体重

 週末に友だちとちょいと呑みにいった。
 このところ、知人に会うと「ワシャさんやせたね〜」というのがお決まりだった。「やせたやせた」ってブーデーだったころは、うれしかったけれど、BMI(標準体重)が基準値を下回ってしまった現状では、会う人ごとにそう度々言われ続けると、「嫌味かよ」って思う(そんなことはないスよね)。
 確かに、ピーク時に比べると12キロほどダイエットした。そりゃ見た目もスッキリしますわなぁ。最近、建物の入口の自動ドアのガラスなんかに自分のシルエットが映るのを確認して、「お!スラリとしているじゃないか」と自画自賛(バカ!!)している。
 それが、週末に一緒に呑んだ人は「あれ、ワルシャワさん、少し太りましたか?」と言ってくれたのだった。
「えええ!?」ってなもんですわ。表情にこそ出さなかったんですが、ここ2年くらい「やせたやせた」の大合唱だったので、驚き桃の木山椒の木。だからこういう一言はうれしい。それだけで元気になる。
 家に帰って、さっそく体重計に乗ってみた。増えていた。もちろん飲食後であることを考慮して一定の重さは差し引いての話。翌日、あらためて空腹時に計測し直したが、やはり1キロほどの回復がみられる。久しぶりの体重増だ。いとうれし。

 実は、12月に胃の具合がよくなかった。年末ギリギリにどうにも耐えられなくて、掛かり付け医に相談すると「では久しぶりに思い切り検査をしてみますか」という話になった。うえ〜ん、年が明けてエコーや血液の検査と一緒に胃カメラも飲むことになったんダス。ワシャは、胃カメラを飲むのが本当に嫌なんですわ(泣)。だから年末から年始にかけて痛い胃を抱えながらいささか憂鬱な日々を過ごした。
 にも関わらず、年末年始とかなり暴飲暴食をして過ごし、松が明けて胃の検査、結果はよくないだろうと予想しながら検査に臨む。食道から胃、十二指腸にかけてカラー映像を診ながら医者曰く「きれいなもんですわ」だそうな。エコーでも異常は見られず、血液検査も正常だった。胃は本人よりも元気だった(泣笑)。それで少しホッとしたのだろう。そんなことで体重が微増したんでしょうね。

 ホッとして呑んだ居酒屋の熱燗の美味かったこと、牛筋の煮込みが絶品でした。
 あ〜また呑みに行こうっと。