講演会の続き

 昨日の「ひるおび!」を見た。といっても職場にテレビがないので、録画をしておいたものを夜に再生した。
 ゲストは、一昨日講演を聴いた田崎史郎氏がメインゲスト席に座る。その隣から伊藤惇夫氏(政治アナリスト)、北川正恭氏(元三重県知事)、片山 善博氏(元鳥取県知事)、佐々木信夫氏(中央大教授)が居並んでいる。その人たちが舛添都知事の辞職の確率を事前予想していたものがボードで示されていた。80%辞めると予測したのは田崎さんと佐々木さんだけで、残りの人たちは20%だった。さすがの伊藤惇夫氏もぐうの音もでなかった。
 確かに田崎さんが言った「都知事は36時間以内に辞任する」は当たった。その際に言っていたのは「評論家やコメンテーターはデータも裏付けもなしに適当に発言しているから」と厳しいことを言っていた。
 その他の発言の続き。
〇女性国会議員は変なのが多い。一番ダメなのは片山さつき佐藤ゆかり、ダメなエピソードは山ほどあるが、それが端的に分かるのは、いつも秘書募集をしていることである。秘書が長続きしないというのは、そのまま政治家のモノの悪さを物語っている。
都知事候補で名前の挙がっている中に小池百合子について、安倍首相が言っていた。「あの人の動きを見ていると自分の調子がよく分かる」それはどういうことがと言うと、少しでも政権の調子が悪くなると離れていき、調子が戻ってくるとすり寄ってくる。機を見るに敏というか、手のひらをすぐに返すというか。一番信用できないタイプ。
〇現在の安倍政権は国際経済や中国に足を引っ張られながらもよく頑張っている。安倍さんが成蹊大学、麻生さんが学習院、菅官房長官が法政、岸田外相が早稲田、こうやってみると政治家というのは東京大学京都大学などより私立大学のほうがいいのかもしれない。
小泉進次郎さんも関東学院大学という偏差値39の大学を卒業している。息子(田崎さんの)に聞いたら「名前さえ書ければ受かるような大学」と言っていた。進次郎さんにも確認したが「大学時代は野球ばかりで勉強はしませんでした」と言い切っていた。しかし、田中角栄以降ずっと政治家を見てきたが、進次郎さんはモノが違う(モノがいいということ)。舛添氏、片山氏などとは本質的な資質が別物である。
 確かにそう言われて『国会便覧』を見なおしてみると、東京大学出身の影は薄いなぁ。