頂へ 登る人落ちる人

 岡村淳司著『頂へ 藤井聡太を生んだもの』(中日新聞社)を読んだ。
ううむ……なかなかおもしろかった。藤井聡太に関わる人間ドラマがいくつも織り込まれていて、将棋版『幻庵』(百田尚樹氏の小説)を読んでいるようだった。この本については、また、読書会でパセリ君たちと議論をしなくちゃいけない。だから感想は温存しておくことにする。ただしこれだけは言っておきたい。藤井聡太のファン、将棋ファン、にわかに将棋がやってみたくなった方にもお薦めの一冊だ。

 ティラーソン国務長官が解任された。名前から親戚のオジサンのような気がしていた。テラーサン国務長官トランプ大統領よりも人相がよかったので信頼していたが、この人も辞めさせられたか。どんどんトランプ政権は薄くなっていく。西部邁さんが言っておられたように、日本も真剣に核武装論議を始めたほうがいい。

 昨日、友だちから御園座初日のチケットを受け取った。御園座の長い歴史の最初の第一歩に足跡を記せる。その椅子に座るのはなにしろワシャが最初ということで、これも嬉しい。2階11列45番である。大向こうの席(シートの頂に近い)だね。これは記念になる。
 舞台には白鸚幸四郎藤十郎吉右衛門など歌舞伎界の最高峰が集まる。楽しみだなぁ。
 米吉くんが、化粧坂少将を演じるこれも期待できそう〜。