年間の任期で三河の会社に単身赴任していた人。先日は新聞にも紹介されていた。ひょんなことで知り合って、いろいろな情報交換をしたりするメンバーになっていた。そのかたが、この3月末をもって帰任されるということで、そのご挨拶に来られた。何度か我社に来訪してもらったし、先様を訪ねたこともあった。その内の何回かは一緒に痛飲したものである。とてもサバサバとした九州男児で、話していて気持ちいのいい人だった。
 ちょうど昼にかかったので「じゃあ飯でも食いに行きますか?」と誘うと、「車に財布を置いてきてしまった」と遠慮をされる。ワシャは胸をど〜んと叩いて(ゲホゲホ)、「ワシャの縄張りでそんな心配はいりませんがな」とそのまま鰻屋に向かった。
 鰻屋に入ると、どこかで見た店だなぁ……と思いましたぞ。ううむ、よく見れば、前日の夜にこの店の北玄関から入って宴会をやっていたところでした。この店は、北玄関から上がると料理屋、南の大通りから入ると鰻屋になっている。別々のところから入ったので気がつかなかったわい(笑)。
 そこで遠来の客に鰻をごちそうした。粗飯ではあったが美味い美味いと舌鼓を打ってくれた。食事をしながら長崎の歴史や長崎と三河の交流について議論を交わす。次の予定もあったので小一時間しか話が出来なかったが、楽しい時間が持てた。
 店を出て、最後に別れるときに「お元気で!」と声を掛けると少し涙ぐんでおられた。故郷に妻子を残して、単身赴任でホントによく頑張ったもんね。お疲れ様でした。

 いい話の後で興ざめなのだが、目についてしまったので書いておこう。
 評論家の石平さんがツイートしていた。
《昨日の反安倍デモで「安倍を監獄へ」のプラカードが林立する光景を見て唖然とした。司法が法的手続きに沿って罪のある人を監獄に送るのは法治主義であるが、政治的デモで誰かを「監獄へ」と叫ぶのは単なる人民裁判。かつての中国の、無法の紅衛兵が行った恐怖の粛清とはなんの変りもないのである。》
 まったくその通である。そう思って他を見ていたらこんなのに当たった。
https://twitter.com/hyakutanaoki?t=1&cn=ZmxleGlibGVfcmVjc18y&refsrc=email&iid=facfe7e57074434bb574209e513ef7b0&uid=195923081&nid=244+272699405
 中国の簡体字をつかった横断幕である。この字は日本人には描けない。明らかに支那人が日本人に化けて政権転覆デモ活動を起こしている。漢字ばかりは慣れというのもあるのだろう。使っているうちに日本の漢字か、中国の簡体字かわけがわからなくなっちまって、またあの連中の大雑把なところで確認もせずに横断幕をおっぴろげてしまったんでしょうな(嘲)。
 これは明らかに日本人の手によるものではない。支那人が背後にいる、というか前面にいる。長野オリンピック聖火リレーの時の支那のやったことを思い出してほしい。共産党の指示であれだけの支那人が動員できるのである。そして現在も支那に強硬な日本の政府を倒すために、着々と手を売ってくる。ときおり馬脚を現すが、鈍感な日本人はそれをスルーするからそれほど心配もしていないのだろう。

 国際政治はお花畑ではない。支那ばかりではなくアメリカ、韓国・北朝鮮だって日本から利を掠め盗ろうと必死なのである。だから守る方も必死になってやらないと目は抜かれるし、ケ●の毛まで抜かれることになる。