六曜つづき

六曜付きダイアリー配布へ 佐伯市、市長のおわび添え》
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/216801
 大分県佐伯市の作成したダイアリーが議論をよんでいる。12月27日の日記
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20151227
にも書いたけど、「六曜」の記載が「人権侵害」につながるというところが、どうにも納得がいかない。上記のニュースでは「市役所内からの指摘」があったらしい。おそらくは人権を扱っている部署か、あるいは人権に敏感な職員からの指摘だろう。
 ネットを見回しても、人権派からの「六曜」に関する明確な主張は見つけられなかった。ただ「六曜」が古い因習に寄った根拠のない「区別」なのでダメだということらしい。差別が社会に根づいていた過去の伝統や因習を否定する、あるいは、そういったものを日常的に利用することで、「差別感情」の助長・復活につながるから……という理由のようである。
以前に同様のトラブルが滋賀県であった。今回が大分県である。ふむふむ、西日本というと大雑把に過ぎるかもしれないが、こっちのほうは、なんとなく納得できるなぁ。どちらも伝統・因習に関して拘泥する雰囲気が色濃く残っている地域のような気がする。
六曜」のように根拠のないことを言ってはいけませんね(笑)。