銀の食器

 小林よしのりさんが舛添都知事に関してこんなことを言っている。
《わしはこういうコソ泥にこそ銀の食器を与えたら見違えるように働くのじゃないかと思っている。》
 ここに出てくる「銀の食器」は、『レ・ミゼラブル』で、主人公のジャン・ヴァルジャンが司教からもらった銀の食器のことである。都民は司教のやさしさをもって舛添氏を許すべきであろう、そう小林さんは言っている。舛添氏に「知事」という銀の食器をもう一度与えてみる。それもひとつの方法だろう。銀の食器を与えられ、どう悔い改めるか見極めればいい。
 今朝の「新報道2001」
http://www.fujitv.co.jp/shin2001/
で、やっぱり舛添知事を取り上げていた。その中でゲストの誰かが言ったことが印象的だった。
「これは人民裁判ではないのか」
 ううむ……このあたりにも意識をおきながら週明けの総務委員会を注視することにしよう。