まちづくり

水木しげる聖地に登場した「砂かけ婆の砂」→反響ありすぎて即撤去に 鳥取県「遊び心のつもりが…」》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000004-withnews-l31
ツイッターなどで話題になっていることを聞くと、「(設置して)ツイッターなどで気づいてくれる人がいるなとうれしく思っていたが、あんなに広がってしまって驚いている」と担当する維持管理課の課長補佐の奥本倫久さん(47)。そして、反響が大きくなりすぎた結果、鳥取県はついに31日中に看板を撤去しました。奥本さんは「庁内や関係者との協議で不適切という話になった。関係機関との調整を進めずにしてしまった。遊び心がすぎてしまったと反省しております」と平謝りでした。》
 なにが不適切だ。昨今の人間には「シャレ」が通じなくなっている。こんな素敵なアイディアを葬り去ろうというのは罪である。遊び心が、輝く街を創り、そこに住む人々や妖怪の潤いにもつながる。これを町の人がやっていれば、行政も多少は黙認するのだろうが、県の職員がやったことが問題なのだろう。こういったことが大きな話題になると「なにかあったら誰が責任を取るんだ」というシャレの通じない上役が登場する。協議をすればマヌケな正論が幅を利かせるのだ。保身最優先の上司の一言で「撤去」とあいなる。これではおもしろいまちづくりはできない。

 まちづくりと言えば、以前にこんなことを書いている。
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20130127
 羽咋市役所の高野誠鮮(じょうせん)さんの話である。スーパー公務員は今年、カッコいいまま行政を退職された。退職されても元気だ。
https://www.facebook.com/johsen.takano
を見ると、おおお、紺野美沙子さんと交流があるようだ。紺野さんは実はワシャの町ともご縁があってね、その紺野さんが「でんでんむしのかなしみ」を朗読されるのだそうな。「でんでんむしのかなしみ」と言えば、新美南吉ではあ〜りませんか。つながったつながった。なんか仕掛けようかなぁ。